london fashion week pt.6
2017.04.22.
Posted on 04.22.17
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Posted on 04.21.17
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Posted on 04.16.17
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Posted on 04.15.17
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Posted on 04.14.17
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gap COLLECTIONSの2017-2018 AUTUMN/WINTER が届きました!
今回はもうパリのことしか喋らないですが、gapのパリコレの最初に紹介されてたのはデムナ・ヴァザリアによるバレンシアガでした!
最初、デムナがバレンシアガに就任してから比べると、デザイナーのアヴァンギャルドさとメゾンのクチュリエとの歯車が上手い具合に噛み合って洗練されてきた印象を受けます。
メンズコレクションではケリングのロゴを前面に出したり、今もBALENCIAGAのロゴキャップが飛ぶように売れていたりと、個人的には嫌いな部分もありますが、それでも最初は絶対買わん!って思ってたデザインもこの前のコレクションでは(買うかどうかは別として)いいなと思うものもいくつかありました。
デムナではヴェトモンのコレクションも、(これこそ自分はゼッタイに買わないですが) やはり見ていてとても面白いコレクションでした。
いろんな人物に模したモデルが次々と現れ、モデルはその外見のキャラの内面の性格までも乗り移っているかのようでした。
ランウェイでモデルが前のモデルを追い越すなんて発想は、デザイナーのインスピレーションが服だけではなくカルチャー全体を創り上げてるからこそできることです。
これは、いくらお金をかけてもシャネルとかには逆立ちしてもできないことです。
他では、マリア・グラツィア・キウリによる「青」に染め上げたコレクションもとても印象的でした。
「黒に並ぶことのできる色は青だけである」
メゾンの創業者であるクリスチャン・ディオールの残した言葉です。
それにしてもここまでブルーを印象的に使うとは、お見事です。
生地にもディオールのアーカイヴからキウリが見つけてきたという深いオーシャンブルーのタフタ生地が多く使われています。
それでも、僕はピエールパオロの方をより応援していますが。
他では、長年クロエのデザイナーを務めていたクレア・ワイト・ケラーがメゾンを去り、来季からジバンシィに就任することが発表されました。
そしてクレアの後任には、バレンシアガ時代からニコラ・ジェスキエールの右腕として支え、現在もニコラのもとルイヴィトンのウィメンズのディレクションを手がけていたナターシャ・ラムゼイ・レヴィが抜擢されました。
クロエはメンズないですが、これはニコラ好きの僕としてはとても楽しみなニュースです。
しかも、めっちゃセンス良さそう。
今のファッション界は、SNSに支配されたようなコレクションをするブランドも多いですが、このナターシャやランバンのブシュラ・ジャラールといったニコラ・ジェスキエールの遺伝子を持つ正統派デザイナーには時代に合わせるのではなく新しい時代を切り開くようなクリエイションを期待しています。
という感じのコレクション雑感でしたが、ぜひ皆さんも手にとって見てみてください!