milano street style
2020.02.29.
Posted on 02.29.20
Posted on 02.29.20
Posted on 02.29.20
Posted on 02.29.20
Posted on 02.28.20
Posted on 02.28.20
べネズエラ出身, 現在はロンドンを拠点に活動するアレハンドロ・ゲルシによるソロ・プロジェクトArcaの最新シングル『@@@@@』
Arcaは、先日のBURBERRYの2020年A/Wコレクションにおいて、フランス人ピアニストのザ・ラベック・シスターズとコラボレーションしてショーの楽曲を提供していました。
リカルド ・ティッシによるBURBERRYの世界観を反映した、とても素晴らしい楽曲でした。
.
話は戻って、本作は2013年に公開されたデビュー・ミックステープ『&&&&&』と関連しているということです。
シングルですが実に62分以上もあります。
つまり大食い王なら曲が終わるまでの間にラーメン30杯食べれます。
去年のFKA twigsのリリースに始まり、先日のGrimesの新作、そして今回のArca、とSFめいたアーティスト達による5次元戦争の様相を呈してきました。
今作のテーマは、“罪”、“祝福”そして “反抗”。
Arcaは、Arcaらしく未来を描きます。
Posted on 02.28.20
STREETの最新号が届きました!
今回は、パリのストリートスタイルの1987-1996 アーカイヴです!
最新のファッションのトレンドは、70’s初頭のヒッピー文化が終焉を迎えた頃のムードをインスピレーションにしているものが多いように感じますが、いくら世界初のストリートスナップ・カメラマン,青木さんと言えどその時代のアメリカの写真を撮ることは不可能だったでしょうから、そこは仕方がないですね。
とは言え、やはりこの時代のヨーロッパのファッションは面白いです!
パリやロンドン、そしてここ日本でも、これくらいの時代の方がファッションに貪欲な人が多かったです。
そして、そういう人達の多くは、単なる目立ちたがり屋だった訳ではなく、反逆的な精神を持っている人が多かったように思います。
“才色兼備”という言葉がありますが、ファッションにおける才色兼備とは、ファッションにおける知識や音楽などのカルチャーへの趣向と自身のファッションのスタイリングがビシッとハマっている人達のことを指すと勝手に決めています。
そういう人達は、やはりカッコ良いです。
今の時代は、ファッションで着飾っていても、内心モテたいとか周りに良く思われたいというのが一番の理由なんだろうなと思うようなファッションの人達もたくさんいるように思います。
もちろん、ファッションは個人の自由だし、モテる為のファッションの存在自体を否定している訳ではないですが、そういう考えでオシャレをする人達が選ぶブランドにバレンシアガやヴァレンティノなどのラグジュアリーブランドだけでなくマルジェラやヨウジ・ヤマモトなどのかつてのデザイナーズブランドも普通に入っている現状がとても悲しくなります。
先日、ラフ・シモンズがプラダ入りし、ミウッチャ・プラダと共に共同クリエイティヴ・ディレクターに就任することが発表されましたが、ラフは去年の11月にアントワープで開催されたイベント『ファッション・トーク』で登壇し、このように語りました。
「メジャーブランドの場合、誰がデザイナーに就任しようとブランドはその後もずっと続いていく。そうしたブランドの多くではマーケティングや事業の成長率が重視されるが、デザインに加えてそれらの分野も得意だというデザイナーはまれだし、少なくとも私は得意ではない。
若い頃、私はLVMHが多数のメジャーブランドを擁していることや、そうしたブランドにクリエイティブ・ディレクター職があることなど知らなかった。ベルギー生まれの私は、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、ダーク・ヴァン・セーヌ(Dirk Van Saene)、 そしてマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が自分のブランドを立ち上げて自由に制作するさまを目の当たりにしてきたし、彼らのようになりたいと思っていた。ドリスとウォルターが同じビルにアトリエを構え、それぞれ全く違う作風でありながらも、デザイナー同士としてコミュニケーションを取っていたことを覚えている。当時はそうしたコミュニティーがあって、あれはとてもいいものだったと思う。私は今でも、自分のブランドのスタッフをファミリーだと思っている」
ラフ・シモンズは2016年,アメリカのブランド,カルバン・クラインのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任しましたが、親会社であるPVHコープ(PVH CORP)との対立が原因で、18年12月に短期間でその役職を辞任しています。
ラフが手掛けたカルバン・クラインはクリエイティヴ面では本当に素晴らしかったですが、今のケリングのようにデザイナーの入れ替えによってビジネスを拡大させることに関しては経営陣が満足いくほどの成果は上げられませんでした。
「もっとマス向けにヒットするアイテムを作って欲しい」という圧力が経営陣からラフに向けて送られていたことは想像に難しくありません。
そして、ラフのような純粋な服好きが沢山存在していたのが、この時代でした。
今、ラフ・シモンズやドリス・ヴァン・ノッテン, リック・オウエンス, ハイダー・アッカーマンというような一部のデザイナーズブランドが、変わりゆくモードビジネスの中で、あまり資本主義の干渉を受けずに自身の服作りを追求できてるのは、巨大資本から距離を置いており、そこに共感してくれる長年のファンが存在するからに他ならないです。
自分もそういうブランドを支持してきましたし、その姿勢はおそらくこれからも変わらないと思います。
そして、V:oltaをオープンさせてからも、美容室においてそれらのデザイナーズブランドのようなサロンでありたいと考えて今まで続けてきました。
移転前のサロンでは、途中から連日溢れんばかりの(新規の方も多く含む)お客様にご来店いただきましたが、その中で「本当にここを必要としてくださってるお客様にとって、その現状は良いことなのか?」と日々自問自答していました。
移転を決めた時、内装にもこの規模では信じられないくらいのお金をかけて、より世界観を強く出してもらいました。
そのことで敷居が高く感じられる部分もあり、新規のお客様の総数はかなり絞られましたが、ご紹介で来てくださる方が増えましたし、移転前よりもお客様とお店との絆は深まったように思います。
僕自身の仕事の質も、本当の意味で磨かれ出したのは、移転してからじゃないかと最近では感じています。
よりデザインを追求できる今の方が、仕事してても楽しいです。
そして、その間も今も、そこにV:oltaを支えてくださるお客様が常に存在していました。
資本主義の恐いところは、ビジネス面での成功をしても、また更に次のより大きな成功を目指し続けるという、人間の果てしない欲望そのものです。
もちろん、お金は多い方が良い暮らしはできますが、それが全てではありません。
自分とラフでは、天と地以上に差がありますが、仕事に対する考え方にも共感するところが多いので、美容室として、美容師として、本当に大切な部分は変えないで、これからも長く通ってくださっている今のお客様を失望させることがないよう、日々精進して参ります。
V:oltaを支えてくださってるお客様をはじめ関係者の方々には、日頃より本当に感謝しております!
本の紹介のつもりが自店のアピール活動みたいになってしまってスミマセン。
本誌はお店に置いてますので、ぜひご覧ください!
Posted on 02.28.20
Posted on 02.28.20
Posted on 02.27.20
Posted on 02.27.20
Posted on 02.27.20
Posted on 02.26.20
Posted on 02.26.20
観てきました!
今、最も注目を集めている映画監督はポン・ジュノですが、最もアツいのはこの映画の監督,アリ・アスター。
そのアリ・アスター監督の長編2作目となる新作
『ミッドサマー』
【ストーリー】
5人の大学生たちが訪れたスウェーデンの奥地で、90年に一度の祝祭が始まる
白夜の太陽の下、花は咲き乱れ、人々は陽気に歌い踊る・・・しかし、全ては悪夢の始まりだった
明るいことが、こんなにおそろしい…
.
アリ・アスター監督の映画は、長編デビュー作となった前作『ヘレディタリー/継承』も観ましたが、前作に続き今作でもホラー映画の常識を覆されました。
と言うか、僕はサスペンス映画は大好きですが、普段ただのホラー映画なら全く観ないです。
アリ・アスター監督の作品は、そういう方にもオススメです!
映画の舞台となる北欧スウェーデンの奥地の自然に囲まれた村(実際はハンガリー・ブダペスト郊外の山間部で撮影)は、こんな素敵な場所なら一度訪れてみたいと思うほどにユーフォリックに包まれています。
そんな素晴らしい場所で行われる90年に一度の夏至祭は、残酷なほど常規を逸しているものでした。
この映画には“北欧神話”,“ルーン文字”,“ヴァイキング”など、意味を知っていればこの映画の深みが増していくような伏線が多く存在します。
そういう演出は、力量のある映画監督ほど、上手にストーリーの節々に入れ込むことができます。
僕も観賞後は、ネットで映画マニアな方々の考察を色々と拝読させていただきましたが、本当に凄い人の考察は読んでてシビれます。
それらの難解な要素も組み込みつつ、実は“失恋リベンジ映画”なようにも思わせる作りになっているから本当に面白いです。
「元カレのことがマジでムカついて腹立たしいし本気でブサイク」という現在絶賛失恋中の方にもオススメできるかも知れません。
そして、僕は今マスク以上に、この映画のパンフレットが欲しいです。
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください!
Posted on 02.26.20
Posted on 02.26.20