Posted on 04.14.13

今回は、パレ・ロワイヤル近くにある Galerie de Valois Jardins du Palais Royal というところに行った時の写真を紹介します。

あんましないですが…


ここは外側は壁で覆われた建物で、中に入ると中庭があり、その回りにぐるりとお店やギャラリーが入っています。


ここに行った一番の目的はRick Owens(リック・オウエンス)の蝋人形を見ることです。


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Rick Owens



店内は、さすがはリックといった感じ。

家具ももちろんリックのもの。


写真左に写ってたのは、リック好きの観光客の方だと思いますが、その他のお客様はリックの奥さんみたいなオーラの大人のマダムの方ばかりでした!


パリに行って思ったのは、年齢が上の方ほどオシャレ!


リックなんかでも、日本では若い子が頑張って買って大切に着てるパターンの方が多いように思いますが、パリではさらに1まわりも2まわりも上の方が、その意味の如く“着こなしている”感じです。

だからパリでは、そういった人達のファッションを見るのが楽しかったです。


ちなみに、行った時がちょうどリックのショップの裏手にカメラマンがたくさんいて、スタッフの方も慌ただしくしてたのですが、ファッション・ウィークでしたし、もしかしたら誰かお店に来る前だったのかも知れません。


自分も隠れミーハーなので、リック本人が見れるかもしれないし群衆に混じって待ってみようかと思ったのですが、恥ずかしながらカメラマンの方々に自分なんかをスナップしていただいたので、撮っていただいたカメラマンたちを失望さすわけにはいかないと思い、急にファッション関係者のように「慣れてますよ」感を装った振る舞いをして早々にその場を立ち去ったのです。

誰来るか見ときゃ良かった。。


学生時代の未熟で尖ってた頃と違って、今さら「スナップされたい」みたいな感情はこれっぽっちもないですが、ファッション・ウィークにパリで撮ってもらえたのは、パリのファッションに憧れてる自分には嬉しかったです。


話が反れましたが、ここ Galerie de Valoi には他にミュグレーやステラ・マッカートニー、アクネのパリ1号店なども名を連ねています。


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MUGLER


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Stella McCartney

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Acne


ここのアクネで探してた“MUSIC Tシャツ”(レディース)を見つけたので、ちょうどマネキンに着せてたラスイチを引っぱがしてもらってゲットしました!


ステラはキッズが激安だったので、姪っ子のお土産にTシャツを購入しました。

パリで子供服を買うならステラはオススメです。


ミュグレーはスルーしました。

ニコラ・フォルミケッティ辞めちゃって残念ですが、ディーゼルで頑張って欲しいです。


これも余談ですが、アクネのデザイナーは元々ディーゼル出身です。

ディーゼルを辞めてアクネ・ジーンズを始めました。

ディーゼルがニコラを招き入れたのも、最近のアクネの躍進に触発されたのかも知れません。


今回はこんな感じです。

次こそメゾン・シャンゼリゼを予定しております。

HairStyles_Vol.134

2013.04.11.

Posted on 04.11.13

style No,0134■everything everything■エヴリシング エヴリシング■

hair : daisuke nakata

make : kayo

 

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comment:

毛先を直線的にスタイリングした前下がりベースのボブです。

カラーは、根元付近を暗くするだけでなく、毛先にもランダムにローライトを入れてくすませ、ダークでよどんだ印象に仕上げています。

 

styling:

ディープで重たい質感のジェルでタイトにスタイリングしています。

耳にかけず、シンプルに前下がりボブにスタイリングしてもスタイリッシュです。その時は、かるいワックススプレーなどでナチュラルに仕上げるのがオススメです。

 

【coodinate】masculine,casual mode,skinny

Posted on 04.10.13

今回のパリ旅行における第一希望がメゾン・マルタン・マルジェラのデザインチームが手掛けたホテル、ラ・メゾン・シャンゼリゼに宿泊することでした!



ホテルはその名の通り、シャンゼリゼ通りから少し中に入ったところにあります。

マルジェラとか関係なくても、もともと5ツ星ホテル。

コンシェルジュの対応も素晴らしいです。


ちなみに、マルタン・マルジェラのデザインチームが手掛けたのは、全57部屋の内、スウィート・クチュール(ネーミングからして秀逸!)の17部屋。

写真でよく見るマルジェラの部屋に泊まるには、その中でもスウィートを予約しなければなりません。

そうなるとお値段の方も、安藤さんの手掛けたベネッセ・ハウス(泊まったことはないですが)よりも出血量は多くなります。

いつかは泊まりたいとお考えの方は覚悟しときましょう。


自分はここに泊まると決めた以上、スウィート・クチュール以外の選択肢は考えなかったです。

無理してでも泊まりたい!

12回払いにしてでも泊まります。(実際は、見栄を張りに張って1回払い)


今回の旅行では、たとえ買い物に使える金額がかなり制限されようとも、ここに泊まることを優先させたかったのです。

それくらい高いポテンシャルで挑んだのですが、その高いハードルのはるか上を行くほど素晴らしかったです!

今回の旅行の一番の思い出になりました。


もちろんのことながら一泊のみの宿泊で、それ以外の日は比較的コストパフォーマンスの優れているホテルに宿泊しました。

だって、人間だもの。


まず、これがフロント。


この三角形の中にチラッと見えてるのがコンシェルジュ。

対応してもらってる右側の黒いのが僕です。

さすがは、メゾン・シャンゼリゼ。コンシェルジュも皆、マルジェラを着用しています。

フロントからしてスタイリッシュ!


エントランスには黒いトルソーが。


こちらはロビー。


とても優雅な空間でした。


階段もエレガント。


傘立てもオシャレです。


この奥にレストランがあります。


レストランは、朝食で利用したので、また後でご紹介します。


レストランを過ぎて少しの階段を降りると、これも写真で有名なシルバーの廊下があります。


ソファも、ロビーとはまた全然違うコンセプト。

近未来的でスタイリッシュです。


こんな感じで、部屋に入るまででも十分見応えがありました。


次回は、スイート・クチュールの全貌をお届けします!


Posted on 04.05.13

今回は、パリの装飾芸術美術館で開催されていた、18世紀から20世紀初頭までのモード史をたどる展示会『Fashioning Fashion』に行った時の写真をご紹介します!


本展では、同美術館のキュレーターが 「世界一周をしなければ、これだけの代表的な衣装を一挙に目にできない」と語る貴重な衣装約100点がズラリと並んでいました!



現在これらはロサンゼルス郡立美術館の所蔵品ですが、もともとマーティン・カマーとウォルフギャング・ルフという有名な衣装コレクターが、50年の年月と情熱をかけて集めたものらしいです。



会場では、おそらくパリのファッションの学校の生徒であろうスタイリッシュな集団から、こちらもおそらくファッションウィークでパリに滞在してるであろう世界中のファッション関係者の方たちまで、パリコレの展示会場さながらにファッショニスタたちが集結してました。


見にきてる人達を見てるだけでも価値があるんじゃないかと思いました。


とは言え、これだけの歴史ある洋服が一同に揃ってる展示会は圧巻でした。


日本でもこんな本格的なファッションの展示会がもっと開催されて欲しいです。

Posted on 04.03.13

今回は、エディ・スリマンのデザイナー就任と共に一新されたパリのサンローランのフラッグショップをご紹介します!



入り口の佇まいからしてエレガント…


店内もエディ色全開です!



内装は、ロックでエレガンス。

梅田の阪急メンズもエディがディレクションした店内ということでしたが、(どちらも行きましたが)店内のこだわりはパリの方が圧倒的に強く感じました。


この店内に今期のS/Sが並んでるんだから、それは統一感があって素晴らしかったです。

同時にこの店内に8月、あのA/Wが並ぶのかと思うとちょっとだけゾッとしました。。


店員さんもオーラのある人ばかりでした。

そんでもってエディっぽいスタッフさんに接客してもらいました!



若かりし頃のエディにそっくり!しかも激細!

手前の僕でも28のデニムなのですが、さらに細いです。


ちなみにジャケットを試着させてもらってるところなのですが、サイズオーバーなのを承知で着てみたのですがやっぱり少しデカかった。

細身の方々、パリには最小サイズはほとんどないです。

フランス人は細い人でも肩幅があるからだと思います。

なので、僕も結局パリでは服はTシャツぐらいしか買わずでした。

パリに来た記念もかねてここでブレスレットを買ったのですが、それが一番高い買い物でした。

値段は、日本の25%~30%落ちくらいでしょうか。


この春、パリで一番“ホット”なブランドのショップは、「さすがパリ!」な店内&接客でした。


Posted on 04.02.13

現在販売中のカジカジH vol.43にV:oltaも掲載させていただいております!



今回は、リーゼントスタイルの企画に参加させていただきました。


BRUTUSとかPOPEYEみたいな「男臭さの中に清潔感のあるプレッピースタイルがイメージ」とお達しがあったので、それならウチはディオール・オムみたいなスタイルにしようと思ってカットしました!



ヴォルタ流リーゼントスタイルであります。


これは別に反骨心でも何でもなくて単純に合うだろうな、と思ったのです。

お店紹介のページは服まで全て自分たちでコーディネートできますが、企画ページはカジカジHさん側が服を用意してくれるので、反面行くまでどんなテイストが具体的にわからないところが、ウチのようなファッション性をうたっているお店にはちょっと恐怖な部分もあったりするのですが、今回はイメージが明確だったのでやりやすかったです!


とはいえ実は撮影日当日は、前々から僕は別のメーカーさんからカット講習を依頼されていて、お昼には講習をしないといけなかったので、朝お店でリーゼントを仕込むまでやったあとはスタッフに任せてスタジオには行かずだったので、仕上がりは本誌で初めて見ました。


ロゴの上に乗っかってたし、ハズシは良い方向に解釈してくれたんだと思います。



ちなみに、FUDGEのヘアカタもこの日撮影日だったのですが、ウチの規模では一日にもうこれ以上はさすがに無理なのでFUDGEはパスしました。


FUDGEのヘアカタは創刊から掲載させていただいてましたが、回を重ねる度にFUDGE色が薄まってナチュラル思考になってる様に感じるので、今回を期に掲載をやめようと思います。


楽しみにしてくれてた方、スミマセン…


また面白そうな媒体がでてきたらチャレンジしたいと考えております。

その時はまたご報告させていただきます!


カジカジHはお店の紹介ページの方にも掲載してます!


またぜひご覧ください。


Posted on 03.30.13

今回は、パリのドリス・ヴァン・ノッテンをご紹介します!


サンジェルマンにあるドリスは、間にお店ひとつを挟んでレディスとメンズが別々にあります。


こちらがレディス


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こちらがメンズ


店内は、レディスの方がエレガントで面白かったので、そちらをご紹介します。

(少し見にくいものもありますが、スミマセン)




さすがはドリス…

内装もとてもかわいかったです。


スタッフさんもオシャレ!


お店の内装を手掛けたデザイナーのアートブックが店内にインテリアとして置いてあったので、こっそりメモってあとで調べてみたのですが、どうやら店内にあったアートブックはドリス用のカバーになっていて、市販されてるものとは中身は一緒でもカバーはドリスに置いてたやつの方が魅力的でした。

この本については既に取り寄せてお店に置いてますので、また後日ご紹介します!


では、また次回をお楽しみに!

HairStyles_Vol.132

2013.03.28.

Posted on 03.28.13

style No,0132■AnOther Op Art■アナザー オプアート■

hair : daisuke nakata

make : misago

 

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comment:

ヘアにオプアート(だまし絵)の要素を取り入れたスタイルです。

タイトにスタイリングした前髪は長さがあるように見えますが、実際は目の横ギリギリの長さ。全体は正面から見るとAラインっぽいですが、実際はトップにザックリとしたレイヤーが入ってます。

 

カットは、普通にレイヤーを入れるのではなく、重さと堅さを残した“洋服をレイヤードする感覚”のレイヤースタイルです。毛先にのみ、ラフな質感になるようポインティングを施し、L.A.ライクな少し力の抜けた感覚に仕上げています。

 

カラーは、ルーツグラデーションで根元はディープなブルーアッシュ、毛先は少し透明感が感じられるくらいのアッシュグレイに仕上げています。

 

styling:

前髪にはジェルを使いタイトにスタイリングします。その他は、マットなスプレーでドライに仕上げます。

ウェットとドライ,暗さと明るさ,重さと軽さ…相反する要素がミックスされてるのが、このスタイルのポイントです。

 

【coordinate】casual mode,masculine,street

select shop in paris

2013.03.28.

Posted on 03.28.13

今回は、パリで訪れたオシャレなセレクトショップをいくつかご紹介しようと思います!


まずはパリのセレクトショップと言えばここ、コレットから!

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colette


店内は、人で溢れかえっておりました。

う〜ん、ウェブで見てる方がこだわりのあるお店に思えました。


人気もあるし、これだけお客さんが多かったら売れ筋のモードアイテムや、低価格でキャッチーな商品も置いておかないと仕方がないのかも知れないですね。

ても、コレットの代名詞トルソーのコーディネートは、さすがの一言。


レジ前にもお土産になりそうな小さな雑貨がたくさん置いてるので、ちょっとオシャレなお土産にオススメです!

パリに行くなら一応行っとかないと…なショップです。

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次は、北マレ地区にあるメルシー。


merci


こちらもコレットと同じく日本人に人気のセレクトショップ。

パリでは、日本人の持つ「カワイイ」という発想はファションにおいて無いですが、そういう意味ではmerciは最も「カワイイ」を感じられるセレクトショップだと思います。


セレクトは、Alexander Wang,CARVEN,Isabel Marant etc…モードの中でも“アフォーダブル・ラグジュアリー”と呼ばれる『個性が確立されたデザイナーブランドであり、素材や縫製の高級感を維持しながらも比較的手の届きやすい価格設定のブランド』が中心で、このあたりもmerciが親しみやすいショップである理由のひとつだと思います。


ここもファッション好きの方はマストです。


ちなみにAcne Studiosは、merciからすぐの距離にありました。

ここまで来たならどちらも行きましょう。


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最後は、今回パリで行ったショップの中で、一番モードとパリを感じたショップ「L’ECLAIREUR」(レクレルール)


このショップから媚びてる感は1mmも感じませんでした。

内装のレイアウトも素晴らしいし、スタッフさんもそれぞれにオーラがあります。


スタッフさんは、海外のスナップで掲載されている人の中でも“上質な”コーディネートをしている人達が集まってるイメージ。

オプアートをあんな見事にスタイリングしてる人を見れたのは、ここを訪れたお陰です。


セレクトも、Ann Demeulemeester,Haider Ackermann,CAROL CHRISTIAN POELLなどの通好みするブランドが中心ですが、ドリスやセリーヌなどの少しフェミニンなブランドもこの店らしいセレクトで置いておりバランスも素晴らしかったです。


さすがは閑散としていた展示会場Tranoï(トラノイ)を復活させたオーナーの店。


V:oltaも見習わなければなりません…


長くなったので、今回はセレクトショップだけで終わりにします。

ブランドのショップは、また次回以降に紹介します!


spring time

2013.03.23.

Posted on 03.23.13

いつもV:oltaホームページへのアクセスありがとうございます!


だいぶ気候も暖かくなってきて春らしい服装ができるようになってきました。

嬉しいですね!


以前、ブログでヴォルタ・レッドについて書かせてもらってましたが、その後「ヴォルタ・レッドにしてください」って言っていただけるお客様が結構たくさんいらっしゃって、自分から言い出したことでちょっと引け目を感じてる部分もあるのでその都度少し恥ずかしい気持ちにもなるのですが、内心はとても嬉しく思っています!


「ヴァレンティノ・レッド」に少しでも近づけるよう、これからも「ヴォルタ・レッド」の精度を磨いていきます!


ファッション・ジャーナリストの大内順子さん風に言うと「ヴヴゥォルゥトゥア・ルェェッドゥ」になります。



あと、もうひとつご報告。


ホームページのミュージック・ボックスですが、最近更新できてませんでしたが、音楽データを新しいデスクトップのパソコンに移行していたからで、容量が格段に増えたので持ってるCDを全て(ダサイのは除く)読み込みました!


前回更新してからだいぶ経ってたので、日々後ろめたい思いでしたが、これで定期的に更新できると思います!

かなり膨大な音楽データからピックできるので、新旧問わずにその時の気分でアップしていきます!

音楽好きの方に、新たな音楽との出会いを提供できるようにしたいです。

こちらもよろしくお願いします。


それでは、これからもV:oltaをよろしくお願いいたします!

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Kraftwerk – Electric Cafè


Eileen Gray展

2013.03.22.

Posted on 03.22.13

今回は、ポンピドゥー・センターでダリ展と同時に開催されていたもうひとつの目玉、Eileen Gray(アイリーン・グレイ)展の作品をご紹介いたします!


アイリーン・グレイは、1878年アイルランド生まれの女性。家具・インテリアのプロダクトデザイナーであり建築家。


ファッションビルに入っている小洒落たインテリアショップなどでも彼女のデザインした作品のリプロダクト商品をよく見かけることがありますが、みなさんも知らずのうちに彼女のデザインを見かけてたりするのではないでしょうか?

そんな風に、現在でも新鮮に思えるたくさんの素晴らしい作品を作り上げた、世界を代表する女流デザイナーです。


彼女は無装飾が主流の建築の時代にあって、そういったコンセプトのもとつくられた建物の内部に、家具やじゅうたん、照明などを配することで今日の「インテリア」と呼ばれる建築の内部空間を作り出す方法を実践した人物でもあります。


それでは、その素晴らしい作品の数々をぜひご覧ください。

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100年近く前の作品もあるのに、今見てもモダンです。

その作品はミニマルでストイックですが、やはりどこか女性らしさが感じられ、なんかジル・サンダーを連想しました。


ちなみに、ダリが込んでそうだったのでアイリーン・グレイから見たのですが、出るとそのまま並ばずダリ展に入ることができてラッキーでした。


ダリだけ見にきた方が圧倒的に多そうでしたが、アイリーン・グレイもとても良かったです!


次は、パリのお店を紹介したいと思います。

Dalí展

2013.03.19.

Posted on 03.19.13

パリに行く楽しみのひとつとしてポンピドゥー・センターで開催されているダリ展がありました。

ポンピドゥー・センターでは、ダリ展と同時にアイリーン・グレイ展も開催されており、どちらも好きなアーティストだったので、ここに行くのを非常に楽しみにしておりました!

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ポンピドゥーのエスカレーターを上がりきった高さからの景色

アイリーン・グレイは比較的スムーズに入れましたが、ダリには長蛇の列!

並んでる人は、いかにもダリが好きそうな雰囲気のあるオシャレな方ばかりでした。


アイリーン・グレイは次回にまわすとして、とりあえずダリの作品を紹介します。

ダリ展は、作品の点数も多く素晴らしかったです!

やっぱりサルバドール・ダリは奇人・天才です!



写真を撮れる作品が限られてたのと、お客さんがたくさんいらっしゃったので、写真が見にくいものもありますが、一応載せときます!


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ダリは自身の作品に対してあまり説明したりしないのですが、媚びることのないそんな人物性がダリの魅力であり、ダリの作品の魅力でもあるんだと思います。


次はアイリーン・グレイ展をアップします!

HairStyles_Vol.130

2013.03.15.

Posted on 03.15.13

style No,0130■cord rock rive gauche■コードロック リヴゴーシュ■

hair &color: daisuke nakata

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comment :

モード版“コンサバティブ”なミディアムヘアです。大きめのリッジのパーマをかけています。

カラーは、ブルーアッシュを地毛より暗くなるくらいで施しています。

ロックなモードスタイルにあえてコンサバティブなヘアが新鮮です。

 

styling :

ソフトめのムースをつけて乾かし、ドライ後、重ために仕上がるゆるめのジェルをつけて仕上げます。

 

coordinate : rock elegance, hi mode

季節は3月中旬になり、ボリューム感のあるアウターに変わってジャケットやスプリングコートが主役となる気候になってまいりました。


サンローランにおけるエディ・スリマンの復帰もあって、メンズファッション界もレザージャケットやスキニーパンツといったロックなアイテムが再加熱しそうです。



画像は少し前に発表されたA/Wコレクションのものですが、より素晴らしかったのはコレクションを行わなかったS/Sでのクリエイション。


自分の勝手な好みによる感想ですが、A/Wのコレクションはエディではあるのかも知れないですがサンローランではなかったと思います。失礼ですが、今回のコレクションならディオールの頃の方が良かったのでは、とも思います。


エディ・スリマンの魅力とは、「ロック」でありながら「エレガンス」であって、「パンク」の要素がひとつもないところがエディ・スリマンがカリスマである所以ではないかと思っています。


S/Sのコレクションは、まさにエディの真骨頂でした。しかも、ディオールの頃にはなかった発想やL.A.での経験がそこにはありました。

エディらしい「ロック」さと、サンローランらしい「エレガンス」が見事に融合されていました。


エディ・スリマンを尊敬しているから思うのですが、今回のコレクションはなんかちょっとナンバーナインっぽかった。

(ナンバーナインももちろん素晴らしいブランドでしたが、格はサンローランの方が圧倒的に上)


でも、パンツのシルエットの美しさはさすがの一言…

パンツのラインをキレイに描かせたら、エディより右に出るデザイナーはいないのではないかと思います。


話が完全に反れましたが(毎度のことながら)、そんなエレガントでロックなコーディネートにオススメなヘアとして、エディの選ぶモデルのようなバーバー仕込みのヘアもカッコいいですが、逆にコンサバティブなヘアを合わせても面白いのではないかと思います!



世界観の違うヘアとファッションのハイブリットを取り入れるには、高いファッションセンスが必要ですが、ファッション好きでやってみたいと思う方はぜひチャレンジしてみてください!


一応、ヘアにおけるこだわりは、ぎりぎり“モード”だとわかる極限のバランスでコンサバティブにハズすというところです。


こういった提案を自信を持ってできるのが、モードに特化しているV:oltaの強みだと思います。


スタイル名は、code rock rive gauche(コード・ロック リヴ・ゴーシュ)としたのですが、リヴ・ゴーシュはイヴ・サンローランのプレタラインに使われてた名称で「左岸」という意味があります。

ロックのスタイル(コード)の対岸(リヴ・ゴーシュ)にあるヘアという意味を込めています。


女性のお客様にも、こういったヘアにおけるハイブリットはオススメです。

レディスの方がファッションが広いので細かくは書けないですが、こんな感じのことを常日頃考えながらサロンワークしております。


長くなりましたが、これからもV:oltaをよろしくお願いいたします!

Posted on 03.13.13

今週に入って少し予約も落ち着いたので、パリのことをアップしていこうと思うのですが、何から書いていいのかわからないので、とりあえず思うがままに書いてみます。


飛行機はエール・フランスの直行便で関空から出発したのですが、関空からパリのシャルル・ド・ゴール空港(実際ルは2つ)への直行便は昼過ぎ出発の一本のみ。
到着はパリ時間の夕方頃ですが、8時間時差があるので日本では夜中の1時過ぎ。なので、飛行機の中では少し寝ておいた方が良いと思います。


自分は、乗り物がちょっとアレなもんで、飛び立つまでは死ぬ確率が5%くらい、天候や事情によっては33%ぐらいは危ないのではないかと不安になってたのですが、水平飛行になってからは飛行機の安全性についてその場で感想文を書こうかと思うくらい快適に過ごせました!

でも映画観たり、音楽聴いたり、寝たり、いろいろしてもなかなか着かず。

12時間はやっぱりキツかったですね…


で、ようやくシャルル・ド・ゴール空港に到着!


フランスは激寒でした!


この日はこのままタクシーに乗ってパリのホテルへ。


ちなみに、フランスではタクシーは観光地やホテル前でしかほとんどつかまりません。

よって、パリの地下鉄メトロを利用します。

メトロは日本の地下鉄と違って、大変ありがたいことに電車の進む方向の終点の駅の名前しか書いてくれてないので、あみだくじのように路線図を指でなぞって方向が合ってるかを確認する必要がありました。クレイジーです。



写真は、父が用意してくれてたメトロの路線図。

父は月1ぐらいのペースで田舎からわざわざカットに来てくれるのですが、自分はお店をしてからお盆と正月しか家族と過ごす時間が作れてなかったので、今回は両親を招待しました。

父は自分なんかよりも美術に詳しいので、パリに行けたことをとても喜んでくれてました。

自分も両親を連れて行ったことで、何倍も良い思い出にすることができました。

(美術館や観光地以外の場所は別行動も多かったですが)


今回は、こんな感じです。

次回からは、行ったところの写真を載せようと思ってます。

美術館は5つ行って、ルーブル,オルセー,オランジュリーの主要3美術館は言うまでもなく圧巻で、日本に来るナントカ展とかに比べて贅沢過ぎるラインナップでした!

このあたりは、いろんなガイドブックにも載ってると思うのでこれくらいにして、あとは、ポンドゥー・センターとパリ・ファッション・ミュージアムに行ったのですが、ポンピドゥーでダリ展とアイリーン・グレイ展がやってるのを事前に調べてて、これを凄く楽しみにしてたのですが、期待を上回るくらい良かったので、これを次回紹介いたします。