TooLs 2012
2012.03.27.
Posted on 03.27.12
Posted on 03.27.12
Posted on 03.25.12
遂にゲットしました!!!
デザイナー、リック・オウエンスの魅力が集約されたアートブック。
Givenchyのデザイナー、リカルド・ティッシが “自宅を建築家に設計してもらうとしたら誰にお願いしたい?”というインタビューで、
「自宅は自分でデザインして、ウィークエンドハウスはリック・オウエンスに設計してもらいたい。」
と答えたように、ハイファッションのデザイナーからも一目置かれる存在である。
本書には、リック・オウエンス約20年の軌跡が詰め込まれており、今みてもその全てが素晴らしく圧倒的!
「服」というより、これらは間違いなく「アート」
そしてこの本、大きさが普通のアートブックの2倍くらいあります。
ご興味のある方は、ぜひご来店時に大迫力の作品群に魅了されてください!
Posted on 03.14.12
VOGUE HOMMES JAPANの最新号が発売されました!
現在、ファッション界で持ち切りの話題と言えば、エディ・スリマンのイヴ・サンローラン復帰であります!
しかも、今回はイヴ・サンローランの全ラインを統括!
メンズはもちろんのことウィメンズでどのようなディレクションをするのか。
大変興味深いところです!
少し前にピエール・ベルジェによる『イヴ・サンローラン』の映画を観ましたが、やはりイヴ・サンローランといえばオートクチュールのブランドであり、サンローラン引退と同時に幕を閉じたオートクチュールラインなき後も、プレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”を通じてその精神を大切にしてきた印象があります。
その“エレガンス”に“ロック”が融合するのか…はたまた全然違うことをやってくれるのか?
今年の夏のS/S ファッションウィークでは、更にこの話題が加熱しそうです!
そして、今号でもスタイルブックと共にエディ・スリマンの「スタイル論」というインタビューが掲載されています。
とても参考になる内容で、恐れ多いですが共感できる部分が多々ありました!
また明日からのサロンワーク内外でのディレクションに活かしたいと思います。
お店に置いてますので、ご興味のある方はどうぞ!
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エディ・スリマン「スタイル論」インタビューからの抜粋
-あなたのスタイルにとって、欠かせない服やアクセサリーなどはありますか?
「重要とされるのは服ではなく、主体と全体のムードです。服はその一部であって、自然にはまり込んでいくべきものなんです。さらに、スタイルとファッションは一緒くたにされてはならないと考えます。ファッションはもっと瞬間的で全面的。ですから私はファッションに取りつかれることもありません。ただ、選択する対象や周囲の環境など、私のやることすべてにムード、またはバイブが存在しています。」
-以前、写真撮影をする際、ヘアが重要だとおっしゃっていたことがありましたが…
「ヘアは最も重要に定まっている要素かもしれません。ヘアがフィーリングとヴィジュアルを決めますし、音楽やサブカルチャーについて明快に、ときには複雑なそれも表現します。また、髪型一つで服の印象もドラマチックに変えることができます。」
-やはり音楽はスタイルを語るうえでも重要なインスピレーション源なのですね?
「物心ついてからは常に、音楽が頭の中にあります。常に頭の中で曲が流れています。ヴィジュアルも私にとっては歌、それか歌の一部分なのです。」
Posted on 02.27.12
Posted on 02.25.12
HUgEが生まれ変わりました!
まず表紙が最高!
これはもう一目TERRY RICHARDSONじゃない?と思いつつ、違うかったら恥ずかしいので一応目次のところで確認…合ってました、良かった。
そして内容も素晴らしい!
H. Advanced Style と題された特集ページには、アイテムに分けて商品がピックアップされています。
記念すべきN°01は、リック・オウエンスのレザー。
このブランドのレザーを着たら、浮気ができなくなるような深く強い魅力があると書いてありましたが、まさにその通り!
レザーはRick Owensで、というファンの方も多いのではないでしょうか?
その他、ファッション、ポートレイト、アートetc…
日本を代表するファッション誌に相応しい内容となっております!
HUgEがある限りは買い続けます。
装飾男子はもとより、装飾女子もぜひご覧になってみてください!
もちろん、お店に置いてます!
Posted on 02.23.12
偉大なるファッションカメラマン、ニック・ナイトはこう言います…
「類い稀な才能のあるスタイリストは今、新時代のデザイナーとして見る必要がある」
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また、VOGUE JAPANのファッションディレクター、アンナ・デッロ・ルッソはこう言います…
「『流行』のまわりには2つのタイプの人間がいます。ひとつは、『流行』で働く人々、もうひとつは『流行』に取り憑かれる人々」
“新しい流行先見者”というサブタイトルが付けられたこの本は、Edward Enninful,Katie ShillingfordといったNick Knightと同じ【Show Studio】のスタイリスト達にフォーカスしたアートブック。
そして、この本に出てくるスタイリスト達は、アンナの言葉を借りれば圧倒的に後者…ファッションに取り憑かれています。
恐らくは、自分たちが魅了され、刺激を受け、リスペクトするファッション界の人達は、すべて前者というよりは、後者なのでしょう。
お店に置いてますので、ご興味のある方はぜひ手に取ってご覧ください!
Posted on 02.19.12
VOGUEの海外版は、今まで内容でピックアップして購入していたのですが、VOGUE ITALIAを定期購入誌に決定いたしました!
理由としては、一番モードだから!
では、モードとは何か?
これを話し出すと、ブログがこの記事だけで8ページくらいになってしまう可能性を内に秘めてますので、それはまたの機会に…今回はVOGUE海外版主要各誌のご説明をさせていただきます!
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VOGUE PARIS – 各誌の中では、最もオートクチュール寄り。ターゲットの年齢層も少し高め?
VOGUE ITALIA – アーティスティックで最もモードに近い編集。写真にもこだわりをもっている。
VOGUE USA – リアルクローズな服を掲載することが多い。ブランドもアメリカが中心。
VOGUE UK – コンサバティブな誌面造り。日本版と雰囲気が近い。
(その他、ドイツ版やスペイン版、オーストラリア版、ロシア版もありますが、日本ではあまり見かける機会が少ないので何とも言えません)
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といった感じ。
異論があればごめんなさい…
というわけで、今までピックアップして購入してたと言っても“イタリア版”か“パリ版”のどちらかだった訳で…これからは、既に定期購入しているVOGUE JAPANに加えてイタリア版、そしてパリ版ももちろん特集に応じて購入するつもりです!
パリ版も早く定期購入できるようにしたいですが、多分、既に普通の美容室の3倍は本に投資していると思いますので、服等を衝動買いしてしまった時のおサイフ自粛期間に似たような意味合いの心境だとお考えください。
決して後悔ではない、でもちょっと反省すべきかも、でもそんな自分が好き、でもやっぱし……のアレです。
ちなみに先月号のVOGUE PARISは購入しております!
何たって表紙がケイト・モス演じるデヴィッド・ボウイですから。
内容も音楽関連のものが多く、良かったです!
ご興味のある方はご来店時にぜひご覧になってください。
海外誌の充実で、お客様にとってこれまで以上にご来店が楽しみになれば…と考えております。
Posted on 02.11.12
ついに入荷しました!
エディ・スリマン10年間の集大成ともいえる豪華4冊セットの作品集『Anthology of a Decade』
4冊がケースに収められており、総ページ数724ページ、収録写真は約600点に及ぶ大作!
イヴ・サン・ローランやクリスチャン・ディオールでのデザイナーとしての経験も持つ彼ですが、「ファッションの世界に入る前から写真を撮り続けていた」と語っているように、「写真」はエディ・スリマンにとって非常に重要なファクターであることが伺えます。
本書ではオートクチュール・ファッションショーからストリート・ファッション、そして彼にインスピレーションを与え続けるミュージックシーンまで、さまざまな作品が収められてます。
そして、カバーの装丁から写真まで全てがモノクロ!
去年のHUgE4月号の特集で本書が取り上げられてたので、作品の一部とインタビューを先に読んでいたのですが、そこにエディ・スリマンのこだわりが掲載されていました。本書を読む前にHugEをあらかじめ読んでおくことをオススメします。
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HUgE 4月号 – エディ・スリマンのインタビューより抜粋
モノクロについて…
「今こうやってモノクロの写真ばかり撮っている自分は、当時カラー写真を撮っていた時よりも、色味に対してより一層高い意識をもって写真と向き合えられているように思います。最近、雑誌の撮影でポートレイト写真をよくカラーで撮影します。楽しいですが、撮れば撮るほど、自分がモノクロ写真の人間だということを感じます。“色”という要素は自分にとって必要のないものだってね」
自身の写真集について…紙質やカバーにもこだわりを感じるが、自身でどのぐらいの度合いまでディレクションしているのか?
「全て自分でディレクションを行っています。正直なところ、クリエイティブ面に関して誰かを頼りにしたいとは思わない」
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お店に置いてますので、ぜひご覧ください。
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P.S.
先日、N.Y.で偶然にもエディ・スリマンと会って話すことができた、という類い稀な強運を持つお客様から聞いたのですが、スリマン本人はファッション界カムバックにとても前向きらしいです!楽しみ★
Posted on 02.07.12
Posted on 02.04.12
昨年、スペインのゲタリア市に開館した「バレンシアガ・ミュージアム」
ブランドの創設者で伝説のクチュリエである、スペイン人デザイナー Cristbal Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ)の功績を讃えて建設されたこの美術館には、過去のの貴重なアーカイブ作品が一同に集約。
今回、入荷したのは、その「バレンシアガ・ミュージアム」のアート・ブック!
本当は、遠くスペインまで行ければ良いのですが、職業柄なかなかそうもいかず…
まずは、写真で楽しみたいと思います!
クリスチャン・ディオールをして
「私たちはファブリックにおいて、可能な範囲で表現している…しかし、バレンシアガは、彼が思い描いたものその全てをそのまま“形”にできた」
と言わしめたバレンシアガの作品群は、細部の繊細さ,シルエットの美しさなど…どれもがまさに「クチュリエ」の真骨頂といった印象を受けました。
ご来店時に、ぜひ手に取ってご覧になってみてください!
Posted on 01.31.12
音楽ライター井上由紀子さんが創刊した、音楽をアートとして発信する雑誌「nero」の第二弾が発売されました!
表紙はThe Beatlesの名盤“Revolver”で有名なKlaus Voormann(クラウス・フォアマン)によるPhoenixのイラスト&コラージュ!
久々に雑誌をジャケ買いしました!
ちなみに背表紙もNick Knight(ニック・ナイト)によるCharlotte Gainsbourg(シャルロット・ゲンズブール)!
こちらも抜群です!
気になる内容は…
Klaus Voormann、Phoenix、The Drums、Two Door Cinema Club、Jamaica、Charlotte Gainsbourgなどへのインタビューやアーティスト×ファッションブランドのフォト、アート,カルチャーetc…
今回の2nd issueは、震災を挟んだ為、「旬」を外れた感のある記事もありますが、それもまたいい味となって面白いです。
そして、この雑誌、広告は一切なし!
コマーシャリズムとは一線を画し、内容にもこだわり抜けるような雑誌は、今や絶滅危惧種。
このような雑誌は喜んで買います。
たとえ値段が2200円であろうとも…
お店に置いてますので、ご興味のある方はぜひ!
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The Beatles – Tomorrow Never Knows
Posted on 01.26.12
海外のストリートスナップを掲載した雑誌「STREET」から別冊「.RUBY(ルビー)」が発売されます。
「STREET」、「FRUiTS」、「TUNE」と新たなファッションを写真を通じて発信し続けてきた発行人 青木正一氏による新たなフォーカスは、東京の街に潜む”NYのファッションモデルのようなファッション”のギャル。
「FRUiTS」のターゲットとは対極に位置するモードなギャルを被写体に、東京のリアルなファッションシーンを発信。
ファッションの方向性としては、ニューヨークとかパリのモデルのファッション。
いいですね。
こちらは月刊ではなく不定期に発行とのこと。
「.Ruby」創刊についての青木氏の談話で面白かったのが、「『FRUiTS』の卒業生じゃないですけど、原宿の20後半〜30歳代になるとそれまでしていた『FRUiTS』のような格好ができなくなって、微妙に違うんですけど渋谷のギャルと似たような方向性、同じような方向になっている」というコメント。
ピラミッドも上を見上げれば、目指す場所は一緒ということでしょうか。
Posted on 01.07.12
定期購読していたエルデコ(日本版)をフランス版のELLE Decorationに変更いたしました!
去年までは日本版のELLE Decorを置いていたのですが、洋書屋さんも紹介してもらったし、さらにクリエイティヴなものを!ということで、フランス版の『ELLE Decoration France』に変更いたしました!
「エルデコ」は様々な国で発売されており、それぞれに内容も異なるのですが、今回はまずサンプルとしてフランス版,イタリア版,UK版を拝借して慎重に吟味…
ここまでの内容で勘の鋭い方は気付いたかと思いますが、日本版とフランス版では「エルデコ」の名称が異なります。日本版とイタリア版は「ELLE Decor(エルデコ)」、フランス版とUK版は「ELLE Decoration(エルデコレーション)」となっております!(もちろん、こんなこと明日にはすっかり忘れてしまっても何てことないです)
結果、何故フランス版を定期購読誌に任命したかということをこれから説明いたしますが、興味のある方のみどうぞ↓
まずは、各誌の特徴から…
UK版は木を使ったコーディネートが多く見られナチュラルな印象(オシャレ度はMAX)、イタリア版はスタイリッシュでラグジュアリー,センスの良い高級ホテルのようなコーディネート(オシャレ度はMAX)、そしてフランス版は個性溢れるデザイナーの部屋といった印象のコーディネート(オシャレ度はもちろんMAX)、色使いも鮮やかで、トレンドファッションアイテムをみる時のように、『見ていて楽しい』という刺激的な気分を一番感じさせてくれそう、という思いからフランス版にいたしました。
V:oltaにご来店時はぜひご覧になってみてください!
今なら日本版,フランス版,イタリア版,UK版と贅沢にも4誌揃っております、ぜひ見比べてみてください。
Posted on 12.21.11
Posted on 12.01.11
ロンドンを拠点に高く評価されている写真家ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)
彼のこれまでの写真集のうち Wolfgang Tillmans(1995年)/Tillmans Burg(1998年) / Truth Study Center (2005年)の3作品がセットになった写真集が発売されました。
1980年代後半から1990年代にかけて当時のロンドンの雑誌で写真作品を発表されてから、スナップ的作品がロンドンを中心に世界的に評価されるようになり、2000年にはイギリスのターナー賞を受賞。初期からは抽象作品も増え、より独自の個性が溢れた作品となっていく過程をみることができます。
ティルマンスを語るにはなくてはならない3冊の写真集です。
ご興味のある方はご来店時にぜひ!