Numéro °179

2016.12.27.

Posted on 12.27.16

Numéroの最新号が届きました!

 

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表紙を見るや否や“Féerie”とは何ぞやと思って早速ググってみたのですが、フランス語で「おとぎの国」という意味らしいです。

そういうことならティム・ウォーカー呼んでこい!と思いますが、ギャラ高そうですし、おフランスでも出版業界は不況だと聞きますので仕方がないですね。

 

ディズニーランドにも行ったことがない自分にとってはこのテーマは本来ならど真ん中で外れで、これが日本のファッション誌なら、このテーマの時点で危険な香りがプンプンするので中身を見ることすらしないと思いますが、いやさすがは海外のクリエイティヴな感性の持ち主たちが集まればこんなにも素敵な作品ができるのかと感服いたしました。

 

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本誌を見て思ったのは、考えてみればグッチのアレッサンドロ・ミケーレの世界観は、まさに摩訶不思議なおとぎの国という感じで、ミケーレの登場があったからこういう特集がされるくらいトレンドが広がっていってるのだな、ということです。

ストリートやスポーティといったトレンドよりはこちらの方がアーティスティックで好きですが、今流行ってるトレンドは個人的にはどれもあまり着たいとは思わないです。だから一方でアルチザンなブランドが流行しているのだと思います。

普遍的なアルチザンが流行るくらい今のモードは脆弱なのだと思います。

 

来年はモード界にも新たな風が吹いてほしいと願う、今日この頃です。