STREET No.313

2018.10.19.

Posted on 10.19.18

STREETの最新号はNYコレクション特集です!

 

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現在のNYを震源とするファッション界のトレンドは、“ダイバーシティ(多様性)”と“インクルーシブ(制限しない)”

 

NYコレクションのランウェイにはLGBTQ(Qは心の性や好きになる性が定まらない人)やプラスサイズの大柄なモデルはもちろん、(先天的にメラニンが欠乏している)アルビノモデル,臨月を迎えた妊婦モデル,義足モデル,ホームレスなどありとあらゆる人物が登場しました。

このあたりの発想の柔軟さや、全てのものに対して平等に門戸を開放することができる懐の大きさは、多民族が暮らす大都市ニューヨークが持つ大きな魅力であり、ファッションにおいては格上のパリやミラノにもなかなか真似のできないキラリと光る個性でもあります。

 

自分は元来、根暗なナード気質なので、パリやベルギーのニッチな気質の方が好きですが、それこそ今の時代に“ニッチ”なんて考え方はそぐわなくなってきています。

 

先日パリで発表されたセリーヌのコレクションは、ファッションの知識がある人ほど批判的な意見が多かったように思いますが、フィービー・ファイロが築き上げたセリーヌの唯一無二の世界観を一瞬にして別物にするすることが予想されたであろうエディ・スリマンを経営陣がデザイナーに起用するあたり、今のモード界の変貌ぶりが表れていたように感じます。

 

 

話が少し逸れてしまいましたが、中のスナップも少しご紹介します。

 

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上から下にかけてNYっぽい感じから徐々にパリっぽくなるように並べてみました。

皆さまは、どちら寄りのスタイリングが好みでしょうか?