VOGUE ITALIA N.831

2019.11.29.

Posted on 11.29.19

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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今号は、ヴォーグ本誌に加え、アクセサリー別冊とメンズ版のL’UOMOまであります!

L’UOMOの中身は別にご紹介させていただこうと思います。

 

ということで、VOGUE本誌のご紹介です!

 

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何やらメッセージ性の強そうな表紙です。

 

表紙に“We still don’t need no thought control”とあります。

 

一大旋風を巻き起こしたストリートブームがモード界で終息を迎えた今、次のトレンドとなっているのがあろうことかサステナビリティです。

ストリートブームの主役の一人だったルイ・ヴィトンのメンズのクリエイティヴ・ディレクターに就任したヴァージル・アブローは自身が手掛けた最初のルイ・ヴィトンでのコレクションにおいて「ダイバーシティ」をテーマに掲げ、様々な国の様々な人種をモデルに起用してランウェイを歩かせました。

レインボーフラッグに彩られた鮮やかなコレクションは、人種や性的少数者に対する平等性を訴えかけたメッセージ性の強いものでした。

 

そこからさらに時代は進み、今のファッション界では地球環境に配慮した服づくりというのが大きなテーマとなっています。

大変素晴らしいことだと思います。が、一方でモード界のトップであるパリやミラノ、ロンドン、NY、そして東コレでも、人々の心を魅了することができるような力のあるデザイナーにはもっと思うままに創造性に溢れた服づくりをしてほしいなという思いもあります。

 

世界の企業や団体、個人がサステナビリティの精神を大切にして、それを日々実践していくというのはとても素晴らしいことだと思います。

ですが、個人的には、世界中から集められた一握りの特別な才能を持ったトップデザイナーの人達がこぞってサステナブルを意識し過ぎなくでも良いのではないかとも思っています。

今のモード界は、悪い意味で協調性があり過ぎている気がするので、もっとそれぞれに自身の個性を出してほしいです。

 

このイタリアンヴォーグの表紙に書かれている言葉も、それと同じようなニュアンスで使われているのであれば、少し嬉しいです。

 

中の特集も少しご紹介いたします。

 

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あえて色褪せた風合いに仕上げられた写真が、ノスタルジックで良い感じです。

 

 

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このヴェイパーウェイヴ感が少し入ってるコラージュも面白いです。

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あと、この柄を合わせたスタイリングもとても面白かったです。

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今、街中でも色味を抑えたシンプルなコーディネートが主流なのは、誰でも簡単に真似しやすいというところもあると思います。
こういう風に柄と柄とを合わせてオシャレにスタイリングするのは難易度が高く、なかなかセンスを問われるところではありますが、その分こういう風に上手にスタイリングできるととても華やかになります。

ご自身のスタイリングの際には、ぜひ参考にしてみてください。

 

本誌はお店に置いてますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧ください!