ENGLAND IS MINE

2019.06.07.

Posted on 06.07.19

観てきました!

 

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80年代を代表するバンドのひとつであるThe Smithsの中心人物モリッシーの若かりし頃を描いた映画『ENGLAND IS MINE』

 

 

The SmithsのT-シャツを持っているという方で、この映画に興味をそそられないという方がもしいらっしゃるなら、それはNirvana T-シャツをファッションで着てる人と何ら変わらないので、The Smithsを使ってそんなことをするのはぜひやめていただきたい。

 

やるならニルヴァーナとかローリング・ストーンズとか、でもどうしてもそれらメジャーどころよりももう少しカルチャーに精通している感じに見られたいという人は、P.I.L.とかNew Orderとかまでは許すのでザ・スミスだけはマジでやめていただきたい。

 

上記の文章のような「こんな奴とは友達になりたくない」と思われるような発言を、もっとコンパクトに一言で相手を嫌な気持ちにさせるのが、この映画の主人公でありThe Smithsの中心人物モリッシーである。

 

つまり、The Smithsを本当に好きな人は、ほぼ間違いなくオタク気質な面を持ってるようなネクラなタイプで、クラスで人気者になるような人達とは真逆の存在なのです。

だからバンドTも決してオシャレ感覚で着たりしない。

アーティスト自身の生き方に共感したり、その音楽がメチャクチャ好きな気持ちを、T-シャツを着ることで表しているのです。

特にThe SmithsのT-シャツは、アメリカの大統領選挙とかで支持表明をする人くらい熱意を持って語れる人にこそ着てほしいと思っています。

 

ほとんど映画の説明というより、勝手に思ってるバンドTシャツを着る時の心得みたいなものをウダウダと書いてしまいましたが、The Smiths及びモリッシーファンの皆さまには共感してもらえると信じております。

 

映画は、モリッシーがまだバンドを始める前のくすぶってた時期を描いています。

The Smithsファン及び、捻くれ者を自負する方は、ぜひご覧になってみてください!

イングランド・イズ・マイン…