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2022.07.21.

Posted on 07.21.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted on 07.21.22

先日のお休みは、シネリーブル梅田でチェコ映画史上最高傑作との呼び声高い『マルケータ・ラザロヴァー』を観てきました。

 

 

ビジュアル系バンドみたいな名前ですし、主人公の少女,マルケータもデスメタルバンドのヴォーカルでもおかしくない風貌ですが、作品は至極芸術映画です。

 

 

 

実は先週末から実家の母親が泊まりに来てて、なんでも孫達(僕の息子達)を「ペンギン探検隊」という人形劇に連れて行きたいとのことで、ちょうど僕達も休みの祝日の月曜日に舞台があったのですが、僕は家庭を顧みない夫像を地で行くタイプなので、当日は梅田駅で子供達を(僕の)母親と奥さんにラグビーボールのように丸投げして、一人シネリーブルへと向かいました。

 

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本作の舞台は、13世紀半ば、動乱のボヘミア王国。

修道女となることを約束されていた少女マルケータは、領主とは名ばかりの父・ラザルと敵対する盗賊騎士コズリー クの息子・ミコラーシュと恋に落ちます。彼女の心とは裏腹に、増大する王権に対抗するふたつの氏族間の衝突は激化していき…

 

キリスト教と異教、人間と野生、愛と暴力に翻弄される人々を描いた本作は、『アンドレイ・ルブリョフ』(アンドレイ・タルコフスキー監督)、『七人の侍』(黒沢明監督)などと並び、世界的に評されている作品です。

 

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個人的には芸術映画において恋バナ的な要素は本来苦手ですが、本作はモノクロの美しい映像があまりにも圧倒的でした。

 

非常に芸術性の高い映像はタルコフスキーを彷彿とさせましたし、ストーリーにこびりつき焦げ付いたような宗教性はカール・ドライヤー(僕はカール・ドライヤーと聞いて映画監督の方を最初に思い浮かべるタイプの美容師です)やタルベーラを連想しました。

 

13世紀の舞台を再現すべく、衣装や小道具は文献に基づいて当時と同じ素材を使い,同じ製法で作ったという力の入れ具合。

極寒の山奥で生活しながら実に548日間にも渡るロケーションで撮影されました。

 

こんなに時間と手間暇をかけた芸術映画が、この先作られることがあるのでしょうか?

 

 

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5年くらい前に春から服飾の専門学校に行くという男の子にご来店いただいたのですが、お姉ちゃん(美容師をされてるらしいです)に「ファッションを学ぶなら観ておいたほうが良い」と勧められた映画が『プラダを着た悪魔』だったらしいです。

別に悪い映画じゃないですが、服飾の学生がインスピレーションを得る為に観る映画ではないと思います。

 

僕が高校生だった時代(カオスなムード漂う世紀末の90年代後半)は、装苑やWWDの服飾専門学生へのアンケートで“好きなブランド”や“よく買うブランド”の上位はコム・デ・ギャルソン, ヨウジ・ヤマモト, マルタン・マルジェラ(今のメゾン・マルジェラとは全くの別物)などのデザイナーズ・ブランドで埋め尽くされていましたが、今そういったアンケートを見るとそれらの上位にいるのはユニクロやH&Mなどのファストファッション系です。

そんな子達が創造性のある面白い服を作れるのかな?と思ってしまいます。

 

 

当店のお客様(自分には自慢できるところが何ひとつないので、お客様の自慢ばかりしてしまいますが)で、現在アントワープ王立アカデミー(理系でいうところのカリフォルニア工科大学。服飾系世界トップの学校)に通っている方がいるのですが、いつも年に一回帰国した時にカットしに来てくれます。

つい先日もまたご来店いただいた時に、進級時の課題作品を見せてくれたのですが、ハンガリーの音楽家, フランツ・リストから着想を得た洋服を作ってて、もうやはりさすが全然違うなと思いました。

製作時は文献からしっかりと調べて作ったらしいです。

「ほぼ満点の評価をもらったんです」と嬉しそうに伝えてくれました。

服飾科には今日本人が彼一人しかいないみたいで、だから頑張るんだと言っていました。

 

彼は高校生になる前くらいから当店に通ってくれています。

最初来てくれた時はモードに対する知識はまだあまりなかったと思いますが、彼はその日会話した中で覚えた知識を(おそらくは)帰ってから自分で調べたり考えたりすることで深め、次回カットしに来られる時にはこちらがビックリするくらいの度合いで成長している、ということが続いていました。

 

ぜひ彼にはアントワープを主席で卒業してほしいと期待していますし、応援しています。

僕も負けないように頑張らないといけません。(既に十分負けてる気もしますが)

 

もちろん、まだ高校生になる前の彼にも当店に興味を持ってくれるような感性があった(それくらいの歳から自分で見つけて当店に通ってくれるような子は稀です)のだと思います。

 

V:oltaは、まだご来店いただいたことがない方や同業の美容師さん達からどのように見られてるのかわからないですが(僕に美容学校の友達なんて一人も残ってないので)、一部の方にとっては(考え方や方向性などが)“他とは全然違う”と思ってくださるようなことはやっているという自覚はあります。

だって、同じようなお店が2つあったとしても、そのどちらかは潰れてしまうくらいしかターゲットはいないんですもの。。

 

洋服は、(お金さえあれば)複数のブランドでも購入することができますが、美容室というのは気に入ったら基本的に 1つのところに通うものですから。

 

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もはや途中から『マルケータ・ラザロヴァー』のことなんて関係なくなってしまってましたが、僕が長々と書いていることに「少しは共感できる」という感覚をお持ちの極々一部の方にはとてもオススメの映画ですので、ご興味のある方はぜひ観に行ってみてください!

 

そして今更ですが、割とノーマルな感覚をお持ちのお客様も当店にはたくさんいらっしゃいますので、今初めてのご来店をご検討いただいている方は、臆せずご来店くださいませ。

Bob Hair

2022.07.21.

Posted on 07.21.22

Posted on 07.21.22

border line

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Long Hair

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COMPUMA – Vision

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hang all snaps

2022.07.17.

Posted on 07.17.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LAのプロデューサー, Nate Archerによる、兄であるCam Archerが監督の長編映画『Wild Tigers I Have Known』のサウンドトラック。

 

 

 

映画は観てないので、どんなものなのかわからないですが、このサントラはメチャいいです。

 

曲を聴いてると映画もどんなものなのか観たくなってくる気持ちも湧いてきますが、こういう類の映画は刹那の衝動が成立しているか、ただのオシャレ映画になってしまっているかで雲梯の差があるので、その点がどうなのか少し不安にも思います。

映画本編にはCurrent 93とかの曲も使われているそうなので、結構良さそうな感じですが。

 

昔のヌーヴェルヴァーグとか小難しい類の映画ばかり観ていると、オーガニック思考の方が出来合いの料理を受け付けなくなってくるように、あまりオシャレオシャレしている映画を観ると全身こそばゆくなってくるような身体になってきてしまっていて、ちょうど良い塩梅の『リコリス・ピザ』でも観て解毒しなくては、と思っている今日この頃です。

 

 

Hair Arranges

2022.07.17.

Posted on 07.17.22

i dress

2022.07.16.

Posted on 07.16.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VOGUE ITALIA N.862

2022.07.16.

Posted on 07.16.22

イタリアンヴォーグの最新号が届きました。

 

 

 

表紙は、アメリカの女優, Zendaya(ゼンデイア)です。

 

僕はこの人のことを全然知らなかったのですが、少し調べてみたらどうやら曲も出しているらしく、ポップカルチャーの人っぽかったです。

 

長年イタリアンヴォーグを牽引してきたフランカ・ソッツァーニが亡くなって、今の編集長に代わってからイタリアンヴォーグでもこういう人選が増えてきたように感じています。

誌面や撮影はアーティスティックなんで別にいいんですけど、ちょっぴり残念な気持ちになります。

エンタメと芸術は別物で、イタリアンヴォーグはファッションにおいて芸術の域に達している数少ないモード誌だと思うので、企画の人達もそういう自覚をもっと強く持っていただきたいです。

 

Dazed & Confused や AnOther Magazineという媒体は、芸術というよりカルチャー寄りですが、その点においては自分達のやるべきことをしっかり理解してモデルの人選や誌面構成を行っていると感じます。

 

肝心要のモード界の主要ブランド(特にラグジュアリー)が軒並み商業主義に舵を切っているのに比べると、イタリアンヴォーグのブレ方はそれでもだいぶマシな方だと思えますけどね。

 

関西の某メンズ館は、最近日本で一番客層が悪いとの噂を聞きます。

リックやドリス, ハイダー(ハイダーは現在ブランドが休止中ですが)などのセレクトもなくなり、もはや真のファッション好きが行くような場所ではなくなったのだと思います。

(それに比べると、おもんなパルコの方がまだマシに思えますが、相変わらず面白くないので僕はそっちも息子のウルトラマン(というかそれに出てくる怪物)のソフビを買いに行くくらいしかあまり出向かないです)

僕も本館の地下の菓子・惣菜売り場くらいしかペルソナカードを使わなくなりました。

早く解約したいです。

 

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故野村監督ばりのボヤキはこのくらいにして、誌面も少しご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のクオリティはさすがです。

いつも勉強になります。

 

本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにご覧くださいませ。

Posted on 07.16.22

ロンドンの新鋭, Black Midiの新作『Hellfire』

 

 

前作のから1年ちょっとのペースで今作を仕上げてきたところにバンドの勢いとメンバーの確信性を感じます。

 

今作では、圧倒的な演奏スキルを活かしたBlack Midiらしい即興性と凶暴性を感じる作品で、前作よりも1stに近い音作りでした。

 

まあ、そりゃカッコイイです。

アートワークやP.V.のセンスも文句なし。

 

 

Chromegreen Hair

2022.07.16.

Posted on 07.16.22

Posted on 07.16.22