hang all snaps

2023.05.14.

Posted on 05.14.23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mens Hair

2023.05.14.

Posted on 05.14.23

Posted on 05.14.23

vivid chic

2023.05.13.

Posted on 05.13.23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

gap PRESS vol.172

2023.05.13.

Posted on 05.13.23

gap PRESSの最新号は、PARIS/LONDON  2023-2024  Autumn & Winter 特集号です。

 

 

いつも3つくらいブランドをピックアップしてご紹介していますが、今回はいつになくやる気を出して5つくらい取り上げてみようと思っています。

 

「こいつ、余程ヒマなのだな」とか推測するのだけはおやめください。

 

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MIU MIU

 

 

本題に入って早速余談ですが、僕の長男は最近ポケモンカードに夢中で、先日ミュウツーのキラキラのやつが出たと喜んでおりました。

ポケモンセンターで息子と40分くらい並んでリミットまで購入した拡張パックを普段お手伝いとかしてくれた時に小出しにして渡しているのですが、最近僕が帰宅するとカードを貰うきっかけを求めて飼い犬のように近寄ってきます。

当分はこの作戦で息子との距離が縮められそうです。

 

本題のMIU MIUに話を戻します。

まずファーストルックに度肝を抜かれます。

一見バランス感覚なんて考えたこともなさそうなオバハン(失礼な言い方でごめんなさい)が参観日に行く時の出立ちを連想してしまいそうになりますが、そのギリギリを攻めつつも新鮮でアヴァンギャルドな見事なスタイリング。

お腹のタイツ丸出しも、古着系とかストリートファッション系の子が真似したらオシャレになりそうですが、コンサバでそれを提案しているところにミウッチャの才能が光っています。

どれくらい光っているかというと、息子のミュウツーカードくらいです。

ミウッチャのキラカードも出して欲しいです。

 

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DRIES VAN NOTTEN

 

 

今シーズンのドリスのテーマは『服への愛』

でも、このアウターのフロントを手で抑える演出は、PRADAがコロナ禍で発表したコレクションでやってましたけども!

 

 

“祈り”の気持ちや “絆”を連想するような演出で、世界がパンデミックに陥ってから初めて発表されたコレクションということもあって、当時見た時はとても感動しました。

ドリスも「めちゃいいな」と思ってたんですかね…

ドリスの場合は、その真ん中に持ってきた手にちゃっかりゴリゴリのリングを合わせてくるところに、花(芸術性表現)より団子(ファッション性重視)の抜け目の無さを感じます。

そんなこと(ラフの真似)しなくても、ドリスのコレクションにはいつもうっとりさせられてるのに。

でも、今回もコレクションも息をするのも忘れそうになるくらい素晴らしいものでした。

 

 

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DIOR

 

 

またファッションとは話が逸れますが、10年おきに英国で発表される“史上最高の映画TOP100”の最新版が去年の年末に発表されましたが、その1位にベルギーの女性監督,シャンタル・アケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』という作品が選ばれました。

 

 

僕はアケルマンもこの作品も大好きですが、『ジャンヌ・ディエルマン』が“史上最高の映画”の1位というのはちょっと無理栗感を感じてしまいます。

 

この選出は、おそらく昨今の男女平等的な視点も色濃く出た結果ではないかと思います。

でないとメジャーなランキングで1位になる筈がない映画だと思っています。

ファッションで言うと、“世界歴代最高のデザイナー”の頂点にコム・デ・ギャルソンの川久保玲さんやマルタン・マルジェラが選出されるようなものです。

そこは、ココ・シャネルやクリスチャン・ディオールとかでしょう、というのが個人的な見解です。

 

なぜまずこの話をしたかというと、今のモード界においてフェミニズムを牽引しているデザイナーがDIORのマリア・グラツィア・キウリだと思うからです。

 

シャンタル・アケルマン監督は、『ジャンヌ・ディエルマン、ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』でそれまで相当に軽視されていた「主婦の日常」を淡々と3時間に渡って映し出しました。

 

アケルマンとキウリでは、女性の描き方やその価値観もまた違うと思いますが、そこにはブレない哲学があるように感じます。

そういうものを持っている人物が創り上げるものは、総じて美しいです。

 

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Alexander McQueen

 

稀有な才能を持っていたアレキサンダー・マックイーンが自ら命を断ったのがもう13年前。

その後メゾンは当時マックイーンの右腕だったサラ・バートンを後任に指名しました。

 

それから今まで、モード界にはストリート旋風が吹き荒れたり、多くのブランドが相次いでデザイナーを交代させたり、売上規模拡大の為に商業性に舵を取るブランドが増え、モード界も大きく変わりましたが、アレキサンダー・マックイーンほど価値観を変えずにコレクションを発表できているメゾンが他にいくつあるでしょうか?

 

サラ・バートンを筆頭に、マックイーンのメゾンは未だにマックイーンの意志を大切に引き継いでいるように思います。

だからバズらないんでしょうけど、だからこそ僕のような捻くれた考えの人間はメゾンを特別に応援したい気持ちになります。

 

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ANN DEMEULEMEESTER

 

アン・ドゥムルメステールはコロナ禍において、出資者でありブランドの最大の理解者でもあったアン・シャペルがブランドを手放す決断をせざるを得ない状況に陥りました。

ブランドの設立者,アン・ドゥムルメステールの引退後、後継者に指名されたセバスチャン・ムニエがブランドを牽引してきましたが、ブランドの引き取り手を探すという発表がされると同時にセバスチャンの退任も発表されました。

 

その後、ブランドはイタリアの高感度セレクトショップ, ANTONIOLIが買収することになりました。

そして今回、若手デザイナーのルドヴィック・デ・サン・サーナンがアンのデザイナーに就任し、新体制となって初めてのコレクションを披露しました。

僕は、アン・ドゥムルメステールがデザインするアンも、セバスチャン・ムニエがデザインしたアンも大好きでした。

中世的なエレガンスにインディロックなアンダーグラウンド性を内包したアンのデザインは、シルエットに繊細な美しさがありました。

ルドヴィックのデザインもアンらしいものではあると思いますが、今までに比べると少しセンシュアル過ぎる感じがします。

 

僕個人は今までより買う機会が減りそうですが、好きなブランドなので陰ながら応援したいです。

 

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BURBERRY

 

 

今シーズンからバーバリーの新デザイナーに就任したのは、ボッテガヴェネタをトレンドセッターの位置に引き上げる大仕事をしたばかりのダニエル・リーです。

 

人気絶頂でまだ辞任するには早いと思われるタイミングでの退任のウラには、待遇面での金銭的な問題があったと聞きます。

ちょっとガツガツしているところが残念ではありますが、その才能は今の時代にフィットするものをふんだんに備えているのは間違いないです。

 

バーバリーは前任がイタリア人デザイナーのリカルド・ティッシでしたが、クリストファー・ベイリー然り, やはりイギリス人デザイナーが牽引している姿がブランドには似合ってると思います。

リカルドの時にオラオラ系とか目立ちたがり屋の人がバーバリーを買うようになってしまったのが残念でしたが、ダニエルには本来のバーバリーの姿からのアップデートを期待します。

 

 

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という感じでめちゃ書いてしまいました。

ポケモンカードとか、モードとは全く関係のないところに脱線してしまう部分も多かったと思いますが、ファッションのことだけ書くには自分自身全く自信がないので許してください。

 

本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧くださいませ!

Semi-long Hair

2023.05.13.

Posted on 05.13.23

Posted on 05.13.23

leather feeling

2023.05.12.

Posted on 05.12.23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

weekend navigation

2023.05.12.

Posted on 05.12.23

いつもV:oltaをご利用いただき、まことにありがとうございます。

 

G.W.も終わり今週のご予約は落ち着いている日が多くなってきています。

 

来週からシネヌーヴォでシャンタル・アケルマン監督の特集があるので、まだ未視聴の作品はこの機会にぜひ観たいと思っております。

 

その弾みをつける為にという訳ではないのですが、少し前に購入したアケルマンのBlu-ray Boxに収録されていた『ある日、ピナが…』という作品を最近観ました。

 

 

ドイツ人の舞踏家, ピナ・バウシュに迫ったドキュメンタリー映画となっております。

同じくピナ・バウシュをテーマにしたヴィム・ヴェンダースによる『pina』も観ましたが、同じピナ・バウシュ(舞踏団)を撮ってもアケルマンが撮るとその視点が全く違ってて、とても面白かったです。

 

 

ピナ・バウシュは、僕にとって一番好きな舞踏家です。

亡くなる前に、一度生で観てみたかったです。

 

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ということで今週末のご予約にもまだゆとりがございますので、お時間のある方はぜひカットしにいらしてください!

 

みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

 

Short Bob

2023.05.12.

Posted on 05.12.23

Posted on 05.12.23

denims fun club

2023.05.11.

Posted on 05.11.23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bob Hair

2023.05.11.

Posted on 05.11.23

Posted on 05.11.23

EO

2023.05.10.

Posted on 05.10.23

先日のお休みはシネリーブル梅田で、ポーランドの鬼才, イエジー・スコリモフスキ監督の最新作『EO』を観てきました。

 

 

 

本作の主人公は一匹のロバ。

 

 

 

そう、ロベール・ブレッソン作品の名作『バルタザールどこへ行く』をオマージュした作品となっております。

 

 

 

サーカス団の一員として生活していたロバのEO(イーオー)ですが、ある時サーカス団から連れ出されてしまいます。

そのEOの予期せぬ放浪旅を通じて、人間たちの本性やその愚かさを映し出します。

 

 

僕はブレッソンの『バルタザール』が衝撃的な作品でとても印象に残ってるということもあって、同じくロバを主人公にした本作の公開を楽しみにしていました。

 

作品は現代版『バルタザール』という感じでしたが、極限まで削ぎ落とした構成でじっとりと湿ったような人間模様を描き出す本家ブレッソン作とは別物の映画でした。

 

でも、映像や音楽はさすがスコリモフスキという感じでした。

ちょうどシネリーブル梅田がodessaを搭載したスクリーンで上映してくれていたので、映像と音響を存分に楽しむことができました。

 

 

 

本作は、ロバよりも後半で登場したイザベル・ユペールの方が圧倒的な存在感を感じましたが、そういう作りにしているのも監督の意図なのでしょう。

 

本作が『バルタザール』と同様の作品と言われるとかなり違和感を感じてしまいますが、こちらはこちらで面白かったです。

 

ご興味のある方は、ぜひ映画館に足を運んでみてください!