Numéro n°187

2017.09.15.

Posted on 09.15.17

Numéro parisの最新号が届きました!

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テーマは『Dualite』

「双対性(そうついせい)」という意味です。相対性ではなく、“双対”性。

 

相対性があるものと別のものとの関係性を表すのに比べて、双対性はそのもの自体の裏側という意味合いが強いということでしょうか。

アインシュタインを呼んできたいです。

 

表紙のモデルも片方が黒髪ロングでもう片方がブロンドショートと実に双対的であります。

 

中のポートフォリオも「あぁ、双対的…」というため息混じりの独り言が思わず漏れてしまいそうになります。

 

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まぁ僕自身、双対性なんて今回初めて耳にした言葉ですけども。

 

 

 

他のポートフォリオも良かったです!

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

 

Numéro n°185

2017.08.25.

Posted on 08.25.17

フランス版Numéroの最新号が届きました!

 

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表紙は、もうすぐ40歳を迎えるアメリカ人モデルのGuinevere van Seenusです。

 

今号のテーマは『Cinéma』

 

中の特集でもシネマティックな素晴らしいポートフォリオが掲載されています。

 

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今の年齢だからこそ醸し出る凛とした雰囲気が見事に活かされた写真です。

 

その他のポートフォリオも良かったです!

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

VOGUE ITALIA N.804

2017.08.20.

Posted on 08.20.17

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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表紙は、前歯が特徴的なオランダ人モデルLara Stone(ララ・ストーン)が起用されています。

 

今号は、サンローランのクリエイティヴ・ディレクターを退任したエディ・スリマンのフォトグラファーとしてのポートフォリオが久々に掲載されています。

 

まずは表紙にも掲載されたHarley Weirによるポートフォリオからご紹介。

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テーマの“Here Comes The Sun”は、ジョージ・ハリスンの作った同名の名曲もありますが、「太陽が昇る」という意味ですね。

 

 

そして、エディのポートフォリオは結構なページ数掲載されてました。

一部抜粋でご紹介します。

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ご丁寧に各ポートフォリオのクレジットも載っていました。

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他の特集も良かったです!

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

VOGUE ITALIA n.803

2017.07.21.

Posted on 07.21.17

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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とてもクラシックな表紙です。

 

中のポートフォリオも本当に今年発行された号かと驚かされるほどクラシカルです。

 

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髪の毛も近年のコテとかを使ってアレンジした髪型よりも遥かに難しいセットだと思いますが、60’sを題材にしながらもしっかりと現代的なエッセンスも入ってて、とても素晴らしい仕上がりになっています。

使われてる洋服やアクセサリーはもちろん最新のコレクションのものです。

これもヘアメイクとよく合っています。いや、ヘアメイクアーティストが洋服に合わせてスタイリングしているのでしょう。これはファッション誌なのですから。

 

そして、これらのクラシックなポートフォリオの次のページは、まさに“ネクスト”な時代を創造するカッティングエッジな作品が並んでいます。

 

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この振り幅の大きさがあって、このクオリティ。

さすがイタリアンヴォーグ。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

Posted on 07.05.17

発売されたのは去年で新刊ではないですが、最近John Derianのアートブック『Picture Book』を購入しました!

 

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フリーメイソンに入会したくなる程、素敵な表紙です。

 

序文をアナ・ウィンターが書いてましたが、彼女はこういうセンスも好きなんですね。

ちょっと意外でした。

わざわざアナ・ウィンターが勧めなくても(しゃしゃり出てこない方が)この本に価値があることはわかるのに…

個人的にはこの本で唯一残念なところでした。

 

内容はジョン・デリアン本人が「切り離して飾る用と眺める用の2冊購入してほしい」と商売根性丸出しなコメントをしておりましたが、とても素晴らしく本人が自信を持ってるのも分かります。

もちろん一冊で十分ですが。

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

 

 

Numéro n°184

2017.06.25.

Posted on 06.25.17

Numéroの最新号が届きました!

 

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テーマは『Eau』

フランス語で「水」という意味です。

 

中身もテーマに沿った涼しげなポートフォリオが並んでいます。

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

VOGUE ITALIA n.802

2017.06.21.

Posted on 06.21.17

イタリアンヴォーグ最新号が届きました!

 

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右のアクセサリー別冊の表紙が原宿系(?)みたいになってますが、編集部は大丈夫でしょうか?

逆に左の本誌とのギャップが凄いです。

 

と思わせといて中はチョー原宿だったらどうしようと思いましたが、右の原宿を見たあとだったからか余計にとても素晴らしく思いました。

 

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このギャップの使い方を参考に、V:oltaの店内も、ギャルの車のフロント廻りの装飾みたいにピンクのファーとかあちこちに置くべきかと考えましたが、負の要素があまりにも大き過ぎるので断念することにしました。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

 

 

Posted on 06.14.17

Plus Eighty Oneの最新号は『Comme des Garçons issue』です!

 

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現在、The Metropolitan Museum of Artで「Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between」展が開催されているということもあり、このような特集が増えてますね。

全部揃える気は無いですが、本誌は保存版にできるクオリティです。

 

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世界中で有名な退廃的なブランドは多くあれど、退廃的で“ポップ”なのはComme des Garçonsくらいではないでしょうか。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

Posted on 05.31.17

マルタン・マルジェラ関連の書籍を2つ入手いたしました!

 

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左が『MARGIELA THE HERMÈS YEARS』

アントワープのMoMuにて開催されているエルメス時代のマルタン・マルジェラの作品の展覧会のファインブックとなっています。

当時のエルメスは、世界最高峰のアトリエを構築し、バーキンなどのアイコニックな商品も生み出し、既に確固たる孤高の地位を築いていました。

しかし、当時プレタポルテはごく限定的な展開で、後にルイ・ヴィトンなどの超高級ラグジュアリーブランドもクリエイティヴ性を求めてデザイナーを招集したように、エルメスもトレンド性やモードを求めてマルタン・マルジェラを起用します。

マルジェラといえば裏表逆のテーラリングをしたり、高級な生地にダメージ加工を施したり、当時からかなりアヴァンギャルドな存在だったので、エルメス側からしてもかなりリスクも伴う決断だったと思います。

しかし、マルジェラのエルメスでのデザインは大方の予想に反して、ナチュラルで洗練されたデザインのコレクションを発表します。

当時のファッションジャーナリストの評価は、あまり良いものではなかったらしいです。

しかし、今このような展覧会が開催されるということや、この本を実際見てみると、当時のマルジェラのディレクションが素晴らしいものだったと理解できます。

当時は時代が追いついてなかったのでしょう。

僕もヘアスタイルにおいてそれくらいカッコイイことしたいのは山々ですが、自分みたいな青二才が真似するとお客様が人とすれ違いざまに失笑される事態になったら大変なので、心の奥底に留めておくことにします。

とても素晴らしい書籍ですので、ご興味のある方は、ご来店時にぜひ見てみてください!

 

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あと、ついでに右側の本は、韓国の雑誌『MAGAZINE B』

BはブランドのBを意味するらしく、毎号ひとつのブランドにフォーカスして掘り下げています。

こちらも面白いので、待ち時間にでもぜひご覧ください!

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VOGUE ITALIA n.801

2017.05.21.

Posted on 05.21.17

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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テーマは『reach out and touch』

 

今のご時世、服を買うのもわざわざショップに行かなくても国内はおろか海外のECサイトからでも手軽に洋服を買えてしまう時代。

しかし、やはり商品を店頭で見て、実際に触れてみることや、店員さんから得られるその服に対する詳しい説明というのは、その洋服に対する愛着というものを更に持たらしてくれるものだと思います。

 

今回のテーマの中にそういう意味も含まれているのかどうかは定かではないですが、最近ネットでしか服を買ってないという方は、実際に買わなくてもいいので久しぶりに服屋さんに足を運んでみてください!

きっと新鮮な感覚を得られると思います。

 

中のポートフォリオも少しご紹介します。

 

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ファッション誌は本来、「洋服を買う為に参考にする雑誌」という位置にあるものだと思いますが、イタリアンヴォーグをはじめとする海外のハイファッション誌は、アーティスティックな面が強く出てて、完全に「感性を磨く為」に読んでる雑誌です。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

Numéro n°183

2017.05.13.

Posted on 05.13.17

Numéroの最新号が届きました!

 

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表紙はオランダ人モデルのDaphne Groeneveld(ダフィー・グレネヴェルド)です。

 

テーマはCorps。

部隊や兵団という意味がありますが、サンローランで武装したカバーストーリーは、まさにテーマにマッチしています。

 

中のポートフォリオもモノクロで夏らしい写真が並んでいます。

 

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他にも素晴らしいポートフォリオが盛りだくさんです!

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

Número n°182

2017.04.26.

Posted on 04.26.17

Númeroの最新号が届きました!

 

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テーマは『Botanique』

いいですね、歳を重ねるほどに花や植物の素晴らしさがこんな僕でもわかるようになってきました。

歳を取るのも悪いことばかりではないです。

花粉症は酷くなるばかりですが…

 

 

中身もボタニカルづくしで最高です!

 

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ファッション好きの方も、ボタニカル好きの方も、是非ご覧になってみてください!

VOGUE ITALIA N.800

2017.04.21.

Posted on 04.21.17

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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テーマは『The New Beautiful』ということで、ポートフォリオには新人モデルが多数起用されています。

表紙も今注目の新人モデルSara Grace Wallerstedtが飾っています。

 

少し前は、それぞれに特徴的な個性のある顔のモデルが人気でしたが、最近はまた整った顔立ちのモデルが人気のトレンドに戻ってきてるように感じます。

 

その分、ポートフォリオには趣向が凝らされています。

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

Posted on 04.14.17

gap COLLECTIONSの2017-2018 AUTUMN/WINTER が届きました!

 

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今回はもうパリのことしか喋らないですが、gapのパリコレの最初に紹介されてたのはデムナ・ヴァザリアによるバレンシアガでした!

 

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最初、デムナがバレンシアガに就任してから比べると、デザイナーのアヴァンギャルドさとメゾンのクチュリエとの歯車が上手い具合に噛み合って洗練されてきた印象を受けます。

 

メンズコレクションではケリングのロゴを前面に出したり、今もBALENCIAGAのロゴキャップが飛ぶように売れていたりと、個人的には嫌いな部分もありますが、それでも最初は絶対買わん!って思ってたデザインもこの前のコレクションでは(買うかどうかは別として)いいなと思うものもいくつかありました。

デムナではヴェトモンのコレクションも、(これこそ自分はゼッタイに買わないですが) やはり見ていてとても面白いコレクションでした。

 

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いろんな人物に模したモデルが次々と現れ、モデルはその外見のキャラの内面の性格までも乗り移っているかのようでした。

ランウェイでモデルが前のモデルを追い越すなんて発想は、デザイナーのインスピレーションが服だけではなくカルチャー全体を創り上げてるからこそできることです。

これは、いくらお金をかけてもシャネルとかには逆立ちしてもできないことです。

 

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他では、マリア・グラツィア・キウリによる「青」に染め上げたコレクションもとても印象的でした。

 

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「黒に並ぶことのできる色は青だけである」

 

メゾンの創業者であるクリスチャン・ディオールの残した言葉です。

 

それにしてもここまでブルーを印象的に使うとは、お見事です。

生地にもディオールのアーカイヴからキウリが見つけてきたという深いオーシャンブルーのタフタ生地が多く使われています。

それでも、僕はピエールパオロの方をより応援していますが。

 

他では、長年クロエのデザイナーを務めていたクレア・ワイト・ケラーがメゾンを去り、来季からジバンシィに就任することが発表されました。

そしてクレアの後任には、バレンシアガ時代からニコラ・ジェスキエールの右腕として支え、現在もニコラのもとルイヴィトンのウィメンズのディレクションを手がけていたナターシャ・ラムゼイ・レヴィが抜擢されました。

 

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クロエはメンズないですが、これはニコラ好きの僕としてはとても楽しみなニュースです。

しかも、めっちゃセンス良さそう。

 

今のファッション界は、SNSに支配されたようなコレクションをするブランドも多いですが、このナターシャやランバンのブシュラ・ジャラールといったニコラ・ジェスキエールの遺伝子を持つ正統派デザイナーには時代に合わせるのではなく新しい時代を切り開くようなクリエイションを期待しています。

 

という感じのコレクション雑感でしたが、ぜひ皆さんも手にとって見てみてください!

 

VOGUE ITALIA N.799

2017.03.31.

Posted on 03.31.17

イタリアンヴォーグの最新号が届きました!

 

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今月のスティーヴン・マイゼルによるポートフォリオは、なんとECファッションセレクトショップ仕立てです!

 

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いくらオシャレなECショップと言えど、世界のモード誌とは到底比べられないでしょうから、普通なら大失敗企画になりそうなところを、さすがのセンスで見事に形にしています。

 

既に若い世代のファッションコンシャスたちがこぞって買い出した新生クリスチャン・ディオールの洋服もしっかりセレクトされています。

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ここ数年ファッション界で話題の「SEE NOW,BUY NOW」ページもあります。

 

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SEE NOW,BUY NOWに関しては、僕個人的には世界で3番目に入るくらい嫌いな言葉です。

あと2つはドナルド・トランプとシンゾー・アベです。

(日本人もちゃんと個人の意見で政治を支持もしくは批判できるように興味をもっと持ちましょう!)

 

 

なぜSEE NOW,BUY NOWが嫌いかというと、パリはまだこういったことをしているブランドが少ないのが救いですが、高いお金を払う価値のあるブランドのコレクションというのは「ブランドの新作の発表会」よりは「洋服で表現された芸術作品の鑑賞会」であって欲しいと思うからです。

 

自分のそんな願いが通じてきたのか、去年SEE NOW,BUY NOWコレクションを行なったトム・フォードが今年は平常通りに戻すことを発表したりと、トップクラスのメゾンに関してはその流れにこれ以上飲み込まれることはなさそうなので、ひと安心です。

トム・フォードが「見て、すぐ買う」体制をやめる理由は、「7月には秋冬コレクションを店頭に納品したのに9月のショーまで店頭に並べられない。その一ヶ月以上を無駄にした」ということらしくて、僕が期待していた「俺の服を着たいなら半年ぐらい我慢しさらせ、アホンダラが」というような男前な理由ではなかったですが、とりあえずハイブランドとそれ以外のブランドとの境界線が今以上に崩れることはなるべくして欲しくないし、ハイブランドには安易な流れに流されるのではなく、その大切に培われてきた技術と想像力で真っ向から時代に立ち向かっていってほしいです。

 

ちょっとまた話が本筋から逸れてしまいましたが、他のポートフォリオもとても良かったです!

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。