Numeró Homme 27

2014.04.13.

Posted on 04.13.14

Numeró Homme最新号、とっくの前に入荷しておりましたが紹介するのを忘れておりました!

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今号は、表紙もそうですがスーツスタイルがフューチャーされております!

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う〜ん、カッコイイですねぇ。

自分も男である以上、サヴィル・ロウやサルトリアのスーツスタイルは永遠の憧れです。

同じスーツスタイルといっても、各ブランドそれぞれ形に特徴やこだわりがあって、そこが良いのです。

 

今度、セットアップでキメこんでスーパーに行って、野菜買って、「袋いらないです」って言って、素手で持って帰ってこようと思います。

 

他にも、今期メンズでも多く見られた花柄やボタニカル柄をテーマとしたポートフォリオとかも良かったです!

 

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PRADA×Tom Ford

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Dries Van Noten

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Sacai×Valentino

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Gucci×Dries Van Noten

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Ann Demeulemeester

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メンズでは、PRADAやSacai、Ann Demeulemeesterなどが素晴らしい花柄を披露していましたが、個人的にはDries Van Notenが良くて一枚ゲットしました。

今期発表された、ハイダー・アッカーマンのメンズは、他のブランドと合わせるのが難しそうなラインナップでしたが、今期のドリスとの相性はとても良いと思います!

 

という感じで、スーツ・スタイルにご興味のある方は本誌は要チェックです!

 

お店に置いていますので、ぜひ!

Numeró 152

2014.04.11.

Posted on 04.11.14

Numeró最新号入荷しました!

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今月の表紙は、ポーランド人のモデル Ola Rudnicka(オラ・ルドニツカ)です。

(彼女のプチ情報で、好きな料理はセビチェという魚介類のマリネらしいです。)

着ているノースリーブジャケットは、サンローランのもの。

綺麗なVラインが特徴的。

 

日本ではそうでもないですが、海外の雑誌では表紙にサンローランがかなりの確率で使用されているように思います。(今月のDazedもそう)

エディ・スリマン就任当初は、「全然イヴ・サンローランじゃない」とか「ラグジュアリーブランドがすることじゃない」とか色々言われてましたが、これだけファッション誌の最高峰で表紙を飾ることができるのは、それだけ世界のファッションコンシャスにとって憧れであり、就任以来高い注目を集め続けているということなんだと思います。

 

少し前に発表されたA/Wコレクションなんか、まさに「エディ・スリマンここにあり!」という会心のコレクションだったと思います!

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ハイファッションとか普段あまり見ない方でも「カワイイ!」って思えるくらいキャッチーさもあったし、最新版モードでもある“究極のロンドン・ガーリー・スタイル”だったと思います。

 

そして、本誌の今号のテーマは『Los Angeles』

 

エディ・スリマンがディオール・オム時代とサンローラン時代で最も違うのは、ロスの西海岸的なムードが今は漂ってるということ。

上の画像のコレクションも、ロンドンテイストの中にどこかリラックスしたムードがあります。

これが新生エディ流の「ダサかっこよさ」なんだと思います。

 

自分も、エディのサンローラン就任初期はピエール・ベルジェ(イヴ・サンローランのパートナー)ばりに「どういうこっちゃ(というか2シーズン目。1stシーズンは素晴らしかったです)」と思っておりましたが、ここにきてエディの目指してる次のヴィジョンが自分にも理解できるようになってきました!

また次のコレクションも楽しみです!

 

雑誌の紹介から話がズレズレですが、今号はそんな西海岸的な「抜け感」のあるスタイリングが目白押しです!

ご興味のある方はご来店時にぜひご覧ください。

Posted on 04.11.14

オランダの写真家デュオ、Inez Van Lamsweerde(イネス・ヴァン・ラムスウィールド)とVinoodh Matadin(ヴィノード・マタディン)による、20年を越えるキャリアの集大成となる作品集『Pretty Much Everything』を入荷しました!

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二人が生み出す細密で大胆なイメージはファッション写真に対して20年以上の間、挑戦し、刺激を与えてきました。

現在も、Balenciaga, Chole, Dior, Givenchy, Gucci, Louis Vuitton, Viktor&Rolf, Yves Sait Laurentなど数々のファッションブランドの広告写真、またVogue Paris, Harpers Bazzar, V Magazineなどのファッション雑誌などで活躍し続けています。

 

ブックデザインは、ビヨークのポートレート撮影やジバンシィのキャンペーンなどでコラボレートしたM/M(Paris)が担当。

 

ゴシック、不可解なもの、両性具有、喜劇、エロティシズム、シュルレアリスム、ファンタジー、モンタージュ、映画、複製、イメージ操作、ポップアート、フェティシズムやアート史のニュアンスなど、様々なインスピレーションが詰まった素晴らしい写真集です。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

 

 

 

 

 

Posted on 03.30.14

gap collection 2014-15 A/W入荷しました!

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左からパリ,ミラノ,NY&ロンドンのコレクション号となっております。

表紙は、パリがドリス・ヴァン・ノッテン。ミラノがフェンディ(ほぼ見えず)。そして、NYはヴェラ・ワンです。

 

ヴェラ・ワンといえばウェディングドレス界では、シューズ界におけるクリスチャン・ルブタンのような憧れの存在ですが、最近ではデイリーウェアにおいても見事なクリエーションを発揮し、NYコレクションにおいても注目度が増しています。

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Vera Wang

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フェンディの今期のテーマは、ミリタリー×スポーツ。

お家芸のファー使いは相変わらずお見事!カール人形もキュート!

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Fendi

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パリのトレンドセッター、ドリス・ヴァン・ノッテンが今期打ち出したテーマは、色と柄のコントラストから成る“偶然のエレガンス”

アーティストのブリジッド・ライリーに着想を得たオプアートに手書き風の花柄をミックスさせたり、ときには柄と柄とをぶつけ合わせたりと大胆な発想ながらもエレガンスに仕上げるあたりは、さすがはドリスといったところ。

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Dries Van Noten

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A/W全体のファッショントレンドとしては、メンズのビッグシルエット・ブームの流れを汲み、さらにその流れから細胞分裂させたような『拡大、誇張、歪曲』

一見、「アンバランス」なものや「やり過ぎ」とも捉えられそうなものをエレガントに着地させたスタイリングが新鮮でした。

 

とかいっちょまえに言うとりますが、自分はウィメンズは基本着ないので、アートなものとして刺激を受けることで楽しませていただいております。

ですので詳しいスタイリング云々はよくわからないことも沢山あります。

所詮、美容師ですから。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

 

 

VOGUE ITALIA n.763

2014.03.23.

Posted on 03.23.14

イタリアン・ヴォーグ最新号入荷しました!

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右からVOGUE本誌,今シーズンのアクセサリー別冊,そして一番左がヴァレンティノのオートクチュールを中心としたポートフォリオの別冊となっております。

どれも素晴らしいですが、特にオススメはヴァレンティノのポートフォリオ。

 

最近のヴァレンティノは、オートクチュール,プレタポルテ,メンズウェア…その全てで素晴らしい作品を発表しています。

特にメゾンのクチュリエの技術とデザイナーのインスピレーションを最大限に発揮できるオートクチュールのコレクションは、もはや言葉では表現できる領域を超越したため息すらつかせない程の圧巻の出来映えです。

 

その今期のテーマでもある、まるで絵画のようなドレスが、イタリアン・ヴォーグが誇る世界最強のクリエイティヴ・チームとのケミカル・リアクションでさらにドラマティックに昇華されています。

 

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

Another Man issue 18

2014.03.14.

Posted on 03.14.14

Another Man 最新号入荷しました!

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表紙はロンドンの新星King KruleことArchy Marshall(アーチー・マーシャル)です!

 

まだ垢抜け切れてないルックスに、洗練されたランバンの蝶ネクタイが絶妙に似合ってます。

(それでも蝶ネクタイが似合う有名人暫定一位は、個人的にアルベール・エルバスで揺るぎない)

 

タイトルは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが イギリスに対して行った大規模な空襲に掛けて、

“London Blitz”(ロンドン大空襲)

 

去年ファースト・アルバムが発売されてからの弱冠 18歳のあどけなさの残る青年による活躍は、まさに電光石火の急襲でした!

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急襲前

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“6 Feet Beneath The Moon”発売

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急襲後(本誌より)

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果たしてマーシャル青年にとって、ここまでの道のりは「Easy Easy」なものだったのでしょうか?

 

それにしても、アナザー・マンは毎号ロック・アーティストが表紙を飾ったり、中のポートフォリオもロックでエレガントなセンス抜群のスタイリングで、音楽好きなメンズにはもってこいのファッション参考書です!

スタイリングも個人的には(国内外問わず)メンズファッション誌の中で一番好き♪

 

No Fashion, No Life で且つ、No Music, No Lifeな方は必見です!

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Posted on 03.12.14

Dazed & Confused 最新号入荷しました!

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今号から隔月の発売になるらしいです。

ちょっと残念…

 

でも、分厚さは2倍くらいになってます!

しかも表紙最高過ぎ!!!

スカーレット・ヨハンソンです。

(表紙をみてダイワスカーレットのことをちょっと思い出しました)

 

レザージャケットはサンローランのものとすぐにわかりましたが、“S”と“J”のネックレスも(なんならピアスも)サンローランのものらしいです。(じぇじぇじぇっっ!!!)

 

テーマの“under the skin”は、スカーレットのインタビューが載ってたので彼女の内面の感情や思考という意味がひとつと、おそらく彼女がユダヤ人という意味も暗に掛けてるのではないかと思われます。

 

ポートフォリオのはじまりは、『S.J.』の2文字のみ!

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ステキです。

インタビューも気になるところですが、書き出しの「スカーレット・ヨハンソン・イズ・クオーティング(?)・バウドリラード(?)・アット・ミー・イン・ア・タイニー・トイレット」がもう何言うてるか全然解らないので、今回も早々に玉砕しました…

と言ってる最中、デヴィッド・リンチの記事が載ってるのを見つけて、こっちは俄然興味度合いが更に増すので、時間を見つけて解読しようと思います!

(解読という表現は、デヴィッド・リンチの難解な映画と掛けてみたのです)

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

Palm 011

2014.03.11.

Posted on 03.11.14

現在発売中のPalm最新号にV:oltaからミサゴが撮影に参加させていただきました!

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今回は、ヘア&メイクでお手伝いさせていただいております。

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最初の王冠は髪の毛で作ったものです。

アンティーク×ガーリー×モードな世界観♪

 

モデルさんは、まだ15才らしいです!!!

 

素敵なストーリーに仕上がってますので、本屋さんなどで見かけた際はぜひ手にとってみてください。

Them magazine

2014.03.11.

Posted on 03.11.14

早速購入して参りました!

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『HUgE (ヒュージ)』の編集長・右近亨氏が独立して刊行したハイエンドメンズ誌『Them Magazine』

ファッションディレクターは野口強、アートディレクターには村田錬など、脇を固めるスタッフも『HUgE』で一緒に活躍していた人達が名を連ねています。

 

日本にはすでに優れたメンズ誌がたくさんある一方で、『Them Magazine』が目指すのは「情報 (カタログ) よりも、美学 (スタイル) のあるファッション誌」。

高いファッションセンスや知識、想像力を啓蒙し、「なにがかっこよくて、なにがかっこ悪いのか」を明確に打ち出し、その美学に対して共感してもらえる雑誌創りをすること。

 

創刊号の特集は“HEDI SLIMANE”

 

誌面はそりゃ勿論カッコイイです!

 

ヴィジュアルだけでなく「“ダサかっこいい”学概論」とか読みものも面白くて、【“ダサかっこいい”判別表】は“カッコイイ”,“ダサかっこいい”,“ダサイ”で色んな例が挙げられてるのですが、例えば「イットガール」では“カッコイイ”がケイト・モスで,“ダサかっこいい”がクロエ・セヴィニーで,“ダサイ”がパリス・ヒルトンでした。バリウケました。納得です。

 

当面は年4回発行ということですが、早く毎月発売されるようになって欲しいですね。

これからが楽しみです。

 

一方、『HUgE』の方は、講談社が独自に進めていくということですが、果たしてどうなることやら…

 

他誌では、『GINZA』のアートディレクターとして革新的な誌面を創り上げた平林奈緒美さんが辞任したのがとても残念なニュースでした。現在発売されてる3月号からクリエイティブ集団ティーエイチエー(tha ltd.)の阿部洋介氏が後任として就任して徐々に誌面に変化を加えていくということですが、「より多くの女性をターゲットに」という方針からもこれまでのような斬新な誌面創りは陰を潜めていきそうです。

 

“ニッチなこだわり”をとるか“数字として利益”をとるか…

新しいGINZAはその両方を取りに行ってるんですね。

 

V:oltaも「ニッチなこだわり」を目指して5年半やってきて(全然GINZAとかの足元にも及ばないですが)、ターゲットとなる層がかなり限られてる分、今以上に数字を伸ばすには上記のような方針を採る必要があると思うのですが、やはりそこは今顧客となってくださっているお客様をガッカリさせたくないのが一番ですし、自分自身も数字以上に追求していきたいものは今後も変わりませんので、今回ご紹介させていただいた『Them Magazine』のような“美学”を追求していく美容室であり続けたいと考えております!

 

メンズだけでなく女性の方もぜひご覧になってみてください。

 

V:oltaも頑張ってますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

Posted on 03.07.14

Vogue paris 元編集長Carine Roitfeld(カリーヌ・ロワドフェルド)による自叙伝的なヴィジュアルブック『irreverent』を入荷しました!

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ケース入りで誌面はマットな質感になってるのですが、その本としての仕上がりがまず素晴らしいです!

 

本書は、スタイリングやディレクションといった彼女のこれまでの仕事のハイライトが収録されています。

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カール・ラガーフェルド撮影によるカリーヌ本人のショット

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モデル出身のカリーヌのポージングもさすがですが、カールもお見事!

 

現在は自身の新たなファッション誌『CR Fashion Book』を創刊したりドキュメンタリー映画が公開されたりと、老いて(というと失礼ですが)ますます盛んなカリーヌからこれからも目が離せないです。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

Numéro n°151

2014.03.05.

Posted on 03.05.14

Numéro最新号入荷しました!

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表紙は、オランダ出身のモデルSaskia de Brauw(サスキア・デ・ブロウ)です。

黒髪ショートといえばこのモデルです。

カール・ラガーフェルドによる撮影。

 

ウチには、こっちの表紙が届いたんですが、今号はダブル・カバーらしく、もうひとつのカバーはコチラ。

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こちらのモデルは、デンマーク人のNadja Bender(ナジャ・ベンダー)

どちらともカールのお気に入りモデルです。

 

中のポートレイトでは二人が競演したものもあり、とても素晴らしかったです!

テーマは『Les Diaboliques』

「悪魔のような女性」というタイトルで撮影されており、オートクチュールの洋服が多く使用されてます。

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このヴァレンティノのオートクチュールを使用した作品なんて圧巻です!

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ビューティフル♪

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

HYPEBEAST issue 6

2014.03.04.

Posted on 03.04.14

HYPEBEAST最新号入荷しました!

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表紙の人が巷で話題のG-ドラゴンという方らしいです。

(この書き出しの白々しさから「本当はよく知ってるんじゃないの?」と思われるの方もいらっしゃるかと思いますが、(これも合っているか定かではないですが)ビッグバンというグループのメンバーのひとりくらいしか理解してないです)

 

最近、海外のファッションサイトとかでも、この方とファッションデザイナーが写ってる記念写真みたいなやつをよく見かけます。

レディ・ガガのメンズ版みたいな捉え方で大丈夫でしょうか?

自分はK-POPのことは全然わからないので、間違えてたらスミマセン。

でも、現在人気の『ストリート・モード』の象徴的な人物のひとりなのだとは理解できます。

 

他では、現在進行形の『アメリカン・トラッド』を描くトム・ブラウンの記事があって、こちらは断然気になるので頑張って先刻まで英文と格闘してたのですが、熱が5分くらい上昇してきてるように感じたので諦めてこうしてブログを書いています。

英語が堪能で、最近のトム・ブラウンに興味のある方は、ぜひ読んだ後にこっそり教えてください。

 

お店に置いてますので、気になる方はぜひ!

VOGUE ITALIA n.762

2014.03.01.

Posted on 03.01.14

イタリアン・ヴォーグ最新号 入荷しました!

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表紙は、もはや説明不要の映画監督ソフィア・コッポラです。

 

演技をしようが映画を撮ろうが子供を産もうが被写体になろうが、何をしても絵になります。

カメラマンは、スティーヴン・マイゼル。

 

テーマは『Effortless Styles』

 

ファッション用語では“Effortless Chic”という言葉で認識されていますが、エフォートレス・シックとは肩の力を抜き、ほどよく崩した、大人のカジュアルスタイルのことをいいます。

表紙のソフィア・コッポラや、ジェーン・バーキンの娘で女優のシャルロット・ゲンズブールなどが、その元祖と言われています。

 

自分も、服装に緊張感を纏うモード・ファッションにおいて、上記のようなエフォートレスなスタイルはある意味究極だと考えていて、V:oltaのヘアスタイルでもそれをとことん追求したいと思って日々サロンワークしております。もうひとつの究極は、その緊張感をピークにまで高めたファッションやヘアスタイルだとも考えていて、そちらも同時に追求しております。

 

肝心のポートレイトは、サンローラン着てたりするし「どこがエフォートレスやねん!」と突っ込みたくなる寸前でかろうじて止まってる、否、既に2駅分くらい行き過ぎてるんじゃないかとも思われる絶妙なるエフォートレスぶりで超ハイセンスでした。

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(ポートレイトとは別のインタビュー時と思われる写真)

 

ポートレイトは、スタン・スミスの靴ひもを結ばないなど一筋縄では表現してないところがさすがはイタリアン・ヴォーグ

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他にオススメのポートレイトはCRAIG McDEANによる『It’s a Matter of Shape』

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圧倒的なカッコ良さです。

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひ!

Posted on 02.27.14

アナザーマガジンの2014秋冬号を入荷しました!

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アナザーマガジンは、他の海外ファッションマガジンに比べて雑誌のサイズが少し大きめなので、各ブランドの広告を見るのにもオススメです。

 

表紙は、24才のオーストラリア人女優のMia Wasikowska(ミア・ワシコウスカ)です。

 

テーマは、『Fearless Youth』

 

「恐れ知らずの若気」みたいな感じの意味です。

被写体ありきで写真のテーマや構成が考えられてるのが素晴らしいですね。

日本のポップカルチャーにも通ずるテーマで、自分がこのテーマなら使用したいブランドは“コム・デ・ギャルソン”以外にありえないと考えるのですが、さすがはアナザー・マガジン。表紙の洋服はもちろん、このテーマのポートレイトの洋服全てがコム・デ・ギャルソンでした。被写体ありきで考えるなら洋服もデザイン云々ではなく、もっと根幹の部分が重要なのですね。

しかしポートレイトの世界観は、日本のモードを発信している『装苑』などのアプローチとは全然違うもので(もちろん装苑は装苑で素晴らしいですが)、ヨーロッパのインスピレーションで表現する“Fearless Youth”。とても参考になる見事なものでした。

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他のポートレイトも圧巻!

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ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。

Posted on 02.20.14

gap collectionsの秋冬号を入荷しました!

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パリ,ミラノ,ロンドンのコレクションが網羅されております。

 

ミラノでは、メンズのランウェイを発表して3シーズン目となるFendiがようやく“らしさ”のある垢抜けたコレクションを発表し、三たび司令塔を失ったジル・サンダーはその影響を微塵も感じさせないような素晴らしいデザインチームの健闘があり、ミラノのトレンドセッターであるプラダは相変わらず見事なランウェイを披露していました。

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Fendi

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Jil Sander

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Prada

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パリでは、トレンドの波はスピードを増してる印象で、ここ数シーズン,ラフ・シモンズが打ち出してきたアートピースやデジタルモチーフのトレンドがパリ全土により一層広まりました。

その一方で、“ユニフォーム”というスーツスタイルを追求し続けるディオール・オムのクリス・ヴァン・アッシュ, 寵愛するロックスタイルに更なる進化を加えるサンローランのエディ・スリマン, デカダンスを限りなくエレガントに描き「モード界において最も類似したファッションを作られるデザイナー」と言われながらも完成度でそれらを圧倒し続けるリック・オウエンスなど。その移り変わりの早いファッション界の中心にあって、自身の信じたもの、魅了されたものをストイックに追求し続けるデザイナーの姿があるのもパリの大きな魅力のひとつです。

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Raf Simons

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Dior Homme

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Saint Laurent

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Rick Owens

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(ロンドンのことは、誠に勝手ながら省略させていただいております)

 

ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!