Posted on 04.14.13

Style.comマガジンの最新号を入荷しました!


タイトルは『THE RULE BREAKERS』


最近のファッション界は“ルール無用のエレガンス”


『既成概念にとらわれない』ということですね。


その中でも、2013年の秋冬コレクションで一番感じたのは、メンズとレディースのクロスオーヴァー。


メンズウェアに用いられるデザインでもカッコイイと感じるものはレディスでも取り入れてるし、逆にレディスウェアでもエレガントだと思うものをメンズにも用いています。


このあたりにも、エディ・スリマンの及ぼす影響力が感じられます。


メンズファッションをレディスに取り入れてるブランドの筆頭はサンローラン、その逆の筆頭はドリス・ヴァン・ノッテンじゃないかと思います。


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SAINT LAURENT


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Dries Van Noten


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ロンドンには、J.W.アンダーソンという飛び道具もいます。


J.W.ANDERSON


これは日本では完全に警察の職質レベルですが。。


ということで、今年の秋冬は“ユニセックス”な着こなしに注目してみてください。


自分も夏頃からそういった要素を取り入れたヘアの提案を増やしたりしようかと考えております。

完全に本の説明は無視した内容となりましたがスミマセン。


style.com 今号も面白いです。


ご来店時にはぜひご覧ください!

Quotation n°14

2013.04.11.

Posted on 04.11.13

久々のクォーテーションは、なんとデジタルファッションメディア特集です!!!!!!!!!!!!!!!!


これは嬉しい!


表紙は、2009年にDamir Doma(ダミール・ドーマ)のアーカイブを使用して撮影したものらしいです。


個人的には、この頃のダミールが一番良かったと思います。

最近の迷走ぶりからはデザイナーの苦悩が伝わってきます。


特集は、日本一トガッたことをやってるんじゃないかと思わせる雑誌“The Reality Show”のアート・ディレクターである米津智之さんのインタビューをはじめ、“V Magazine”のエグゼクティヴ・エディターなどを務めた後、ファッション業界初のソーシャルメディアサイト『VFILES』を立ち上げたJulie Anne Quayのインタビュー。


さらにはスペシャルピックとして、エディ・スリマンの復帰によりファッション界の注目を一同に集めたサンローランの特集などなど。


インポート好きには、パラパラ見て一回本を閉じた後、ボストン・レッドソックスの上原浩治ばりの渾身のガッツポーズを繰り出して、さらにそこからクールダウンした後、スターバックス・コーヒーのヴェンティ・サイズを片手にゆっくりと読みたくなるような内容です!


激プッシュします!

Posted on 04.04.13

dazed & confused 最新号入荷しました!



今号も表紙カッコイイです!


表紙の白ずくめを演じてるモデルは、アメリカ生まれのアイルランド人女優Saoirse Ronan(シアーシャ・ローナン)です。

映画『ラブリーボーン』で有名ですね。


他では、“Falling for Chloë”という特集でクロエ・セヴィニーがフォーカスされてたり、今号も見応えたっぷりです。


ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!



世界最強のコレクション・ブック“gap COLLECTIONS”の秋冬号が入荷しました!


パリ,ミラノ,NY・ロンドン,メンズと4誌あります!


1冊あたり2cmくらいの分厚さがあります。

本屋さんにはまず置いてないので、一般の方はなかなか見る機会の少ない本だと思います。


表紙は、パリがセリーヌ,ミラノがプラダ,NYがフィリップ・リム,そしてメンズがジバンシーです。


その流れだとメンズはヴァレンティノかなと思ったのですが、ジバンシーも今回素晴らしいコレクション(テーマは、アメリカンベースボール。リカルドのアメリカ好きは留まるところを知らないですね。)だったので納得です。


いつもまとめて4冊届けてくれるのですが、ハンター×ハンターの最新号が30冊同時に発売されるくらい嬉しい気持ちになります。


今のうちに秋冬の傾向をしっかり把握して、その季節が来た時に素敵なヘアをご提案できるようにしておきます!


ご興味のある方は待ち時間にぜひご覧ください!

Posted on 03.28.13

パリのコレクション誌『L’Officiel 1000 Models』


パリのファッション博物館に併設されていたショップで、オートクチュール号とメンズ号を発見したので両方購入してきました。


パリでもコレクション誌は17ユーロ(2000円くらい)とまずまず高いです。

あと紙はペラペラ。このへんは日本の方がしっかりしてます。


内容は、日本のものと比べ写真が多く掲載されており、しかもコレクションからのルックの抜粋が素晴らしく、デザイナーの伝えたいことをしっかり理解してピックしてるのがわかります。

このあたりはさすがパリ。


普段からコレクション誌をよく見られてる方は、ぜひ見比べてみてください!


the archetype issue

2013.03.27.

Posted on 03.27.13

HYPEBEASTの最新号が発売されました!

表紙は、SAINT LAURENT(サンローラン)のデザイナーに就任し再び時の人となったエディ・スリマンです。

年取ってもカッコイイです…


ファッションに詳しいお客様から何度かツッコまれましたが、先日アップしたメンズのヘア撮影で着せてたライダースは、表紙でエディが着てるものとサイズも全く同じタイプです。

ディオール・オムのデザイナーを退任してから現在までの経験と感情が詰まったエディ・スリマンの新たな“結晶”です。


テーマは「The Archetype Issue」


クリエイティビティ、デザイン、機能、イデオロギーなど、クリエーションのインスピレーション源を探求する号となっております!

良いですね。


エディの他には、Paul Smith (ポール・スミス) や Aitor Throup (アイター・スロープ)、J.W.Anderson (ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン)、N.HOOLYWOOD (エヌ ハリウッド) の尾花大輔、Hermès (エルメス) の Véronique Nichanian (ヴェロニク・ニシャニアン) などが登場し、今回も盛りだくさんです。


僕の中では、表紙だけでも『保存版』です!

これからのエディの更なる活躍に期待してます!

N magazine

2013.03.26.

Posted on 03.26.13

現役明大生が創刊したという話題の雑誌『N magazine』


表紙は、水原希子。


発行人兼編集長を務めたのは、明治大学の3年生・島崎賢史郎さん(君と言うべきか)。

彼は、大学生で作るファッションフリーペーパー「ADDマガジン」出身で、バイトで200万円の資金を貯め、創刊にこぎつけたらしいです。


彼はインタビューでこう語っています。


「大学生のくせに生意気だと言われるかもしれないけど、日本のファッション誌って全然面白くない。大御所も若手も、学生だって全部フラットな立場で、クリエイティブなファッション誌を作りたかった。お金はなかったけど、熱意だけでも多くのフォトグラファーやスタイリスト、アートディレクターの方々が協力してくれた。大学生の僕でもできるんだからって、本業の編集者や出版社を挑発したい」


天晴れだと思います。


この本は去年の末に発売されていましたが、その時は本屋でパラパラと見て、他の海外のファッション誌の方がクオリティが高いと感じたので買わなかったのですが、その後、このインタビューを見て心意気が素晴らしいなと思い、応援したい意味もあり買いにいったのですが、「さすが」と言うか残念ながら既に売り切れてたので買えなかったのですが、増版されたらしく本屋さんに並んでたので買ってきました。


たしかに海外のそれに比べて日本の雑誌は“本当に面白いもの”ほど存続するのが難しいという悪循環に陥っています。

『GINZA』などその中でもセールス面でも頑張れてる雑誌もありますが、全体の中では稀な例なんだと思います。

『VOGUE JAPAN』なんかも本当はもっとトンガリたいはず…


本当に面白い雑誌というのは、作り手が購読者に向けて伝えたいことをフルスイングでやってて、その楽しさが見る側にも伝わってくるものです。


N magazineを見てても、そんな熱気が伝わってきます。


V:oltaのコンセプトも結構これと似てるなと思いました。


ニッチなことをヘアサロンでもやろう!


だから彼のインタビューを読んでて共感できましたし、嬉しい気持ちになりました。


ひとつ言えるのは、ブレずにこだわりを貫き通して仕事ができる(結果が出る)環境で働けるのは、最高に幸せなことです。


V:oltaは、美容室としてそうありたいと心から思います。


そんな気持ちを再認識させてくれるような雑誌でした。


同じベクトルの方は、ぜひ見てみてください!

VOGUE Italia

2013.03.24.

Posted on 03.24.13

イタリアン・ヴォーグ最新号です!


いつ入荷してたかは聞かないでください…


今号は、春号なので大ボリュームです!

本誌の他に、右がA.C.C.の別冊。左がヴァレンティノのオートクチュールのドレスを使ったポートレイトの特集号となっております。


ヴァレンティノのポートレイトが特に素晴らしいです!

今回のヴァレンティノのオートクチュールは渾身の出来映えでしたが、その素晴らしさを最高の形で写真に残すなら、イタリアンヴォーグより右に出る媒体は無いです。

お見事。


ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください!

Posted on 03.22.13

これまた少し前に入荷しておりましたDazed and Confused最新号です。


表紙は、オーストラリア人女優のMia Wasikowska(ミア・ワシコウスカ)

スタイリングは着物をイメージしたものが使われています。


コレクションを通じてPRADAが提案したジャポニズムは、今期の大きなトレンドとなっています。

写真のような「和柄のフラワーモチーフ」や、「ジャガード」はトレンドアイテムのひとつです。


足元にチラリと見えるインナーのドレスはアン・ドゥムルメステールのものらしいです。

こんな着物テイストに“アン”を合わせたりしちゃってるところがデイズドらしくて素敵です。


先日ご紹介した雑誌『Lula』はモードをガーリーにスタイリングしていますし、『Dazed and Confused』はモードをカッティングエッジにスタイリングしています。


ラグジュアリーメゾンを任されているデザイナーと同じように、これらの雑誌のエディターは複数のハイブランドの服をスタイリングによって自分たち“らしさ”を出しています。


日本の雑誌で言うと『レオン』なんかも一見、モテたいオヤジの読む本に思われがちで半分くらいは間違ってないと思うのですが、ハイブランドを「レオンらしく」スタイリングしていてとても面白いです。


こういったディレクションこそ“クリエイティヴ”だと思います。

自分も「ヘアデザイン」において、もっと“クリエイティヴ”であれるように頑張ります!


ということで、今号も大変オススメです!

Posted on 03.21.13

ご紹介が遅れてますが、少し前にLula magazine入荷しました!


表紙は2種類ありましたが、ガーリー<モードな方を選びました。


日本では、右の表紙の方が売れそうですが…


内容は、正直まだあんまりちゃんと見とりません。

なぜなら見たい本&紹介しなければならない本が山積みだからです。


中身はパラパラと見ましたが、今回買った方の表紙のポートレイトの方の特集でバレンシアガのヘッドピースが使われてるのですが、上下それぞれがひとつのアイテムなのですが2個付けしてます!とてもオシャレですね。


バレンシアガのヘッドピースは、今期のアクセサリーの中でも特にオススメのアイテムです!

ちなみにドレスはアクネです。

アクセサリーの方が服よりもラグジュアリーなのが面白いですね。


またじっくり読みたいです。


ご興味のある方は、ご来店時にぜひ!


Acne paper in paris

2013.03.16.

Posted on 03.16.13

パリの北マレ地区にあるAcneの直営店で買ってきたAcne paperです。



パリで2番目の直営店であるこのショップは、フレンチではなく、アクネの本拠地・スウェーデンをイメージした店内になっています。




表紙は、女流作家のフラン・リーボウィッツ(Fran Lebowitz)


表紙は他に、バレエダンサーのミハイル・バリシニコフ(Mikhail Baryshnikow)、彫刻家のリチャード・セラ(Richard Serra)と合わせて3種類あるみたいですが、パリのACNE STUDIOS(アクネ・ステュディオズ)にはこのおばちゃんのやつが置いてありました。


アクネは、去年の12月にアジア初の旗艦店「ACNE STUDIOS AOYAMA(アクネ ストゥディオズ アオヤマ)」を東京・青山にオープンするなど、日本でも飛ぶ鳥を落とす勢いです。


V:oltaのお客様で、アクネを日本に持ちこんだ凄腕のファッション関係者がいらっしゃるのですが、その方に「行ってきました」という為にも重たかったですが、パリから持ち帰ってきました。

その方には、いつも面白いファッションの話を聞かせていただいております。

アクネの話を聞かせていただいた時には、あまりにもスゴ過ぎてお礼にお店にあったWWDの「アクネ絶好調の理由」という特集号を差し上げました。


ちなみに、アクネはスウェーデン→日本→パリの順で世界的にヒットしました。

インポートブランドは、ほとんどヨーロッパで流行ってから日本に入ってきますが、アクネはこの方の審美眼でパリより先に日本が本格的に入ってきています。

関西にもすごい方がいらっしゃるものです。


僕ももっと頑張ります!


アクネ・ペーパーも面白いです。

ご興味のある方は、ご来店時にぜひ!

WWD vol.1735

2013.03.13.

Posted on 03.13.13

ちょっと海外に行ってる間に、面白そうな本や雑誌が大量に出てて、パリで買った本とかも紹介したいのですが、結構あるので全部紹介できるように頑張ります!


ということで、今回はWWD最新号。

パリコレ特集です!


表紙は、アレキサンダー・ワンによるバレンシアガのファーストコレクション!


ひび割れドレスのインスピレーションは『大理石』


プレスやバイヤーたちへのインビテーションカードからランウェイの床に至るまで、徹底してマーブルだったらしいです。



テーマは「ミネラル」


前任のニコラ・ゲスキエールが偉大だったので相当なプレッシャーがあったと思いますが、ちゃんとバレンシアガらしく仕上がってましたし、モダンでシックな良いデビューコレクションだったのではないかと思います!


アレキサンダー・ワンは、まだ若くて才能溢れるデザイナーなので、これからの更なる飛躍に期待したいです。

歴史あるバレンシアガのメゾンには素晴らしいクチュリエがたくさん揃ってると思うので、自身のシグネチャーではできないようなクリエイティヴィティに富んだコレクションをこれからどんどん発表してほしいと思います。


頑張れアレキサンダー・ワン!


Posted on 03.12.13

TRANSITの最新号が発売されました!

今回の舞台はミャンマーです。



毎号思うのですが、TRANSITの特集のセンスは圧巻です。

そりゃ毎号「永久保存版」って書いてる訳です。


ミャンマーは東南アジアに位置する国で、首都はネピドー。

公用語は、ビルマ語。

多民族国家で、ビルマ族(人口の6割)の他、主なものとして、カレン族、カチン族、カヤー族、ラカイン族、チン族、モン族、ヤカイン族、シャン族とたくさんの少数民族があります。


少し前までは軍事政権で鎖国状態が長く続いてましたが、最近は民主化が進み、多くのトラベラーがこの未だ謎めいた国を訪れるようになりました。


今号も素晴らしい写真と共に、そのミャンマーの“今”を伝えてくれています。


ご興味のある方はご来店時にぜひ!

WWD vol.1734

2013.03.08.

Posted on 03.08.13

WWD入荷しました!


今回はミラノ コレクション特集です。


表紙は見事なコレクションを披露したPRADAです。


現在、ウィメンズのコレクションでトレンドの軸となりうるブランドは、PRADA,CÉLINE,LANVINあたりでしょうか。

(LOUIS VUITTONのマーク・ジェイコブスなどのクリエイションはまた別のカテゴリのものです)


別のブランドが先に提案したファッションにしても、これらのブランドが発表することでトレンドとして決定的になるだけの影響力を持っています。


今回のコレクションでPRADAが提案した「袖口ボリューム」や「Aラインフレア」は、間違いなく来期の秋冬のトレンドとなるでしょう。


ミラノにプラダあり。

会心のコレクションでしたね。


Fat Magazine

2013.02.21.

Posted on 02.21.13

デンマークのコペンハーゲンで発行されてるFat Magazine の Issue C を入荷しました!


この雑誌は今号で3冊目。

Issue A,Bときて今回が C 。


今号で初めて買いましたが、ファッション誌ですがアート色が強くて面白いです!

名前もイイですね。


表紙は、アメリカ人女優のKate Bosworth(ケイト・ボスワース)です。

カメラマンはコペンハーゲン出身の元ファッションモデル、Helena Christensen(ヘレナ・クリステンセン)です。

彼女はモデル引退後、カメラマン,DJ,雑誌NYLONのディレクター,ヴィンテージショップの経営などマルチな才能を発揮しています。

今号を見てると、彼女の世界観がどういうものなのかが伝わってきます。

ダークで、少し不気味で、でもシックで。

デヴィッド・リンチの映画のワンシーンのような感じでもあります。

表紙もいい感じ。


その他の企画もいろいろあって面白いです。


ファッション,アート好きな方は、ぜひご覧下さい!