Posted on 08.03.21

Anika – Change

2021.08.01.

Posted on 08.01.21

ベルリンを拠点とするアーティスト, Anikaによる11年ぶりのセカンドアルバム『Change』

 

 

 

「今、私たちが欲しいものを必要に応じて手に入れている限り、自分が未来のケアをしているかどうかなんて私たちは気にしたりしない」という彼女の言葉が表すように、本作では環境問題などへの“意識改革”を訴えかけています。

 

今、日本の人々でも、例えばスーパーでゴミ袋を買おうとする時、環境に有害とされるゴミ袋が300円で売っている隣に環境に配慮されたゴミ袋が350円で売っていたとして、サイズや枚数は同じであれば、やはり300円のゴミ袋を買う人の方がまだ圧倒的に多いのではないでしょうか。

レジ袋自体も有料化されましたが、環境問題に対して個人ができる取り組みとしてレジ袋を辞退するという方よりも、有料化されたからレジ袋の使用を極力控えだしたという方のほうが多数だと思います。

 

現在の新型コロナによる人々の“慣れ”もそうですが、こうしてる今も懸命に感染者の治療にあたってくださってる医療従事者の方々の大変な姿を毎日目の当たりにしていれば、心理的に自身の行動ももっと抑制されたものになる人が大半ではないかと思います。

 

レストランで食事をする時なんかでも、ほとんどの人が料理の味は気にしても食べる前にその材料となっている牛が殺されていることを真剣に考えたりはしないと思います。

もし自分が畜産農家をしてて、育てた牛を殺してその肉を食べるとするなら、食事する前に手を合わせてありがたく思い感謝しながらいただくでしょう。(自分が育てていなくても命あるものを食事としていただく時は、本来そのような思いを持って食べるべきなのでしょう)

その瞬間は、その肉が美味い不味いなどということは重要ではないように思います。

 

自分は30代になって、知識や教養に対して求めるものの質が20代までよりも(希望的観測も込めて)少しずつ向上されていく中で、自分が無知だということを今になって心から痛感しています。

20代の頃よりも今の方が知ってる物事の範囲は間違いなく広がったと思いますが、だからこそ自分の無知さに気づけたのだと思います。

 

気づけたならもっと変わらないと、と思っている今日この頃です。

 

アルバムのレビューはそっちのけでスミマセン。

このアルバムでAnikaは「私たちは皆変わることができる」と歌っています。

 

曲も大変素晴らしいです。

 

 

Posted on 08.01.21

Posted on 07.31.21

Posted on 07.30.21

Posted on 07.29.21

MUNYA – Pour Toi

2021.07.28.

Posted on 07.28.21

Posted on 07.27.21

Hana Vu – Maker

2021.07.25.

Posted on 07.25.21

Darkside – Spiral

2021.07.24.

Posted on 07.24.21

ニコラス・ジャーとデイヴ・ハリントンによるユニット, Darksideの新作『Spiral』

 

 

本作は2018年の夏にレニ・レナペ領(現在はニュージャージー州フレミントン)の小さな家を借りて1週間でレコーディングされました。

 

そこから1年半の歳月をかけ、ミックスやマスタリングを経て完成させました。

 

荘厳さを感じるムードに、圧倒的なまでのグルーヴ感。

 

最高です。

 

 

Posted on 07.24.21

Posted on 07.23.21

Midwife – Luminol

2021.07.22.

Posted on 07.22.21

コロラド州デンバーを拠点とするマルチインストゥルメンタリスト, Madeline Johnstonによるプロジェクト, Midwifeの新作『Luminol』

 

 

“ヘブンメタル”を自称し、「荒廃とカタルシス」をテーマに掲げる彼女。

 

犯罪捜査官が犯罪現場に残された微量の血液を発見するために使用する化学物質“ルミノール”をタイトルとする本作は、DIIVの3人のメンバー(Zachary Cole Smith、Ben Newman、Colin Caulfield)のほか、Tucker Theodore、Vyva MelinkolyaのAngel Diaz、Have A Nice LifeのDan Barrettなどが参加しております。

 

素晴らしい世界観の美しい作品です。

 

アートワークには、水辺に立つ暗い人物が描かれています。

これには2つの意味が込められているらしく、ひとつは2020年の間、人類が崖っぷちに立たされていたということ、そしてもうひとつは、後になって自分たちがずっとそこにいたことに気づくということです。

 

この女性は、Madeline Johnstonの母親で、1980年代に撮られたものらしいです。

 

 

Posted on 07.22.21