d design travel TOKYO
2012.09.26.
Posted on 09.26.12
d design travelより、東京らしいデザインの場所を紹介するトラベルガイドブック。
これからの山の手東京は、下町東京に。
むやみな経済成長はできず、自国らしさを大切にして低成長できればいい時代がこれから訪れる時、人間らしい暮らしのある下町エリアに多くのクリエーターが移っていくだろう。それはまるで江戸文化の再現化のようであり、人々の本来のつながり、〝もの〟を生み出すスピードなど、東京は東京の原点である〝江戸の都市〟を手本に変わっていく。(「ナガオカトラベル」より)
日本中がデザインに関心を持ちはじめました。
各地の作り手は若返りはじめました。
さて足りないのはと考えた時、観光が若返ってないことだとD&DEPARTMENTは思いました。
デザインに関心を持つ人は、現場を訪ねる旅をするときも、デザインの視点でその土地らしい宿やギャラリー、カフェや工房を訪ねます。
今、情報満載の旅行誌や、編集長の顔の見えないジャパンデザインの雑誌はあるのですが、観光とデザインと編集長の独断で編集されたトラベル誌はありません。
ある経験値で、情報満載ではなく言い放ってみる。
D&DEPARTMENTがD&DEPARTMENTの感覚で確かめ、10年経っても継続していく生命力と地場からのメッセージをしっかり持っている場所を選定したデザイントラベルガイドです。
表紙は、クリエーションを世界に発信するブランド「コム デ ギャルソン」が、1988年から1991年まで発刊していたイメージマガジン『Six』(six senses=第六感)の表紙がそのまま使われています。