gap PRESS vol.177

2024.05.04.

Posted on 05.04.24

gap PRESSの最新号は、MILANO/NEW YORK 2024-25 Autumn&Winter 特集号です。

 

 

表紙はジル サンダーのコレクションからのもの。

単一色のコーディネートの中に、曲線と直線, 柔らかさと重厚感, マスキュリンとフェミニンなど、様々な相反する要素を共存させています。

これは、ルーシーとルークという二人のデザイナー体制であるひとつの大きな強みでもあると思います。

 

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BOTTEGA VENETA

 

ブランドに革命をもたらせたダニエル・リーがバーバリーに移籍し、その後任を任されたマチュー・ブレイジー体制になって3年が経ちますが、マチューもボッテガに吹き込まれた新しい息吹を衰えさせることなく、素晴らしいクリエイションを発表し続けていると思います。

 

今季キーワードとして挙げたのは“余白”だそうです。

僕も個人的に李禹煥やロベール・ブレッソンなど、余白を巧みに操った作品は大好きで、今回のマチューのコンセプトも面白いなと思いました。

 

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PRADA

 

 

最近のPRADAの服作りは本当に面白いです。

クリストファー・ノーランは時系列を巧みに操る映画監督ですが、ラフとミウッチャによるプラダはあらゆる時代をタイムスリップさせ、そしてそれらが融合して現代に舞い降りてきたようなコレクションを発表しました。

僕がキャピキャピの20代女性だったなら、このライムグリーンのインナーとペールピンクのカーディガンの合わせにも挑戦してみたかったです。

 

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GUCCI

 

 

40才のデザイナー, サバド・デ・サルノによってGUCCIはリセットされました。

個人的には、ミケーレのクリエイションよりサルノのクリエイションの方がグッチらしいなと思っています。

先日、前任ミケーレのVALENTINOデザイナー就任のニュースが流れたところですが、ミケーレがいなくともグッチは大丈夫そうです。

 

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という感じのコレクション雑感でした。

本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方はぜひご覧くださいませ!