MODE et MODE no.415
2026.04.24.
Posted on 04.24.26
モード・エ・モードの最新号は、2026-27 秋冬 プレタポルテ コレクション特集号です。

表紙は2001年のブランドデビューから25周年を迎えたステラ・マッカートニーのコレクションのものです。
現在では、ファッションの最高峰であるモードの世界でも動物愛護や環境問題に配慮する姿勢が当たり前となりましたが、ステラ・マッカートニーはまさにそれらの活動にモード界で真っ先に取り組んだデザイナーの一人です。
たとえ時代が追いついていなくてその時はあまり注目されていなくても、自分が正しいと思うことを長年信念を持って続けていると、いつか評価される日が来るものです。
ステラ・マッカートニーさん、25周年おめでとうございます。
いくつかのブランドをピックアップしてご紹介させていただきます。
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CHANEL


マチュー・ブレイジーが最初にシャネルで発表したコレクションを見た時は、今までのシャネル像とは違ったことを少し残念にも感じたのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったものでこのコレクションをみてるとやはりマチューは凄いなと思わされます。
モダンでエレガント、そして革新性があります。
現代はテクノロジーの進化が目覚ましいですが、このマチューのコレクションはまるでファッションを10年早めたかのようなルックが並んでいます。
バランス感覚も秀逸。
今回マチューは、「ファッションは毛虫であり、蝶でもあるのです。昼は毛虫、夜は蝶になりなさい」というガブリエル・シャネルの言葉から着想を得たらしいです。
今の時代は昼も夜も蝶であろうとする人が多すぎる気がします。
毛虫のように必死でもがく姿があるから、蝶となった時により輝いて見えるものだと考えています。
僕は特殊だからか、人の毛虫の姿にこそ美しさや魅力を感じることが多いです。
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DIOR


今のモード界でマチューのシャネルが東の横綱だとすれば、西の横綱はジョナサン・アンダーソンのDIORということになるかも知れません。
モード界で横綱になるには王道である必要があると思うんです。
そして、今モード界に君臨する横綱は両者王道でありつつもかなり革新的でもあるデザイナーを擁しています。
今回のショーは「洋服を自然光で見せたい」とのアンダーソンの意向のもと、チュイルリー公園内の池の上にランウェイを作った舞台で発表されました。
上のシャネルの言葉の毛虫と蝶のように、洋服は室内と自然光の当たる屋外で見るのとではその表情が変わるものも多くあります。
僕自身も、このアンダーソンの言葉を聞いて、自分の着ている服も外に出た時にはその見え方を注意深く観察してみようと思いました。
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ALAÏA(左側)

ここ数年、アライアのバッグを持ってる人をちょくちょく見かけるようになりました。
ブランドのバッグが売れるということは、そのブランドのデザイナーが評価されているということでもあります。
(もちろんバッグより洋服に対するクリエイションが評価されているのですが、ほとんどの購買層は服じゃなくてバッグや財布などを買います)
その成功の立役者となったのは、長年ラフ・シモンズを右腕として支えたピーター・ミュリエです。
彼の仕事の出来ぶりは、ラフのドキュメンタリー映画『ディオールと私』でも垣間見ることができます。
このアライアのコレクションは、そのピーターが手がけるラストコレクションとなります。
そして、ピーターがアライアを去って次に移るのは昨年プラダグループが買収したばかりのヴェルサーチェ。
そのプラダには現在ラフ・シモンズが共同デザイナーとして君臨しています。
まさに強奪…
ミウッチャがラフの二の腕あたりに人差し指つけてクリクリしながら「ねぇ〜、ラァ〜フゥウ〜〜」とか言っておねだりしたのでしょうか。
ミウッチャのあの素敵な笑顔の陰には、トランプばりの腹黒さと野望があるのかも知れません。
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最後はちょっとだけやりすぎコージーっぽい感じになってしまいましたが、僕の拙いコレクション雑感は以上となります。
本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧くださいませ!









