VOGUE ITALIA N.850

2021.07.30.

Posted on 07.30.21

イタリアンヴォーグの最新号が届きました。

 

 

今号のメインの特集では、ロンドンで活躍している日本人スタイリスト, Ai Kamoshitaさんがフューチャーされていました。

 

 

 

 

彼女は、現在の世界のモードシーンの中心で活躍しているスタイリストの一人です。

 

世界的に見てもファッションへの関心が高いとされている日本人でも、なかなかモードのトップクラスで活躍できる人材はそうそう多くないのが現実ですが、そんな世界から“ブッ飛んだ”感性の持ち主が集結しているモード界の中心での彼女の仕事ぶりは本当に素晴らしいです。

 

ファッションブランドでもそうですが、彼女のスタイリングをみても“ジャポニズム”の精神を感じます。

 

阿部千登勢さんのデザインするsacaiは、日本人からするとヨーロッパ的な雰囲気に感じる方も多いかと思いますが、ヨーロッパからみれば「ジャポニズム」と感じられています。

Yohji YamamotoやMame Kurogouchiがsacaiに比べるとずっと日本的なのは、日本人でも理解しやすいと思います。

そういった議論に値するものが、真の『クールジャパン』だと思いますし、個人的にはそういった世界観のものをオリンピックの開会式でも観たかったです。

 

他でも日本人の写真家Hiromixが担当した特集や、様々な人種や異なる宗教を持ったモデルを起用して多様性を表現した特集があるなど、東京オリンピックに関連させた号なのかなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

本誌はお店に置いてますので、ご興味のある方はご来店時にぜひご覧くださいませ。