VOGUE ITALIA N.862

2022.07.16.

Posted on 07.16.22

イタリアンヴォーグの最新号が届きました。

 

 

 

表紙は、アメリカの女優, Zendaya(ゼンデイア)です。

 

僕はこの人のことを全然知らなかったのですが、少し調べてみたらどうやら曲も出しているらしく、ポップカルチャーの人っぽかったです。

 

長年イタリアンヴォーグを牽引してきたフランカ・ソッツァーニが亡くなって、今の編集長に代わってからイタリアンヴォーグでもこういう人選が増えてきたように感じています。

誌面や撮影はアーティスティックなんで別にいいんですけど、ちょっぴり残念な気持ちになります。

エンタメと芸術は別物で、イタリアンヴォーグはファッションにおいて芸術の域に達している数少ないモード誌だと思うので、企画の人達もそういう自覚をもっと強く持っていただきたいです。

 

Dazed & Confused や AnOther Magazineという媒体は、芸術というよりカルチャー寄りですが、その点においては自分達のやるべきことをしっかり理解してモデルの人選や誌面構成を行っていると感じます。

 

肝心要のモード界の主要ブランド(特にラグジュアリー)が軒並み商業主義に舵を切っているのに比べると、イタリアンヴォーグのブレ方はそれでもだいぶマシな方だと思えますけどね。

 

関西の某メンズ館は、最近日本で一番客層が悪いとの噂を聞きます。

リックやドリス, ハイダー(ハイダーは現在ブランドが休止中ですが)などのセレクトもなくなり、もはや真のファッション好きが行くような場所ではなくなったのだと思います。

(それに比べると、おもんなパルコの方がまだマシに思えますが、相変わらず面白くないので僕はそっちも息子のウルトラマン(というかそれに出てくる怪物)のソフビを買いに行くくらいしかあまり出向かないです)

僕も本館の地下の菓子・惣菜売り場くらいしかペルソナカードを使わなくなりました。

早く解約したいです。

 

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故野村監督ばりのボヤキはこのくらいにして、誌面も少しご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のクオリティはさすがです。

いつも勉強になります。

 

本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにご覧くださいませ。