VOGUE ITALIA N.866

2022.11.11.

Posted on 11.11.22

イタリアンヴォーグの最新号が届きました。

 

 

表紙は、アーバン・フラメンコの歌姫との異名を持つスペインのシンガーソングライター, Rosalíaです。

僕はこのアーティストを知らなかったのでちょっと聴いてみましたが、案の定ドンピシャな感じではなかったです。

 

別の雑誌ですが、DAZEDにフューチャーされるようなアーティストの方が個人的には好みです。

それはVOGUEがモード誌なのに対して、DAZEDはあくまでカルチャー誌を謳っているくらいにカルチャーへの精通度合いが違うからだと思います。

ファッションが好きな方には、ファッションだけに強い興味がある人と、カルチャー全般にも強い興味を示す人と、2パターンあります。

僕は完全なる後者(しかもファッションが一番手ではない)なのですが、(自分がそうだから言うのではないですが)特にメンズファッションにおいてはカルチャーも知っておいた方がファッションは断然楽しいものになります。

スタイリングの見え方も変わってきますし、選ぶものも変わってくるかも知れません。

超オススメです。

興味はあるけど、どこから手をつけて良いのかわからないという方は僕に聞いてください。

帰るまでにその人に合いそうなワードを10個くらい出すことはできます。

(気に入ってもらえるかどうかの自信はないですが)

 

少し話が逸れましたが、誌面の芸術性はDAZEDより当然イタリアンヴォーグの方が上なので、だからこそイタリアンヴォーグには変なキャッチーさを出さずにアップカミングなモデルとかを表紙にも起用してくれたらそれで十分です。

 

でも、誌面のフラミンゴ感溢れる写真は、さすが素晴らしいものでした。

 

 

 

僕は目立つことも苦手ですし、テンション上がって踊り出すなんてことは今後も皆無な人生だと思いますが、この上の写真の誰かの役を代わりにしないといけないとしたら、ソッコーで真ん中の人(それも相当に嫌ですが)を選びます。

 

.

マジでどうでも良い話は置いておいて他の写真もご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

内容は相変わらず、準最高です。

最高でも良いのに“準”を付けているのは、元編集長である故フランカ・ソッツァーニに敬意を表してのものです。

 

僕にとっては、彼女の手掛けていたイタリアンヴォーグが、過去にも、おそらくはこれから先にも、最高のモード誌であることに変わりはないと思います。

 

本誌はお店に置いてますので、ご興味のある方はご来店時にぜひご覧くださいませ。