Posted on 02.25.09

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1998年/英
【監督】【脚本】 ガイ・リッチー
【出演】  ニック・モラン/エディ  ジェイソン・ステイサム/ベーコン
ジェイソン・フレミング/トム  デクスター・フレッチャー/        ソープ スティング/JD
【撮影】 ティム・モーリス=ジョーンズ
【音楽】 デヴィッド・A・ヒューズ  ジョン・マーフィ

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監督はご存知マドンナの元夫、ガイリッチー。ミュージックビデオ出身の監督だけあって、時折見せるカット割りなしのスローモーション、早送りといった映像処理など、随所で魅せてくれます!

ロンドンの下町を舞台として、一攫千金を企む若者4人を中心に、暗黒街のボスやらおぼっちゃまマリファナ製造団やら街のチンピラやらサモアの麻薬王やらを巻き込んだ、50万ポンドの大金と骨董品のライフル銃をめぐる騒動を描いた映画です。

とにかくテンポのいい映画です。

かつては「若き英国版タランティーノ」なんて言われていましたが。確かにスタイリッシュな映像感覚という点では似ていますが、タランティーノほどどぎつい暴力シーンはないし、やっぱりガイ・リッチーは「イギリス映画」だと思います。

“LOCK, STOCK & TWO SMOKING BARRELS”というのは、ワケの分からないタイトルですが、ロック、ストック、バレル、それぞれが銃の各部の名称で、Lock, stock and barrelという成句で「一切合財」という意味だそうです。なるほど…