美しき仕事
2024.07.23.
Posted on 07.23.24
昨日のお休みは、九条にあるミニシアター,シネヌーヴォで、クレール・ドニ監督の98年制作の映画『美しき仕事』(4Kレストア版)を観てきました。
本作は、フランスから遠く離れたアフリカの海沿いの地,ジブチ共和国で訓練に励むフランス軍の外国人部隊の姿を描いた作品です。
本作の主人公は、レオス・カラックス監督の“アレックス三部作”で主演を務めたドニ・ラヴァン。
かつて外国人部隊の上級曹長であったガルー(ドニ・ラヴァン)。
彼が憧れともつかぬ思いを抱く上官,フォレスティエ、そして部隊に加入して早々に皆の人気者となる新兵サンタンの存在。
この映画は、LGBTの観点も持っています。
それを性的な描写や直接的でわかりやすい描写を一才使わずに描いています。
ジブチのロケーションと軍隊の訓練を組み合わた映像が、本当に美しかったです。
人物とカメラの距離感、人物と景色のフレーミングも素晴らしかった。
ドニ・ラヴァンの最後の変なダンスも最高でした!
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください!