FRANCES HA
2014.10.07.
Posted on 10.07.14
観てきました!
ノア・バームバック監督の最新作『フランシス・ハ』
なので、みなさん気になっているであろうタイトル『フランシス・ハ』の意味が僕にはもう理解ります。
自分は先月、この映画の前売りを買った際に“非モテエコバッグ”なるものをもらったのですが、それも映画を見て関連性がわかりました。
(こちらは全然大したことじゃないです。というか僕の非モテザイフぶりに店員さんはビックリしてたのではないでしょうか)
映画はヌーベルバーグへのオマージュか、全編モノクロです。
あらすじは、ニューヨークのブルックリンを舞台に、バレエダンサーを目指す27才の不器用な主人公,フランシスが、彼女を取り巻く個性的な友人たちを巻き込みながら自分探しをする日々を生き生きと映し出したものです。
自分は男なので、女性の方のほうが共感をできる箇所が多い分さらに面白さが増すのだと思いますが、
モダンなストーリーに少しオールダーな選曲が抜群で、コンパクトにまとめられた(90分弱)時間に映像のスマートさもよくマッチしており、十分に楽しめました!
最初は、主人公のことをだいぶイタいやつだなと思って観ておりましたが、背伸びしないでありのままの自分を受け入れることで、人生とはガラリと変わるのだなと思いました。
アラサー世代の「これから先の人生」について真剣に考えなくてはいけない人達には、いろいろと考えさせられる映画でもある思います。
ラストには、デヴィッド・ボウイのモダン・ラヴでエンドロールを迎えました。
これもとてもよい曲です。
.
David Bowie – Modern Love