HAPPYEND
2024.10.16.
Posted on 10.16.24
坂本龍一を父に持つ空音央監督の長編デビュー作『HAPPYEND』を観てきました。
タイトルは、父の盟友,細野晴臣さんの組んでいたバンドと掛けていたりするのでしょうか?
まず、冒頭のクラブシーンのDJ役に行松陽介さんが起用されててビックリしました。
行松さんは、日本のアンダーグラウンドシーンを牽引するDJの一人です。
素晴らしいガテン系の肉体美(もともと肉体労働系の仕事をしつつDJ活動をされていたようです)をお持ちですが、そのセンスは見た目とは良い意味でギャップありまくりです!
内容は新世代の青春映画という感じの作品でしたが、ファッションやカルチャーに関心のある現代の若者達にも刺さるような感覚がある作品だと思うので、特にそういった層の方にたくさん観てほしいなと思うような映画でした。
主役の二人は、どちらもモデルをされている方を起用しているそうです。
挿入される音楽のセンスやカメラワークにも、偉大すぎる父,龍一氏のDNAを感じました。
カッティングエッジなカルチャーに興味を持つ日本の若者が増えたら、また日本はカルチャーにおいても世界から注目される国になれるかも知れません。
ご興味のある方は、ぜひ映画館に足を運んでみてください!