藝術の秋

2021.11.02.

Posted on 11.02.21

今年も11月に入りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

自分達もワクチン接種を終え、コロナの感染状況も現在は落ち着いてきました。

 

僕はもともとお酒は全く飲めないのに加えて友達も衝撃的に少ないので、飲食店の規制が全面解禁になったところでそこまで生活に変化はないのですが、映画館や美術館などへは少し足を運びやすくなりました。

お酒やタバコをやらない分(?)、他の趣味は多くて、音楽, 映画, 読書, 芸術鑑賞などは特に好きです。

ほぼインドアですが。。

でもランニングをしたりもします。

それも音楽を没入的に聴く為という側面もあるのですが。

それを口実に、最近とても音質の良いイヤホンを買いました。

 

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去年から続くコロナ禍において、映画館や美術館へはあまり行けませんでしたが、もともとステイホームは得意中の得意なので、それらの趣味に没頭しておりました。

 

この秋に限ると、音楽は新譜ならLe RenやGrouper, The War on Drugs、旧譜(リリースは最近ですがレコーディングから時間が経過した作品という意味で)はMary Lattimore, Nick Cave & The Bad SeedsのBサイド集など、何らかしらの作業中などに流しておく音楽はいずれも優しくて耳障りの良いものを好んで聴くことが多かったです。

 

映画は、シネ・ヌーヴォのケリー・ライカート特集は全部観ました。

一番最後に観た『ミークス・カットオフ』もとても良かったです。

 

 

このジャケットのシーンも最高でした。

女性が荒野を歩く姿がなぜにこんなに美しいのか。

4作を観終える頃には、すっかりライカート監督のファンになりました。

 

あと、家でもDVDやブルーレイ, サブスプリクションなどで、特にシネフィル系を中心に何かに取り憑かれた人のように鑑賞しています。

本当に取り憑かれているのかも知れません。

 

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読書は、今は複数の本を同時に読んでいる最中なのですが、その中にカントとパスカルの哲学書があります。

これも動機はエリック・ロメールの映画を観たからです。

哲学について自分ももっと詳しくなれば、芸術映画やアート作品を観た時にもっと理解を深めることができると思ったからです。

個人的には、特にカントの本が面白いです。

 

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芸術では、先日、久々に国立国際美術館へ行ってきました。

 

目的はボイス+パレルモ展です。

 

特にヨーゼフ・ボイスはかなりヤバい奴ですが、彼の代表作である“ユーラシアの杖”は東西冷戦下のヨーロッパからユーラシア大陸を再接続しようと試みるボイスの同名パフォーマンス(ヘンニク・クリスティアンゼンとの共演)で用いられたもので、60年代の美術史における最重要作品のひとつと称されています。

大阪では来年の1月半ばまで開催されていますので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください!

 

そんな感じの秋の芸術活動記録でした。

 

みなさまも感染防止対策をしつつ、秋の芸術を楽しんでみてください!