デ・キリコ展
2024.09.24.
Posted on 09.24.24
昨日のお休みは久々に神戸の地へ。
神戸市立博物館で開催されている『デ・キリコ展』に行ってきました。
ジョルジョ・デ・キリコは1888年生まれのイタリア人で、後のシュルレアリスムにも大きな影響を与えた画家です。
デ・キリコは、ミュンヘンの美術大学で絵画を学び、ニーチェなどのドイツ哲学から影響を受けます。
そして、のちに“形而上絵画”と名付けられることになる幻想的な雰囲気を纏った絵画様式を確立します。
ダリの作品は今まで何度か観る機会に恵まれていましたが、デ・キリコの作品をちゃんと生で観ることができたのは今回がほぼ初めてだったので、関西でも開催してくれてとても有り難かったです。
今の時代は、インターネットを通じてもアーティストの作品を観ることも容易にできますし、画集もネットで注文したら2~3日後には手元に届く時代ですが、やはり“本物を観る”ということはネットや画集で見るのとは全く違うし、こうして観たいと思ったものは積極的に行動して観にいくことが大切だと思います。
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今回は、奥さんと子供も一緒に連れて行きました。
子供は僕よりもだいぶ少ない鑑賞時間でしたが、それでもその日の夜に今日観た絵のことを自分から僕に話してくれました。
(ボルタンスキー展に連れて行った時は、ただただ怖いと言われました… その時は連れていく展覧会を間違えたと反省しました)
子供達がデ・キリコの作品を観たことで人生観に大きな影響を受けることはないと思いますが、それでも成長していく過程の中で今回の体験が潜在的な良い影響を与えてくれるのではないかと思っています。
久々に神戸に来たので、中華街に寄ってご飯を食べて帰りましたが、さすがにめちゃくちゃ美味しかったです!
ご興味のある方は、ぜひデ・キリコ展にも足を運んでみてください。
図録も買ってきたので、ご来店いただいた際にはぜひご覧くださいませ。