朝からお昼過ぎまでコレスポンデンス展を堪能した後は、東京国立近代美術館へ向かい、こちらも楽しみにしていたヒルマ・アフ・クリント展へ行きました。

 

 

ヒルマ・アフ・クリントは、スウェーデンの女性画家です。

彼女の絵の興味深さは、アカデミックな美術とは異なるスピリチュアリズムな作風にあります。

彼女は霊感が強く「見えないものが見えていた」そうです。

 

日本では、草間彌生さんが有名画家のひとりですが、彼女は若くして統合失調症になり、その時病による幻覚で見えるものから逃れたい為に描き出したのが後にトレードマークとなる水玉だと言われています。

 

現実にあるものを描いた作品も作家によって作風は多種多様で面白いですが、ヒルマのような非現実的な絵画も興味深くて面白いです。

 

 

ヒルマと言えば、上の画像にもある〈10の最大物〉が有名ですが、僕がヒルマの作品で最も観たかったのはこの祭壇画です。

 

 

ヒルマの描いた祭壇画はいくつかありますが、僕はこの古代的な宗教性を感じるこの作品が最も惹かれます。

 

ミュージアムショップでポスターがあれば買いたかったのですが、あいにくこの絵のポスターが欠品していたので、ひとまわり小さなサイズのものを買ってきて、早速お店に飾りました。

 

 

中身よりフレームの方が高くつきましたけども。

 

先日一足早く『ノスタルジア』のポスターを飾ったのですが、KARLSSONの時計を挟んで2つを並べています。

 

 

当店は、内装にサークル(円)デザインを多様してもらっているということもあるので、“サークル”を含んだ絵や写真をここに飾ろうとヒルマ・アフ・クリント展の開催を知った時からポスターを買う気満々で考えていたのです。

 

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ヒルマの他の作品も少しご紹介いたします。

(この螺旋階段の絵も個人的にとても好きで、この絵のポスターやポストカードがないか探したのですが、何ひとつ見当たらなかったです… )

 

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ここまでパティ・スミスとヒルマで既に満足感に満たされてたのですが、この後ももう少しだけ別の展覧会にも行ったので、次はそのことを書きたいと思います。

 

ヒルマの図録は、重たいので事前に通販で購入していたので、ご興味のある方はご来店時にそちらもご覧になってみてくださいませ!