Posted on 06.01.25

お客様がまた新しい絵画を持って来てくださいました。

この構図でこれが何を描いたものなのかがわかる方は、ガウディに精通された方だと思います。

お客様は先月スペインに旅行に行かれていたらしく、そこで見た風景を描いています。

真ん中に描かれているのがサグラダ・ファミリアで、その手前に描いているのはアントニ・ガウディの建築物だそうです。

ガウディの建築を訪れた際に、その隙間からサグラダ・ファミリアが遠くに見えたそうです。

もしかしたら、当時ガウディもこれを狙って建物を設計したのかも知れませんね。

ということはスペインもそのガウディの発想を大切に守り続けてきたから、現地を訪れた人達が今でもこのような景色を見ることができるんでしょう。

これが日本やアメリカだと経済発展の為だとか言って反対意見を押し退けてブチ壊してそうですが、さすがヨーロッパはこういうところを大切にしてるんでしょうね。

絵を見てて、そのように思いを馳せていました。

絵をみて、それぞれの人がそれぞれに考えたり想像したりすることが芸術鑑賞の醍醐味だと思います。

ぜひご来店いただいた際は、こちらの絵もお近くでご覧になってみてください！