Posted on 12.30.08

今年9月末にV:oltaをオープンさせてから3ヶ月が過ぎ、何とか無事に今年一年を終えることができました。
これも一重にV:oltaを支えてくださるみなさまのお陰だと心より感謝いたしております。
V:oltaがオープンしてからというもの新たな環境で、自分なりに“一所懸命”充実した日々を過ごせたかなと振り返っております。本当に充実した3ヶ月でした。
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今年はアメリカのサブプライムローン問題を皮切りに、世界的な不況が押し寄せました。
日本においても、けっしてそれは例外ではなく、派遣労働者の切り捨て、就職活動者の内定取り消しなど、これから社会に出て日本を支えていかなくてはならない世代の人達が主に犠牲となり、来年にはさらにその勢いが増そうとしています。
あらゆるところで価格破壊が起こり、美容業界でもやはり安い値段でカットをするお店が流行っています。ただ、このような時代だからこそ“ブレない”ということが大切だと思います。

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ある特集で豆腐屋さんがテーマになっているものがありました。

ある商店街の豆腐屋さんの主な収入源はスーパー相手によるものでしたが、スーパーでは豆腐は特売の目玉にされ、1丁が何十円で売られることになります。その豆腐屋さんはさらに卸値を安くしろと言ってくるスーパー側とは縁を切り、その店独自の商品を開発し百貨店等を相手に経営をシフトチェンジさせました。

その店主の言葉がとても印象的でした。
「職人は自分の値段を知らないといけない。」
気持ちを込めてるから、それだけの価値があると信じるから、ブレないでいれるのだと思います。
「“値段”じゃなく“味”で選んで欲しい。」
これがプロの気持ちなのだと思います。
僕もカットで5250円をいただいています。決して安い値段ではないと思います。
でも、その5250円をお客様が気持ちよく支払い、それ以上に価値のあるものだと思っていただけるように、日々邁進し続けようと思っています。
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もうすぐ新たな一年を迎えますが、新年も一人でも多くのお客様を笑顔にできるよう、V:oltaと共に成長できるよう頑張ります!
新年もぜひV:oltaをよろしくお願いいたします。

よい新年をお迎えください。

敬具

V:olta 代表 中田大助