専門誌掲載!
2013.12.13.
Posted on 12.13.13
移転オープンして間もなく、美容専門誌に新店を取材していただいてたのですが、今月掲載されました!
ドドンと巻頭1番目にて掲載していただきました!
新店におけるテーマや、内装のポイントなどもインタビューしていただいたので、この場を通じて皆さまにもご説明させていただこうと思います。
テーマはいろいろとあるのですが、大きくは「商業主義社会へのアンチテーゼ」とさせていただきました。
V:oltaが5年間目指してきたのは、マスに向けてウケの良いヘアスタイルを発信するサロンではなく、それでは満足できない方達の為のニッチなサロンです。
ちょっとどこかで聴いたことがあるようで言うと恥ずかしいのですが、“ナンバーワン”ではなく“オンリーワン”を目指すサロンでありたいと考えております。
(念のため言うときますと、ジャニのことは全然詳しくないです)
サロンの特徴は、なんといっても「黒い箱」で覆われた店内ですが、この材質はコーリアンと呼ばれる人工大理石を使用しておりまして、このコーリアンの黒が日本にあんまし無かったもので、海外からわざわざ取り寄せて作っていただきました。
ちなみに壁はナナメになっております!
店内のライトは全て革新的でクリエイティヴな照明メーカー,ウシオさんのLEDライトを使用しており、調光が利くようになっております!
しかも、フロアのライトは本来、埋めこみ式のダウンライトなのですが、デザインが秀逸なのであえて剥き出して使用しています。
もうひとつのこだわりポイントとしては、シャンプーブースのガラスの柄。
これは、よく見ると髪の毛の拡大画像になっていて、自分が実際お客様の髪の毛を撮影させていただいた写真をズームアップして使用しています。
こういうモダンな店内にしたかったので、テナントは出来たてでピカピカのビルではなく、少しレトロで良い雰囲気を醸し出してるビルを探していました。
東京っぽくではなく、あくまでヨーロッパなイメージにしたかったのです。
お隣に超ハイセンスなガチガチのアンティークショップが入ってたのも気に入ったポイントです。
あと、一番念入りにこだわりポイントをお話ししたのがサロンBGMで、まずメインブースとシャンプーブースで異なる音楽を流しています。
(移転を決断して一番最初に買ったのは、スピーカーとアンプです。身の丈に合ってないくらい音のいいやつ買いました!)
メインフロアは、60’s~現在までのアーバンなロックやエレクトロニック・ミュージックなどモダンな音楽を選曲しており、シャンプーブースは、エレクトロニカやオーガニックなテイストものを流しております。
スピーカーを取り付ける位置も工夫しており、店内の歪な造りも相まって、美容室ではおそらく一番だと思えるくらいの素晴らしい音響が実現されています。
他にも、店内のいたるところに連続して使用されているサークル(円形)、エレガンス,ロック,フューチャリスティック,クラシック,デカダンス,エキセントリック,モダニズムetc…相反する要素が共存しつつシックな店内,2種類のレザーを切り替えで使用したカットソファ,アンティークもののインテリア家具,死角から流されているプロジェクター(あえて画質をアナログにしています)等々…こだわった部分はたくさんあるのですが、詳細はご来店いただいた際にぜひご自身で体感していただきたいと思っております。
まだ掲載はされていませんが、今後も、建築系の専門誌や、海外のハイセンスなインテリア雑誌とかにも載せていただくかも知れないのです!
なんならそっち方面に載ることに重きを置いて作ったような店内です。
先日も、美容ディーラーさんがブラジルの美容専門誌の方をたくさん連れてお店に来られて、店内を見学していただきました。
本もちょっと見せてもらったのですが、VOGUEみたいな表紙の雑誌ばかりでとてもカッコ良かったです!
自分もあまり詳しく知らなかったのですが、ブラジルでは国民の美容に対する意識がとても高いらしく、国民の平均月収が8~10万くらいにも関わらず、髪の毛に費やす金額がアメリカに次ぎ世界2位らしいです。スゴい!!!
みなさん、甚く気に入っていただいたようで、名刺交換させていただいた時に(手のひらを天井に向けて広げながら、ちょっとオネエっぽい感じで)「アメィジ〜ング♪」とかお褒めの言葉を伝えてくださりました。後で確認させていただいたところやはりゲイの方がお一人いらっしゃったみたいです。
上記のような店内の説明をさせていただいた時も、その都度「オーマィガッ」とか「オォ〜ゥ」みたいな反応をしてくださるので、途中、笑いそうになるのを必死でこらえながら説明していました。
最後は、店内やその場に居合わせた男の子のお客様とスタッフの髪型を(無許可で)360度からパシャパシャと撮って帰っていかれました。
わざわざ地球の反対側からありがとうございました!
アメィジ〜ング♪