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2024.10.18.

Posted on 10.18.24

いつもV:oltaをご利用いただき、まことにありがとうございます。

 

10月も後半に入って、ようやく秋らしさを感じる季節になってきました。

これくらいの過ごしやすい気候が少しでも長く続いてほしいですね。

 

今週末のご予約は、土日ともに今のところご予約空いております。

お時間のある方は、ぜひこの機会にカットしにいらしてください!

みなさまのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

 

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先日、『ニュー・シネマ・パラダイス』や『ヘイトフル・エイト』などの映画音楽を手掛けたことでも有名な音楽家, エンニオ・モリコーネのドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を観ました。

 

 

トランペット奏者の父のもとに生まれ、12才から国立音楽アカデミーで作曲を学ぶ傍ら父の代役として自身もトランペット奏者として演奏し、アカデミーも主席で主席で卒業した言わばサラブレットだったモリコーネ。

 

そんなモリコーネが映画音楽を手掛けだした当時は、映画音楽は音楽業界では「一流がする仕事ではない」という見方があったようです。

最初はモリコーネ自身も映画音楽の仕事をすることに葛藤もあったそうですが、自身がその世界を切り拓いたことで映画音楽というジャンル自体の評価が格段に向上していきました。

 

身近にあるフィジカルな音を音楽に取り入れたり、民族音楽と宗教歌をハイブリットさせた楽曲を作ったり、モリコーネはどこかフレンチ料理を巧みに操る三つ星シェフのようでもありました。

 

僕も美容師という仕事を通じて、そういうクリエイティヴなアイデアを上手くヘアデザインに落とし込めるような仕事ができればどれだけ楽しいだろうと羨ましく思いました。もっと頑張らないと。

 

キャリアの終盤に差し掛かったくらいの年齢になってから初めて受賞したオスカーの授賞式で、真っ先に奥さんへの感謝を伝え「これは妻の賞でもある」とスピーチしたモリコーネ。

そりゃ世界中から愛される筈です。

 

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