年末のご挨拶

2017.12.30.

Posted on 12.30.17

2017年もたくさんのお客様にご来店いただき、誠にありがとうございました!

お陰様で最終日も満員御礼で仕事納めをすることができました。

一般の方が休みに入られたここ数日は男性のお客様の比率も増えて、まさにシザーハンズ状態でした。

 

本日、30日をもってV:oltaの2017年の営業を終了いたします。

年明けは5日(金)から営業いたします。

 

一年とは、じっくりと振り返ってみると色んなことがあったとも思いますが、本当に早いものです。

 

先日、棋士の羽生善治さんが竜王位を獲得し、将棋界の7大タイトルでの永世7冠を獲得しました。

棋士のピークはスポーツ選手と似ていて、一般的に体力も計算力もある20代~30代前半と言われる中で、47歳の羽生さんが今もなお将棋界のトップ棋士に君臨しているということは本当に凄いことだと思います。

年明けにも国民栄誉賞の授与が確実視されていますが、そうなれば将棋界初の栄誉賞ということで自分も嬉しいです。

 

羽生さんは、20代で7冠を制覇して将棋界のトップに昇り詰めましたが、気力も体力も充実している若い時は「才能とは一瞬の閃き」と考えていたそうです。

しかし、年齢を重ね、体力も記憶力も低下していく中で戦い続けているうちに、その考えは変わりました。

 

「才能とは、情熱や努力を継続できる力」

 

これが、現在の羽生善治が出した答えです。

 

自分もサラリーマンではこれからが働き盛りですが、平均年齢が比較的若い美容師の中ではベテランと呼ばれてもおかしくない年齢になってきました。

自分なんかは羽生さんとは比べようもない未熟者ですが、この羽生さんの年齢による考えの変化がわかりだすキャリアになってきましたし、体力が低下していく中で情熱や努力を継続することがいかに難しいかはこの先も同じ仕事を続ける限りきっとさらに重みを増していくのだと思います。

美容師という仕事も、ここまで続けてこれたことよりも、これから同じ期間続けていく中で常にピークの活躍をし続けることの方が恐らくは遥かに大変なことなのでしょう。

そんな中でも、将来年老いて自分の人生を振り返ったときに、ピンと一本筋の通ったような生き方をしていきたいと思っています。

 

来たる2018年も、この羽生さんの言葉で自分に発破をかけつつ、サロンも自分自身の技術も確実に成長できるように精進して参ります。

 

来年もどうぞV:oltaをよろしくお願いいたします。

それでは、皆様良いお年をお迎えくださいませ。

 

V:olta 代表 中田大助

 

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