ラルジャン
2026.07.15.
Posted on 07.15.26
先日のお休みは『よき谷の物語』を観た後、残りの体力を振り絞ってレイトショーでロベール・ブレッソン監督の名作『ラルジャン』を観てきました。

僕が担当させていただいてる顧客様や僕の投稿を普段から見ていただいている方ならご存知の方も多いかと思いますが、僕は映画が好きで、まだまだ観れていない名作も多い中ではありますが、今の段階で「一番好きな映画監督は?」と聞かれるとロベール・ブレッソンと答えるかもしれません。
それくらいブレッソンが好きで、その作品の中でも一番は?とさらに聞かれると頭に浮かぶのは「たぶん悪魔が」か本作です。
なので、『ラルジャン』はBlu-rayでも持ってるし既に観ている作品でもあるのですが、今回のリヴァイバル上映で映画館で観られるのならぜひ観たいと思って行ってきました。
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あらすじ
小遣いに不足したブルジョワ少年は、友人に唆されて偽札を写真店で使った。偽札をつかまされた店の主人夫婦は、これを燃料店への支払いに使う。結果、何も知らずに食堂で偽札を使った従業員イヴォンは、告発され失職してしまう。彼は仕方なく知人の強盗の運び屋をし、未然に逮捕され3年の実刑を受ける。その間に愛娘が病死、妻の心は彼を離れる……。不運にも偽札をつかまされたことからすべてを失う青年の姿をドキュメント・タッチで描いた作品。
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という、真面目な青年が他人の働いた悪事に不幸にも巻き込まれ、そのことがきっかけで自身も崩壊していき全てを失うという神にも見放されたストーリーです。
ブレッソンは人生の最晩年にこの作品を完成させました。
本作が公開されたのは1984年、その時ブレッソンは齢84歳でした。
そしてこの作品が遺作となりました。
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僕自身も久々の再鑑賞となりましたが、映画館で観る『ラルジャン』は格別で圧倒されました。
映像も台詞も、演者の演技さえも極限まで削ぎ落とすのがブレッソンのスタイルですが、本作は骨さえをも削り落としてしまいそうなシャープさがあります。
まさにブレッソンの境地がここにあります。
最後に、現在、最新作『急に具合が悪くなる』が公開中の濱口竜介監督が本作のリヴァイバル上映にあたり寄せたコメントをご紹介させていただきます。
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身震いするほど恐怖することと、
打ち震えるほど感動することは両立する。
信じられない人は、ブレッソンのたどり着いた極北
『ラルジャン』を見てほしい。ただし大画面と、大音響で。
――――濱口竜介(映画監督)
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ご興味の湧いた方は、ぜひ映画館で、大音響でご覧になってみてください!


































