OPPENHEIMER
2024.04.17.
Posted on 04.17.24
先日のお休みは、シアタス心斎橋でクリストファー・ノーランの新作『オッペンハイマー』を観てきました。
本作の主人公,オッペンハイマーは原爆の生みの親であり、日本は世界で唯一の被爆国ということもあって、一時日本での劇場公開はないんじゃないか(いくらなんでもそれは過剰措置だと思います)と言われていましたが、だいぶ遅れてではありますが日本でも公開されたので映画館で観たいと思いました。
ノーランの凄いところはたくさんあると思いますが、僕が特に気に入っているのは彼がこんなにSF的な作品をたくさん撮っているにもかかわらずCGを一切使わずアナログ撮影に拘っているところです。
本作は35mmフィルム版もあると聞いて、どこかでやってるならそれを観たいと思ったのですが、残念ながら関西では上映されないということで、3時間でもなるべくお尻にダメージが蓄積されないようにコンフォートシートなる寝そべったまま観れるシートのあるシアタス心斎橋で観ることにしました。
カラーとモノクロを使い分けた構成で、時間軸を巧みに操るノーランマジックは相変わらずお見事でした。
そしてトリニティ実験のシーンは特に素晴らしかったです。
緊張感のある映像と音響。
本作はわざわざIMAXで観る必要はないかなと思いましたが、音響の良い映画館で観ると良いかも知れません。
個人的には、ここ最近のノーラン作品では一番好きでした。
ご興味のある方は、ぜひ映画館に足を運んでみてください!