paint it pink!!!

2013.02.20.

Posted on 02.20.13

ということでNYコレクション速報のWWDは、3.1フィリップ・リムが表紙です!


デザインもさることながら、スタイリングのバランス,色使いが素晴らしいです。

さすがは“今”を捉えているブランドのひとつです。


NYコレクションは、少し昔はヨーロッパメディアからはマーク・ジェイコブスの一人舞台な感がありましたが、最近では、上記のフィリップ・リムやデレク・ラム、バレンシアガのデザイナーに抜擢されたアレキサンダー・ワンやジェイソン・ウーといったアジア系デザイナーの躍進もあり、注目度が俄然あがりました。


パリ・ミラノコレクションと比べてリアル・クローズ感が強く、価格帯的にもトップ・メゾンと比べると手が届きやすいのも魅力のひとつなのでしょう。


若手デザイナーにとっては、パリ・ミラノよりもコレクション発表のコストが少なく抑えられ、かつ東京コレクションなどに比べてヨーロッパからの注目度も高いのが魅力で、N.HOLLYWOODなどの日本人デザイナーを含むアジア系デザイナーも好んでニューヨークを選ぶのだと思います。

ヨーロッパの主要コレクションと比べてアウェイに感じることも少ないですし。


今後は、アレキサンダー・ワンのように自身のブランドはNYで行い、そこで注目されてパリのラグジュアリー・メゾンに招かれる、といった構図が増えていきそうです。


話がだいぶと反れましたが、今号のWWDもたいへん楽しく読ませていただきました。


コム・デ・ギャルソンとエルメスのコラボスカーフ“コム・デ・カレ”についても書かれてて、ホントは、その名の如く“トップ・メゾン”であるエルメスからこのようなオファーをもらうことがどれだけ偉大なことか、コラボレーションという概念が川久保玲という人物の真骨頂であることについてあと5000文字は書きたいのですが、職業が変わってしまう可能性が1%ぐらい出てくるので、今回はこれくらいで終わりたいと思います。


いつもくだらない文章を読んでいただいてありがとうございます。