vogue italia n.791
2016.07.22.
Posted on 07.22.16
イタリアンヴォーグの最新号が届きました!
昔のヴォーグのアーカイヴかと思うようなクラシックな表紙です。
特集でも60年代にタイムスリップしたかのような作品が並んでいます。
60年代のモード黎明期がモチーフですが、洋服は最新のコレクションのものが使われており、クラシックの中にもモダンさがあります。
グッチのアレッサンドロ・ミケーレも同じく60年代モチーフのコレクションを近年発表していますが、あちらはコレクションという場なのでタッキー(悪趣味)なアプローチで新鮮さを出しているのに対して、このスティーヴン・マイゼルの作品はあくまで正統派に勝負しています。
過去のものと全く同じように仕上げるというのは、とても難しいことだと思いますが、さすがはイタリアンヴォーグのクリエイティヴチーム。素晴らしいです。
他では、ティム・ウォーカーの撮影した“boy/girl/boy”というテーマの作品が掲載されていましたが、はじめ見た時あれだけ「(個人的に)なんじゃこりゃ!」と思ったデムナ・ヴァザリアのバレンシアガのスーツ(5枚目)もカッコよくスタイリングされてました。
スタイリングには、メンズとウィメンズ両方が使われています。
こちらはヴィヴィアン・ウエストウッドが出てきた頃のロンドンを現代的にした感じでしょうか。
パンクとモッズ、デヴィッド・ボウイなんかの要素も入ってそうです。
ご興味のある方は、ご来店時にぜひご覧ください。