Posted on 12.17.19

Oneohtrix Point Never名義での活躍によってゼロ年代以降のエレクトロニック・ミュージック界の最重要人物の一人となったDaniel Lopatin（ダニエル・ロパティン）が新たに手掛けたサントラ『Uncut Gems – Original Motion Picture Soundtrack』

今回手掛けた映画『Uncut Gems』もジョシュア&ベン・サフディ兄弟の監督作品です。

ロパティンが音楽を担当したサフディ兄弟の前作『Good Time』は、映画も良かったですがロパティンの音楽は映画全体の緊迫感を抜群に引き上げてて、本当に素晴らしいものでした。

映画は、NYクイーンズの貧困層地区を舞台に、強盗に失敗した知的障害を持つ弟と、そんな弟を可愛がりながらも銀行強盗を手伝わせるロバート・パティンソン演じる兄という設定で、弟は銀行強盗で自分だけ捕まってしまい、兄がかなり無謀な作戦で弟を救い出そうとする一連のやりとりを描いてるのですが、弟の方は早々に捕まってしまうので、最初と最後以外ほとんど映画に出てこないのですが、この最初と最後の弟のシーンがとても印象に残っています。

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今作『Uncut Gems』は、日本での公開はまだ先になりそうですが、本作のロパティンによるサントラのスコアも良かったですし、同じくアーティストのThe WeekndやTrinidad Jamesなども出演しているらしいので、タイミングが合えばぜひ映画館で観たいです。

こういう映画こそ、IMAXとか音響が良いスクリーンでやってほしいです。