MODE et MODE No.414
2026.03.27.
Posted on 03.27.26
モードェモードの最新号は、2026年春夏パリ オートクチュール&2026-27年秋冬パリ・ミラノ メンズコレクション特集号です。

gap PRESSはプレタコレクションを中心に紹介する雑誌でしたが、モードェモードはオートクチュールの特集号も組んでくれるところがありがたいです。
でも、その代わりメンズコレクションはメチャ隅っこに追いやられている感じでした。
個人的には、メンズもパリ/ミラノ コレクションをセットでいいからせめて1冊丸ごとメンズコレクションで特集を組んでいただきたいです。
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CHANNEL


カール・ラガーフェルドの右腕を長年勤めたヴィルジニー・ヴィアールの後を受けてシャネルのデザイナーに就任したマチュー・ブレイジーは、カールからの系譜を辿るのではなくシャネルに新たな革新性をもたらしました。
創業者のガブリエル・シャネルは、女性のファッションだけでなく生き方や社会的地位向上にも大きな影響を与えました。
それからでもかなりの時間が経過し、現代では女性の平等性だけでなく性的少数者の平等性も尊重される時代へと世界は変化しました。
シャネルが当時ファッションを通じて発信したものは、現代において「当たり前のこと」として根付こうとしています。
このオートクチュールだって、シャネル本人がデザイナーの時代では「これがオートクチュール?」と思われるくらい当時とは全く違うものだし、そうやって時代は前に進んでいきます。
モードは、その美しい洋服を見ているだけでも十分楽しいですが、ファッションだけじゃなくその時代に存在する社会問題や人々の心を映し出すようなことまで考えて作られているから、だからこそモードは素晴らしいのだと思います。
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DIOR


こちらも最近デザイナー交代がおこなわれたDIORのオートクチュール。
新デザイナー,ジョナサン・アンダーソンの初のオートクチュールコレクションとなります。
会場にもランウェイにも、花がふんだんに使われたまさにディオールを象徴するようなコレクション。
そしてジョナサンらしい実験的なアイデアも随所に出ていて素晴らしいコレクションでした。
ジョナサンの斬新なアイデアをこうやって極上の洋服に仕上げられるのは、トップレベルの技術を持つメゾンのクチュリエ達があってこそです。
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MENS COLLECTIONS
DIOR

こちらはDIORのメンズコレクションです。
デザイナーは、同じくジョナサン・アンダーソン。
ジョナサンが自身のブランドでデビューしたコレクションは、“変態貴族”と形容されるほどセンセーショナルでインパクトのあるものでした。
今のジョナサンのデザインはその頃より遥に洗練されましたが、今もどこか貴族感があります。
富裕層の優等生的な息子や娘はエルメスとかシャネルを着るのでしょうが、ジョナサンのDIORとかコムデギャルソンの洋服とかを好んで選ぶような人がもっと増えてほしいなと思います。
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DRIES VAN NOTEN

こちらも創業者,ドリスの跡を継いでまだ間もないジュリアン・クロスナーによるコレクション。
モード界の新たなトレンドのひとつに「愛着のある服(センチメンタルバリュー)」がありますが、ドリスはその旗手となっているブランドのひとつです。
愛着のある服というのは、クローゼットの中に長年あるお気に入りの服とか、両親や祖父母から譲り受けた時代を感じる服などのことを指します。
そんな感覚の洋服を探したいと思った時は、新作を売っているお店に行くより古着屋に行ったほうが理にかなってると思うのですが、今のモード界はそういった“今の感覚”ではない洋服を最新のコレクションで発表し出しています。
少し難しいですが、その中に新しい感覚も入っているからモードなんです。
だからモードの洋服は高過ぎて買えないという方でも、これらのスタイリングを参考に古着屋で似たような洋服を探してみるのも面白いかもしれません。
女性の方なら、Chloéの最新のコレクションとかもおすすめです。
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という感じのコレクション雑感でした。
本誌はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧くださいませ!









