グッドワン

2026.01.27.

Posted on 01.27.26

昨日のお休みは、テアトル梅田でインディア・ドナルドソン監督の長編1作目となる映画『グッドワン』を観てきました。

 

 

多くの人が、大人と子どものあいだで揺れる10代を過ごしたのではないでしょうか。

もう子どもとは言えない、でも大人とも言い切れない。そんな宙ぶらりんな期間。

そうした10代の複雑さにカメラを向けたのが本作『グッドワン』です。

父親たちとのハイキングで、17歳の少女サムが「大人の未熟さ」を意識する姿を瑞々しく描き出した作品。

 

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エンドロールが流れている間、また一人素晴らしい才能を持った監督が映画界に現れたことを心から嬉しく感じていました。

長編1作目にして傑作だと思います。

彼女がよく比較されているケリー・ライカート監督の作品に『オールド・ジョイ』という、こちらも傑作があるのですが、本作はポスト・オールドジョイ的作品でもありますが、主に描かれているのが17才の娘の複雑な心情であるところは前者とは異なる描写です。

 

作中では、積み石が何度か映し出されましたが、触れるだけでも崩れてしまいそうな積み石を主人公サムとなぞらえていたりとか、表現も上手いなと感じるシーンもたくさんありました。

色遣いやカメラワークも素晴らしかったです。

 

普段からの映画好きはもちろんのこと、ファッションや音楽などのカルチャー好きの方にもおすすめできる作品だと思います。

若い世代の方にも、このような作品をぜひ観ていただきたいです。

 

 

 

パンフレットも洒落てます。

 

ご興味のある方は、ぜひ映画館へ足を運んでみてください!