Posted on 10.21.10

この前、FUDGEヘアカタログの衣装提供をしていただいた Why are you here ? さんにヘアカタを届けてさせてもらったのですが、先日お店に遊びに行った時、お返しにって“VOGUE ITALIA”をいただきました!

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VOGUE ITALIAは日本版と違って商業的な感じが薄く、アーティスティックでクリエイティヴな印象で、イタリアファッションの感性の高さが伺えます。

なぜイタリア版なのかというと、今、イタリア・ミラノのファッションが面白いのです!

ミラノコレクションに出ているブランドは、世間ではネームヴァリューがあり、それだけで売れてるというイメージが強いですが、実際は全然そんな事はなく、トップメゾンでも常に新しい事に挑戦しています。

「こんな服誰が着るの?」と言ったデザインや「ワケのわからない柄」といったものが、1~2年の月日を経て、様々なブランドからそのネタをモチーフにした商品が世界中のショップに出回るのです。

ミラノ旋風の中でも注目は Trussardi 1911

老舗ブランド・トラサルディが、2008年にジル・サンダーの元デザイナー、ミラン・ヴィクミロビッチを迎え入れ、新しいコンセプトで高級ライン「トラサルディ 1911(TRUSSARDI 1911)」をスタート。

グラマラスやトラッドといったテイストを見事にラグジュアリーなモードに溶け込ませ、再びファッションに敏感な人達の関心を取り戻したのです。

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いつの日か、こういった華やかなコレクションの舞台で、途上国のデザイナーの作品や素材が見ることができるようになれば、ファッションの世界もさらに面白くなって、世界中の人々ももっと笑顔で暮らせる世の中になるのではないかな、と思う今日この頃です!