ブレード・ランナー 2049 と ノクターナル・アニマルズ
2017.11.14.
Posted on 11.14.17
私事ながら先月末に2人目の子供が生まれたのですが、そんな仕事以外は家庭のことを一番に考えて動かないといけない時期にも関わらず、ダメ亭主な僕は家庭を顧みずに2日続けて映画館に足を運びました!
(注: ギャンブルと映画はほどほどに)
「羊たちの沈黙」のバッファロー・ビルは、殺害した女性の背中の皮膚を削いで集めていましたが、僕は映画館で鑑賞した映画はパンフレットを買って帰ります。大抵の場合において。
まずはレイトショーでトム・フォード監督による『ノクターナル・アニマルズ』を観ました。
スーザン(エイミー・アダムス)はロサンゼルスでビジネスの成功を収めているが、夫との関係には満たされていない。ある日、20年前に離婚したエドワード(ジェイク・ギレンホール)が書いた小説「夜の獣たち(ノクターナル・アニマルズ)」が突然届く。彼女に捧げられたその小説は暴力的で衝撃的な内容だった。
トム・フォードは前作『シングルマン』でも思いましたが、美的センスはさすが。
今作では本格サスペンスを描いてましたが、その中にもトム・フォードらしさが存分に溢れていました。
観た人ならわかると思いますが、冒頭のド迫力シーンはその日の夜に悪夢として出てきそうでした…
そして『ブレード・ランナー 2049』
普段はこういう大作系の映画はあまり映画館で観ないのですが、ブレード・ランナーだから観に行きました!
内容に関してもいつもは話の展開とかストーリーに重きを置きますが、今回はハナからブレード・ランナーの退廃的未来都市の世界観と映像美を楽しみにしておりました。
こういう後になって作る続編は失敗する映画も多いので若干の不安もありましたが、期待を遥かに上回るクオリティで心底素晴らしかったです!
ニコラ・ジェスキエールとアレッサンドロ・ミケーレとリック・オウエンスが手を組んだのかと思うくらいの素晴らしい世界が創り上げられていました。
どちらも良かったですが、ブレード・ランナー2049は個人的には文句なしで今年ナンバーワン映画になりそうです。
ご興味の湧いた方は、ぜひ映画館に足を運んで観てください!