Apple Music playlist “v:olta”を更新いたしました。

 

 

ようやく朝晩は涼しいと感じる季節になってきました。

先月まで延長して開催してくださっていたBEATINK LISTENING SPACEには、僕の投稿を読んで「行ってきました」と言ってくださるお客様もたくさんいて、嬉しかったです。

当店には、もともとインディミュージックに詳しいお客様も多いですが、あまり詳しくはわからないけど(カルチャーに触れられる)良い機会だからと足を運んでくださった方もおられました。

 

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アメリカの社会学者 エベレット・ロジャースが1962年に提唱した“イノベーター理論”というものがあります。

これは、新しい製品や技術、アイデアがどのように社会に広まっていくのか を説明するものです。

ロジャースはこの受容者を、採用の早さによって5つのタイプに分類しました。

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5つの採用者カテゴリー

・イノベーター(Innovators:革新者) 約2.5%
新しいアイデアや技術を最初に試す人たち。
リスクを恐れず、好奇心が強い。
社会的には少数派。

 

・アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者) 約13.5%
トレンドに敏感で、社会的影響力がある層。
他の人々が参考にする「意見リーダー」になりやすい。

“インフルエンサー”とも呼ばれる。

 

 

・アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者) 約34%
慎重だが、ある程度の実績が見えると採用に踏み切る。
マーケットが大きく拡大し始める段階。

 

 

・レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者) 約34%
周囲の大多数が使い始めてようやく導入する層。
新しいものには懐疑的だが、取り残されるのを避けるため採用する。

 

 

・ラガード(Laggards:遅滞者) 約16%
最も保守的で、新しい技術には消極的。
既存の方法に固執し、必要に迫られて最後に採用する。

 

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ファッションのトレンドなんかでも、こういう感じで社会に広がっている訳ですが、社会的に広がっていくようなカルチャーのトレンドに関して言うとこの理論から抜け落ちているもうひとつの事象があります。

それは、カテゴリーがひとつ下になるほど、広がりやすいように形を変えながら(本来の意味からは離れて)伝わっていくということです。

僕のブログみたいなほとんどの人は興味がないような内容のものを日頃から読んでくださっているような方であれば、そんなことは例をあげなくともわかると思います。

 

毎年、パリで発表されているラグジュアリーブランドの洋服なんかでも、今流行っているブランドのものをいち早く買って着る人達でも、このカテゴリーでは“アーリーアダプター”です。

まだ注目はされていないけど、面白い試みをしているブランドのものを他の誰もが取り入れていない段階でひち早く身に付けて、その現象がアーリーアダプターに繋がっていくようなことができる人が“イノベーター”になります。

特に現代の日本では、イノベーターのような感覚のチャレンジをする人がそもそも少ないと感じています。

 

話は逸れましたが、音楽にもトレンドというものがあります。

そして、その最先端のインディ・ミュージックには、“イノベーター”のような新感覚の音楽をたくさん発見することができます。

しかし、音楽の場合はその感覚が繊細過ぎて、なかなかアーリーアダプターからアーリーマジョリティへ拡がらずに零れ落ちていくものがほとんどです。

でも、だからこそ、インディミュージックはより一層魅力的に映る存在なのかも知れません。

 

そんな僕の熱い気持ちにこのプレイリストが見合ってるのかどうかはわかりませんが、ご興味のある方はぜひご視聴してみてください!