Posted on 09.17.25

ギリシャの神秘思想家,ゲオルギイ・グルジエフに師事した指導者,Willem Nylandによるピアノの即興曲集『Piano Studies 337』

 

 

全部良いです。アホみたいな言い方ですけども…

 

大学で化学を学び、独学でピアノを習得したWillem Nyland(ウィレム・ニーラン)は、ギリシャ/アルメニアの神秘思想家,ゲオルギイ・グルジエフを継ぐ指導者として知られています。

 

1960年代半ばから後半にかけてグルジエフとの分裂をきっかけに、ニーランはニューヨーク州北部にて自身のグループを設立。そのグループにて毎週金曜日の夜、講義と一杯のブランデーを嗜んだ後に特別に調律されたベビーグランドピアノで繰り広げられた即興演奏をコンパイルした一枚です。

 

こういうの聴くと、やはり良い作品というのは、作り手(演奏者)の考え方や感性が成熟されているから作ることができるのだろうなと改めて思います。

それまで見たり経験した様々なことが、その人の脳内で咀嚼され、そして心に刻まれていく。

 

それが繊細なものであればあるほどに、一部の人々の心には特別なものとなります。