autumn feeling

2022.08.31.

Posted on 08.31.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mens Hair

2022.08.31.

Posted on 08.31.22

Posted on 08.31.22

color palettes

2022.08.30.

Posted on 08.30.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Medium Hair

2022.08.30.

Posted on 08.30.22

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hang all snaps

2022.08.28.

Posted on 08.28.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JJULIUS – Vol. 2

2022.08.28.

Posted on 08.28.22

スウェーデンはヨーテボリを拠点にするアーティスト, Julius PierstorffによるJJULIUSの新作『Vol.2』

 

 

前作のデビューアルバムもとても良かったですが、今作は更にカッコイイです。

 

アシッドなローファイ、そして絶妙なポップ加減。

10曲入り計30分の腹八分目で終わるところも最高です。

 

 

 

 

 

 

Spiral Perm

2022.08.28.

Posted on 08.28.22

Posted on 08.28.22

yellow magic orchid

2022.08.27.

Posted on 08.27.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Short Bob

2022.08.27.

Posted on 08.27.22

Posted on 08.27.22

the denims

2022.08.26.

Posted on 08.26.22

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted on 08.26.22

gap PRESSの最新号は、2023 S/S MILANO,LONDON号です。

 

 

 

最近、僕自身はファッションやモード熱というものが益々薄まっています。

長年パリコレを見てきたというような方では、同じような思いを持つ方も多いのではないでしょうか?

素人の意見ですが、その原因となっているようなことは、すぐにいくつかは思いつきます。

 

まず、近年モード界自体のあり方が大きく変わったと思います。

今から10年くらい前と現在とでは、ハイブランドのターゲットとなる層が大きく広がりました。

それは、各ブランドが毎年前年比を上回るような売上を目標にすることで、玄人を唸らすようなアイテム作りより、“売れる”アイテム作りを優先させるクリエイションに繋がってしまっている部分が少なからず出てきてしまっていると思います。

 

次に、現代社会において直近の課題となっている地球環境問題や人種やセクシャリティなどの差別問題、動物愛護の観点からの問題など、モード界にも様々な規制が敷かれるようになっているというん現実があります。

モード界やラグジュアリー界の企業やブランドというのは、そもそもカッコつけです。

そして、買う側も所詮金持ちのカッコつけです。

 

だから「ウチは社会問題に率先して取り組んでいますよ」という姿勢を前面にアピールするようなことはクドイくらいにします。

毎年シーズン毎に大量の新作アイテムを市場に投下して、これまた大量の廃棄を出してしまうという、そもそもの在り方がサステナブルとは程遠いアパレルブランドがそれを声高々に発するのだから、余計シラけてしまいます。

 

モード界にステラ・マッカートニーというブランドがありますが、このブランドは他のブランドが高級な毛皮やエキゾチックレザーなどをコレクションで発表しまくっている頃から動物性の素材は一切使わず、エコレザーで代用したアイテムを発表していました。

今はどのブランドでも動物性の素材はモラルの問題から使いづらくなっていますし、モード界の主要ブランドも「毛皮やリアルレザーは使わない」と発表するような時代に変わりましたが、それなら一貫してリアルレザーを使ってこなかったステラ・マッカートニーの考え方がファッション界全体でもっとフォーカスされても良い気がしますし、時代の流れで考え方を変えていったブランドはリアルレザーを廃止する際に“ステラ・マッカートニーさん、あなたの爪の垢を煎じて飲ませてください”くらい書いたメッセージTシャツをショーのファーストルックに持ってくるくらいすれば潔くて良かったのに、と思ったりなんかします。

 

そもそもパリやミラノでコレクションを発表するようなデザイナーは、世界最高峰のデザイナー達です。

それらの人達だけでも服作りにおいては“歴史”や“芸術”として扱い、クリエイションの足枷になるような制約は取っ払ってあげてほしいです。

 

地上波のテレビなんかも全然面白くなくなったのは、過剰過ぎる規制によるものもあると思います。

同業者から一目置かれるような面白い芸人さんとかでも、その人が考える一番面白いことができるのは今の地上波ではないと思います。

それと同じようなことが、パリコレやミラノコレクションの舞台ででも起こっています。

 

また以前のようなデザイナーの生き様が強烈に反映された刺激的なコレクションが見れるなら、自分なんかの大して役に立たない庶民は、喜んで日頃から質素でエコロジーな生活を心がけます。

ファッションで夢を見せてくれる方が(たとえその洋服が買えなくても)、高級車に乗るよりも余程幸せな気分になります。

 

で、ここから態度を一転させて、本誌に掲載されているブランドのことを今から褒めるんですけど、そこは暖かく目を瞑って許してください。

 

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ETRO

 

 

 

まずは本誌の表紙にもなっているETRO。

もう、ちゃん付けしたくなるくらい良いです。

ETROちゃん。

 

ETROの柄っておっさんくさいイメージを持ってる方も多いと思いますし、実際そのような良くも悪くもETROらしいデザインのアイテムは今も店頭に並んでいるのだと思いますが、本コレクションではモダンで洗練されたルックに目を奪われます。

他のブランドがデザイナーを変えまくっている中、ETROは創業者の次男キーン・エトロが長年ブランドを牽引しています。

そういうブランドほど“バズらない”んですけどね。

 

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ZEGNA

 

 

 

こちらも落ち着いた大人のブランド、ゼニア。

もともとミラノコレクションは、トレンドの最先端であるパリと比較して、流行に流されすぎない“大人のスタイル”を提案するブランドが多かったんです。

それが最近では、ミラノでも多くのブランドが「もっとキャッチーで栄えるものを」という風に方向転換するものだから、ギラギラしたくない大人男性達は最終的にエルメスかユニクロしか買うものがなくなってしまうんじゃないかという脅迫観念に怯えている今日この頃なのですが、ゼニアは第三の選択肢を与えてくれています。

まあ、だいぶとエルメス寄りの価格帯ですけどね。

 

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ラストはロンドンから。

J.W.ANDERSON

 

「信じられないだろ? LOEWEのデザイナーがやってるブランドなんだぜ、これ」

(by ちょっと、ちょっとちょっと)

 

ということでLOEWEは最近日本の百貨店ではマルジェラの次にバズってると聞きますが、もともとJ.W.アンダーソンはとても実験的な服作りをするデザイナーです。

マルタン・マルジェラもエルメスのデザイナー時代は、自身の哲学を反映させながらもちゃんと“エルメス”らしいデザインに仕立てていました。

 

現在PRADAを手掛けるラフ・シモンズにしても、自身のクリエイションに一貫性がありつつもそれなりの柔軟性と自在性を併せ持ったデザイナーはとても希少で優れた人材なのだと思います。

 

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ということで、今回はこれくらいで終わりにさせていただきます。

本誌はお店に置いてありますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧くださいませ!