weekend navigation

2024.06.21.

Posted on 06.21.24

いつもV:oltaをご利用いただき、まことにありがとうございます。

今年の梅雨入りは遅いと言われていましたが、いよいよ関西でも梅雨入りとなりました。

今週末の雨の予報となっておりますので、ご来店いただくお客様はお足元にお気をつけていらしてください!

ご予約は、まだ土日とも午後からの時間であればご案内可能ですので、ご来店をお考えいただいている方はお早めにご連絡くださいませ。

 

.

最近、バフティヤル・フドイナザーロフという、タジキスタン(旧ソ連)の映画監督の『ルナパパ』という作品を観ました。

 

 

フドイナザーロフは初めて観ましたが、とても魅力的な世界観の作品でした。

 

シュールでコミカルなキャラクター達、独特のセンスを感じる映像美、寓話的なストーリー。

それらの要素は、どこかウェス・アンダーソンを連想させるもので、これはウェスもフドイナザーロフから影響を受けたのではないかなと(知らんけど)途中で連想してしまうような素晴らしい作品でした。

 

僕はウェスよりフドイナザーロフの方がより好みかも知れません。

 

 

見てください、この面白いシーン。

この17歳の主人公はとあるきっかけで子供をお腹に宿してしまうのですが、それでお医者さんに診察してもらうために検診台に乗ったらこんなポーズになってしまうんです。

指先の伸び具合と主人公のあどけなさの残る真剣な表情、それらと無機質な検診台とのマッチングが絶妙過ぎます。

 

コメディはちょっと苦手ですが、コミカルは面白いです。

 

シャガールの絵画のような映像が特に素晴らしかったです!

ご興味のある方は、フドイナザーロフ作品もぜひチェックしてしてみてください!

MAGNUM MAGNUM

2024.06.21.

Posted on 06.21.24

1947年にロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デヴィッド・シーモアによって設立された伝説的な写真家集団,マグナム・フォトの創設75周年を記念して、2007年に発売された金字塔写真集『MAGNUM MAGNUM』の増補改訂版が発売されたので、この度購入いたしました。

 

 

実物を初めて見たのですが、とにかくデカくて重いです。

 

 

掲載写真533点、実に700ページを超えるボリューム!

もう重すぎて膝の上に乗せて見終えた後、ホエイプロテイン飲もうかと思いました…

めっちゃマグナム。

 

 

.

本書は、88名の会員が別の写真家による6つの作品を選んで批評し、その選択の理由について解説を付すというかたちで構成されています。

今回の増補改訂版では、過去15年のあいだにマグナムに加わった25名の写真家が追加され、150枚以上の作品が新たに掲載されています。

 

 

“盛りすぎチャレンジ”が話題のローソン(コンビニはあまり行かないので詳しいことは知りませんけども)もビックリの盛りすぎ具合。

 

.

掲載されている写真も本当に素晴らしいものばかりでした。

僕もローソンに負けずにたくさん載せてご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

(ジャコメッティ発見!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらの写真の背景には、その国それぞれの文化や暮らし,宗教だけでなく、その時の世界情勢や社会問題なども存在します。

観るものが持つ知識や教養の深さによって、その1枚の写真から入ってくる要素が視覚的な芸術性だけでなく、その被写体から浮かび上がってくる時代背景やシャッターを切った写真家の思いにまでも考えが及んでいきます。

 

.

写真集を収集するのは僕の趣味のひとつなのですが、最初の頃はファッション写真家の写真集やファッションブランドの出す写真集などを中心に収集していました。

もちろん、それらは今も興味あるし好きなのですが、だんだんとより芸術寄りの写真や、その時代,その社会を捉えるような写真を撮る写真家の方に強い興味を持つように変化していきました。

 

この写真集も20代の頃の自分では高いお金出してまで手に入れたいとは思わなかった筈です。

でも、今なら喉から手が出るくらい手に入れたいと思いました。

 

ここに掲載されている作品を一枚ずつ丁寧に観察し、世界のことや社会のこと、そして人間の本質についてももっと学びたいと思います。

 

本書はお店に置いていますので、ご興味のある方は待ち時間などにぜひご覧くださいませ!

Medium Layer Hair

2024.06.21.

Posted on 06.21.24

blue sky

2024.06.20.

Posted on 06.20.24

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted on 06.20.24

Mens Hair

2024.06.20.

Posted on 06.20.24

Posted on 06.19.24

ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、ラース・フォン・トリアーなど、名だたる映画監督から信頼された撮影監督,Robby Mullerの写真集『Polaroid』を3度目の復刊となる今回ようやく手に入れることができました。

 

 

今回のリリースでは、ミュラーのポラロイド写真をエクステリアとインテイリアに分けたスリップケース入りの2巻セットとなっております。

 

 

.

中の写真を少しご紹介したいと思うのですが、いかんせん本が硬くてサイズも小さいこともあって、一人でページを広げながら撮るのがメチャむずい、、、

 

 

でも、写真はとてもかっこいいから、皆さんにもうご少し紹介したい。

 

.

という僕の無欲で献身的な思いが、オッペンハイマー級のアイデアを生み出しました。

 

 

 

右サイドから戻ってこようとするページを撮影していない方の書籍で重し変わりにし、左サイドは日本料亭の女将のように繊細に丁重に指を使ってそっと押さえる。そして忘れてならないのが空いた右手を利用して片手でスマホを構えてシャッターを切りました(左利きなのに)。

 

本誌にご興味のある方は、ぜひご来店いただいた際に実際手に取ってその本のカッチカチ具合を味わってみてください。

ロビー・ミュラー最高!

Hair Arranges

2024.06.19.

Posted on 06.19.24

hang all snaps

2024.06.16.

Posted on 06.16.24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bob Hair

2024.06.16.

Posted on 06.16.24

weekend navigation

2024.06.15.

Posted on 06.15.24

いつもV:oltaをご利用いただき、まことにありがとうございます。

 

今年のサマーソニックは、大阪会場は万博公園で開催されることになっています。

僕は誰が出ようが仕事なので、興味のあるアーティストの出演情報くらいしか把握していない体たらくぶりですが、お客様から聞く声としては国内外のアイドルやアイドルかぶれ乱立のラインナップでコアな音楽好きの為のフェスではなくなってしまっているとのことです。

 

でも、そうした結果チケットは完売するという、、、

繰り返される諸行無常…

向井秀徳さん、これが冷凍都市の暮らしってやつなんですか?

 

.

ということで今年サマソニに呼んで欲しかったバンドの一組, Fat DogのP.V.を貼ると共に、明日、16日(日)はまだご予約に比較的空きがありますというご案内をさせていただきます。

 

お時間のある方は、ぜひカットしにいらしてください!

 

 

 

Posted on 06.15.24

『マイノリティ・リポート』や最近では『ザ・ホエール』などにも出演したイギリスの俳優(女優),Samantha Mortonと、〈XL Recordings〉の主宰者でもあるプロデューサー,Richard Russellによるプロジェクト,SAM MORTONのデビューアルバム『Daffodils & Dirt』

 

 

今回のコラボレーションは、BBC Radio 4のラジオ番組『Desert Island Discs』(無人島に持っていく音楽をゲストが選曲する番組。なんて素敵なコンセプトでしょう!)にSamantha Mortonが出演した際、それをたまたま聴いていたRichard Russellがその選曲の良さに驚いて彼女に連絡したことから始まったそうです。

 

そして完成された本作も、Richard Russellの目の付け所の鋭さに「さすが」と賛辞を送りたくなるようなセンス抜群の音楽に仕上がっています。

 

これは美容師とお客様の関係にも言えることですが、“感覚が合う”というのはとても大切なことです。

 

僕がV:oltaを立ち上げた当初から一貫して大切にしたいと思っていることは、当店に通ってくださるお客様はもちろん全員大事なお客様で、差別なく色んな方に通っていただきたいと思っているのと同時に、関西(なんなら全国)にいる感性の豊かな方達の繊細な要望にも応えられる美容室でありたいということです。

 

音楽のレーベルも世の中にたくさんありますが、特に海外ではレーベルに所属するアーティストがそのレーベルの特色を表すかのように作品を発表します。

アーティストの音楽性の変化に合わせて、所属するレーベルが変わったり、新作をリリースするレーベルが変わったりということも頻繁に起こります。

 

日本の美容室は音楽のレーベル数よりも遥かに数が多いですが、世の中全体が時代に流されやすい現代だからこそ、V:oltaはこれからも自分らしい感性を大切にしている方にとって、ヘアスタイルにおいてもセンスにおいても信頼していただけるような存在の美容室でありたいと思っています。

話が音楽から逸れましたが、本作の二人の馴れ初めを知って、僕も初心を改めて見つめ直しました。

 

本作もとても素晴らしいアルバムなので、ぜひご視聴してみてください!

 

 

 

 

One-length Long Hair

2024.06.15.

Posted on 06.15.24

caps & hats

2024.06.14.

Posted on 06.14.24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted on 06.13.24