Posted on 04.18.25

イギリスはブリストルの4人組バンド,Quadeの新作『The Foel Tower』

 

 

1日の日照時間がほとんどないというウェールズ地方の山の谷間にある古い石造りの納屋にこもって作られたという本作。

 

アルバムを聴いていると、アートワークにあるような素朴で便利過ぎるものは何もないような環境に自分がいる情景が脳裏に浮かんできます。

 

寂しさと温かみが共存しているような土着的なポストロック。

とても良いです。

 

 

Posted on 04.18.25

Semi-long Hair

2025.04.18.

Posted on 04.18.25

Posted on 04.17.25

Posted on 04.17.25

『アンゼルム・キーファー ソラリス』展を観に京都へ行ったついでに、観たかったアラン・ギロディ監督の映画が京都シネマで上映されてたので、時間を合わせてスケジュールを組んで観てきました。

 

 

アラン・ギロディーの作品は3つ上映されていますが、僕が観たのは『ミゼリコルディア』です。

 

セクシャリティとサスペンス。

本作に“コメディ”という表記があるのは、相当ブラックユーモアな解釈だと思います。

 

アメリカ映画とかでコメディというと、誰にでもわかりやすいエンタメ要素の強いものが一般的です。

日本のお笑いとかもそうです。

 

でも、本作みたいなヨーロッパの作品では、コメディと言っても知識や教養が必要になってくるものも多いです。

それにダークユーモアの表現手法も多種多様で、それらの感性を見ているだけでも面白いです。

本作は特に度肝を抜かれました。

 

 

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ミゼルコルディアとは“慈悲”を意味します。

 

本作のストーリーは、パン職人の主人公が、師匠の葬儀のために久々に故郷を訪れるという話。

葬儀が終わってもその場所にしばらく滞在したり、セクシャリティが関わってくる設定は、グザヴィエ・ドランの『トム・アット・ザ・ファーム』を連想しましたが、ギロディーの本作はドランのそれよりも人間関係やそれぞれの感情を複雑で繊細に描いています。

 

 

ギロディーの映画は、映倫を通してないらしく、作品にモザイクをかけることをギロディー自身が許可していないらしいのですが(本作もR18指定ではなく18歳以上推奨作品)、本作では神父のそれがモザイクなしで映ることが大きな意味を成していました。

サスペンス映画で、まさか男性器に物語らせるなんて…

 

 

他の作品も観たいのですが、タイミングが合わずに終わってしまいそうです。

Blu-ray化は無理そうだし、JAIHOでもう一回特集をやってくれることを切に願っています。

 

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大阪にも素晴らしい単館映画館はいくつかありますが、僕が行ったタイミングでは京都シネマには大阪のそれらの映画館よりも幾分多くのお客さんが入っているように感じました。

さすがは文化の街,京都だなと思いました。

大阪府民も負けずに文化的な映画も積極的に観に行きましょう!

 

アラン・ギロディーの特集は、大阪の第七藝術劇場でもやってるので、ご興味のある方はぜひ映画館に足を運んでみてください!

 

Mens Hair

2025.04.17.

Posted on 04.17.25

Posted on 04.16.25

昨日のお休みは、久々に京都へ。

ちょうどKYOTOGRAPHIEも開催されている時期でしたが、今回のお目当ては二条城の二の丸御殿台所と御清所を舞台に開催されているアンゼルム・キーファー展を目掛けて行ってきました。

 

 

アンゼルム・キーファーは、ドイツを代表する現代アーティスト。

特にナチス・ドイツの過去やその後のドイツ人の集団的記憶と罪の意識を主題にすることが多く、戦後ドイツ美術において極めて重要な人物です。

 

 

本展のタイトルにもなっている『SOLARIS』は、ラテン語で“太陽”に関する言葉。

太陽はその光で地球にエネルギーを注ぎ込む存在であり、キーファーはこれまでもモチーフにしてきました。 太陽から自然の移り変わりのサイクルが生まれ、また宗教や哲学の出発点でもある。という意味が込められているそうです。

 

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僕が観に行った日は、小雨の降る曇り空の天気でしたが、キーファーの作品にはそれくらい湿った天気の方が合ってるのかなと思ったりしました。

 

 

庭園にそびえる高さ約9mの巨大な彫刻“ラー”

ラーは、エジプトの太陽神の名前です。

小雨の降る曇り空をバックに、「その気になれば、大地を全て沈めるほどの大雨だっていつでも降らすこともできるんだぞ」と言わんばかりの威圧感と迫力がありました。

 

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建物内に入っても最初に待ち受けている《オクタビオ・パスのために》に圧倒されます。

 

 

歴史ある二条城の空間とも合いなって、その場の空気さえもなにか独特なものに感じました。

 

近くで見ても凄い質感を出しているのがわかります。

 

 

内覧会でパフォーマンスを行った田中泯さんによる音声ガイドを聴きながら、素晴らしいロケーションと作品を堪能しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示されている作品は、一部を除いて自然光のみでの展示なので、人によっては天気の悪い日に行くと見辛いと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、アンダーグラウンドな雰囲気の方が好きな僕にはこれくらいの曇り空での鑑賞の方がちょうど良い明るさに感じました。

 

図録は当日持ち帰ると実に重たいというのがこれまでの経験上わかってきたので、事前にオフィシャルサイトで購入しておきました。

 

 

図録を見るのは、実際に作品を見てからにしたかったので、今日から少しずつ復習してキーファーについて理解を深めていきたいと思います。

 

この後、映画館とKYOTOGRAPHIEの展示会にもひとつだけ行ってきたのですが、そのことも時間があれば後日少し書こうと思います。

キーファー展は、まだまだ開催されていますので、ご興味のある方はぜひ京都まで足を運んでみてください!

Spiral Perm

2025.04.16.

Posted on 04.16.25

hang all snaps

2025.04.13.

Posted on 04.13.25

 

 

 

 

 

 

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Long Hair

2025.04.13.

Posted on 04.13.25

Red Orange Hair

2025.04.12.

Posted on 04.12.25

jacket fun club

2025.04.11.

Posted on 04.11.25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Curly Bangs

2025.04.11.

Posted on 04.11.25

ギタリストのGregory Uhlmann,サックス奏者のJosh Johnson,ベーシストのSam Wilkesという超強力な3人からなるトリオのデビューアルバム『Uhlmann Johnson Wilkes』

 

 

ウールマンとジョンソンはジャズを学んでいた学生時代からの友人らしく、アルバムを聴いているとお互いの演奏に対する信頼関係の深さが感じられます。

そして、その二人の才能をさらに別次元へと誘う天才,サム・ウィルクス。

 

ぜひ心地良い春の陽気の中で聴いてみてほしい作品です。

 

 

 

Ponytail

2025.04.10.

Posted on 04.10.25