Posted on 11.01.20

AnOther Magazine の2020 A/W号が届きました!

 

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表紙の写真は、コロナ禍において、カメラマンとモデルとがお互い離れた場所からオンライン上で繋がり、撮影されたものが使われています。

写真の質感がカッコイイですね。

80~90年代のような雰囲気が出ています。

皆が集まって撮影できないのを逆手に取った、見事なアイデアです。

 

 

美容師という職業はあくまでサービス業だと思ってるのですが、お客様のヘアスタイルを作らせていただく中ではクリエイティヴな要素も必要になってきます。

髪質だったり、今の髪の毛の長さや量だったり、ダメージ具合だったり、パーマやストレートの残り具合だったり、理想の髪型に近づけるのに、今の髪の状態という制限がそれぞれにかかってきます。

それを加味して希望のヘアスタイルに近づけていくわけですが、その過程で必要なのは美容師の高い技術力だと思いますが、それ以上にその髪の状態からどういったデザインを導き出せるかというクリエイティヴィティ(イが一杯)能力も仕上がりに大きく関わってきます。

もちろん、仕上がりのスタイルを考える中で、お客様の好みだったり、その時お持ちになられたスタイル写真などの要素も加味する訳ですが、それらを踏まえた上でも結局のところ美容師側の技術や感性なくしては、スタイリッシュな髪型は作れないです。

 

 

(たかが美容師レベルのクリエイティヴとはレベルが違いすぎますが)この表紙の写真のスタイリッシュさも、モデルという素材の要素も当然大きいですが、そこにカメラマンの高い技術力、そして圧倒的な感性というものがあってこそ、感情が揺さぶられるような作品になるのだと思います。

 

ということを踏まえた上で、中の作品も少しご紹介させていただきます。

 

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どれも素晴らしいです。

 

自分がVOGUE ITALIAやAnOther Magazineなどの洋雑誌やアートブックを買って(←重要)読むのも、サブスクで音楽聴き漁って良いと思った音楽は買って(←老後まで開けないですが)ブログ等で紹介するのも、映画を観まくって所有したいと思った作品(←だいたいにおいては既に廃盤)はたとえプレミア価格になっていたとしても株価支えてる時の日銀みたいに強気の姿勢で買うのも、全ては自分の趣味でありつつも同時に仕事の為そしてお客様の為(←ここ重要&強調)でもあるのです。

そうやって都合良く自分に言い聞かせています。

 

その点においては、自分は美容師の中では誰にも負けないと言えるくらいのものはあるんじゃないかと思っています。

 

自信満々に言ってますが「美容師の中では」というのがポイントで、これがファッション業界の人との比較とかになってくると上位1割にも余裕で入れないと思います。

美容師でニッチな人はあまり会ったことがないですが、本屋さんの店員や清掃員の中には超コアな人がいることは知っています。

 

そういう人達に美容師ながら少しでも近づけるように、もっと知識や感性を深めたいです。

 

 

本誌はお店に置いてますので、ご興味のある方はご来店時にぜひご覧になってみてください!