high fashion: designer interview
2012.08.19.
Posted on 08.19.12
雑誌『ハイファッション』に掲載されたデザイナーのインタビューをまとめた本が発売されました!
この本は、5つの章に分けて構成されています。
18人のデザイナーが登場する「デザイナーが、ファッションについて語った」
「日本人のデザイナー」
「外国人のデザイナー」
映画やアート、音楽について語った「デザイナーとカルチャーの関係」
文化学園での「デザイナーによる特別講義」
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まず最初の章「デザイナーが、ファッションについて語った」で雑誌『ハイファッション』でのインタビューが掲載されていますので、まだ読んでない方はもちろん、毎回楽しみに見てた方も、こうして一度に読み返せると今までのおさらいができて、とても良いのではないでしょうか?
巻頭には、写真家のホンマタカシさんが撮影したデザイナーのポートレート集「トウキョウ デザイナーズ ポートフォリオ」が、巻末には、この本に登場したすべてのデザイナーのプロフィールが掲載されています!
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本文にある登場デザイナーのコメントをいくつかご紹介させていただきます。
(インタビューより抜粋)
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ラフ・シモンズ
「私たちがつくった顧客の層は強烈でありながら、ごく小さなものでした」
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ルカ・オッセンドライバー (ランバン)
「彼(アルベール・エルバス)からは多くのものを得ましたが、特により遠くに行くことを恐れないこと、限界はないのだということを学びました」
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ドリス・ヴァン・ノッテン
「たとえば嫌いな花がある場合、なぜそれを嫌うのか、そしてそれを違う方法で使えないかを探ることに、興味があるのです」
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リック・オウエンス
「実をいうと、隠さないといけないほど大事なものはない。私のつくる服についても同様のことがいえます。自分を隠さない人たちの服といえるかもしれません。私の服には、その種の誠実さがあります。」
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ハイダー・アッカーマン
「今のファッション業界ではすべてが代替可能です。クリエーターが去ったとしても、また誰かが引き継ぐ。僕は代替可能ではないものでありたい」
「控えめで着た人の個性が出るようなものこそ僕にとっての成功であり、そこに“自分の印”をつけることには興味がないのです」
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トム・ブラウン
「服には、ウィットも大切。特にシリアスにつくってある服にはね」
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ご興味のある方は、待ち時間にぜひ!