N magazine

2013.03.26.

Posted on 03.26.13

現役明大生が創刊したという話題の雑誌『N magazine』


表紙は、水原希子。


発行人兼編集長を務めたのは、明治大学の3年生・島崎賢史郎さん(君と言うべきか)。

彼は、大学生で作るファッションフリーペーパー「ADDマガジン」出身で、バイトで200万円の資金を貯め、創刊にこぎつけたらしいです。


彼はインタビューでこう語っています。


「大学生のくせに生意気だと言われるかもしれないけど、日本のファッション誌って全然面白くない。大御所も若手も、学生だって全部フラットな立場で、クリエイティブなファッション誌を作りたかった。お金はなかったけど、熱意だけでも多くのフォトグラファーやスタイリスト、アートディレクターの方々が協力してくれた。大学生の僕でもできるんだからって、本業の編集者や出版社を挑発したい」


天晴れだと思います。


この本は去年の末に発売されていましたが、その時は本屋でパラパラと見て、他の海外のファッション誌の方がクオリティが高いと感じたので買わなかったのですが、その後、このインタビューを見て心意気が素晴らしいなと思い、応援したい意味もあり買いにいったのですが、「さすが」と言うか残念ながら既に売り切れてたので買えなかったのですが、増版されたらしく本屋さんに並んでたので買ってきました。


たしかに海外のそれに比べて日本の雑誌は“本当に面白いもの”ほど存続するのが難しいという悪循環に陥っています。

『GINZA』などその中でもセールス面でも頑張れてる雑誌もありますが、全体の中では稀な例なんだと思います。

『VOGUE JAPAN』なんかも本当はもっとトンガリたいはず…


本当に面白い雑誌というのは、作り手が購読者に向けて伝えたいことをフルスイングでやってて、その楽しさが見る側にも伝わってくるものです。


N magazineを見てても、そんな熱気が伝わってきます。


V:oltaのコンセプトも結構これと似てるなと思いました。


ニッチなことをヘアサロンでもやろう!


だから彼のインタビューを読んでて共感できましたし、嬉しい気持ちになりました。


ひとつ言えるのは、ブレずにこだわりを貫き通して仕事ができる(結果が出る)環境で働けるのは、最高に幸せなことです。


V:oltaは、美容室としてそうありたいと心から思います。


そんな気持ちを再認識させてくれるような雑誌でした。


同じベクトルの方は、ぜひ見てみてください!