Posted on 03.14.12

VOGUE HOMMES JAPANの最新号が発売されました!

現在、ファッション界で持ち切りの話題と言えば、エディ・スリマンのイヴ・サンローラン復帰であります!

しかも、今回はイヴ・サンローランの全ラインを統括!

メンズはもちろんのことウィメンズでどのようなディレクションをするのか。

大変興味深いところです!

少し前にピエール・ベルジェによる『イヴ・サンローラン』の映画を観ましたが、やはりイヴ・サンローランといえばオートクチュールのブランドであり、サンローラン引退と同時に幕を閉じたオートクチュールラインなき後も、プレタポルテライン“リヴ・ゴーシュ”を通じてその精神を大切にしてきた印象があります。

その“エレガンス”に“ロック”が融合するのか…はたまた全然違うことをやってくれるのか?

今年の夏のS/S ファッションウィークでは、更にこの話題が加熱しそうです!

そして、今号でもスタイルブックと共にエディ・スリマンの「スタイル論」というインタビューが掲載されています。

とても参考になる内容で、恐れ多いですが共感できる部分が多々ありました!

また明日からのサロンワーク内外でのディレクションに活かしたいと思います。

お店に置いてますので、ご興味のある方はどうぞ!

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エディ・スリマン「スタイル論」インタビューからの抜粋

-あなたのスタイルにとって、欠かせない服やアクセサリーなどはありますか?

「重要とされるのは服ではなく、主体と全体のムードです。服はその一部であって、自然にはまり込んでいくべきものなんです。さらに、スタイルとファッションは一緒くたにされてはならないと考えます。ファッションはもっと瞬間的で全面的。ですから私はファッションに取りつかれることもありません。ただ、選択する対象や周囲の環境など、私のやることすべてにムード、またはバイブが存在しています。」

-以前、写真撮影をする際、ヘアが重要だとおっしゃっていたことがありましたが…

「ヘアは最も重要に定まっている要素かもしれません。ヘアがフィーリングとヴィジュアルを決めますし、音楽やサブカルチャーについて明快に、ときには複雑なそれも表現します。また、髪型一つで服の印象もドラマチックに変えることができます。」

-やはり音楽はスタイルを語るうえでも重要なインスピレーション源なのですね?

「物心ついてからは常に、音楽が頭の中にあります。常に頭の中で曲が流れています。ヴィジュアルも私にとっては歌、それか歌の一部分なのです。」